全国の聖母の皆さま
そういや超ウケたのだけど、
母の日の翌日、母親から電話があって
「昨日はお花ありがとう。すごくきれい。(ここまで2秒)
でさあ、
あのマリアさまってきれいだけど、
アレ食べれるの?」
アレとはこれのこと。
母よ、、、、、
あなたはこれを食べ物だと、、、、
「それは食べれないよ、まさか口に入れたの?」
ちょっとボケたのかなと思いつつも、
わたし子どもの頃、おじいちゃんのところに来たお客様が、
「はい、これはお嬢ちゃんにね!」と渡してくれた
すーーーーーーーーーごくきれいな、それまで見たこともない、
それはそれは美しいフロスティに飾られた(形容のしようがない)オレンジとグリーンの2本の
きっとどこかの国からやって来たキャンドル
を、包みから開けた瞬間、パクッとかじって
「わ!なんだこれ!」
となった、あの日のことを思い出した。
歯についたロウをペッペと出したあの日のことを。。。。
あまりにきれいで、その時はそれがロウソクだなんて!
小さなわたしは思いもつかなかった、、、、、
おかげで、美しいキャンドルには一瞬にして
わたしの歯型がついた。
少し大きくなってから
なんでこんなもんを食べようと思ったのだろう???
って気持ちで眺めたことさえ、鮮明に思い出した。
母よ、、、、
あなたは、あれをかじろうとしたのか、、、、、、?
「食べないわよ!
なんかおかしいと思って
口に入れる前に、聞こうと思って電話したのよ」
とのことだった。
よかった。
実によかった。
「ほら、あなたがまたフランスだかイタリアだかで買って来たのかと思ってさー」
母よ、、、、
わたしは最近フランスにもイタリアにも行ってないことは知ってるのでは?
「違うよ、、、」
「あらそう!
じゃ、飾りね!
わかったわ!食べなくてよかったわ。
ホラあなた、落雁とか和三盆とか好きじゃない?それかとも思ったのよ。あははははははははは」
脱力するわたしをよそに
「よかったわ!ありがとう!(ガチャ)」
母は妙に機嫌よく、
このマヌケな笑いが、マリアさまによってもたらされたものだとすれば
彼女も、なかなかシュールだな、、、、と思った。
ちなみにノートル・ダムが焼けた時、
日本時間の朝、父親は電話をかけてきて
「パリが大変なことになっちゃったぞ!」と言った。
「知ってるよ、ネットで中継見てたもん」と言ったら
「なんだ!お前はどうせ寝ていて、起きたらショック受けるから知らせてやろうと思ったのに(がっかり)」
みたいな、「わけのわからない気遣い(爆笑)」をみせていたが、
母親はどこ吹く風だったw
マリアさま、
後は任せた!
言っとくけど、うちの母は手強いよw
あ、
母の日は過ぎたけど、
マリアさまたちはいつもあなたのところへ着任スタンバイ中です。
読んでくれてありがとう!
またね!