KAORISSIMA by メッセージを伝えるアクセサリー

by KAORI OSANAI

みんな自分のクリエイティビティを過小評価しないで欲しい

 
「クリエイティブな仕事」についてつねづね考える。
 
みんな「クリエイティブな仕事」っていうと、いわゆるクリエイター、何か「制作」の現場についてる感で考えるかもしれない。
「制作カテゴリ」は確かにクリエイターではあると思うんだけど、
それだって、クリエイティブなクリエイターと、そうじゃないクリエイターがいる。
簡単に言うと、フォトショップとイラストレーターが使えればクリエイターと呼べる職業にはなる。
それだって、ツールの使用スキルのランクがあるわけだけど、
仮にツールをめっちゃ高度なレベルで使えたとしても、それがクリエイティブかどうかは別な話だ。
 
これはもちろん他の分野でも言えることで
服飾デザイナーと、単なるお針子さんは違う。
デザイナーに求められる資質とお針子さんに求められることは違う。
 
服飾業界はデザイナーだけでは成り立たず、イメージを忠実に具現化するお針子さんがいなければ成り立たない。
さらに言ったらディストリビューターとかマーケティングとかそりゃもうたくさんの役割の人々が必要なわけだが、その話ではない。
単なる例え話だ。
 
さらにお針子さんの中にもクリエイティブなお針子さんと、そうじゃないお針子さんがいるはずだ。
後者は、与えられた課題をこなして終わる。
一生をお針子さんで過ごすことが悪いわけではないし、
もちろん誇るべき仕事、誇るべき技術だと思う。
 
じゃ、クリエイティビティって何かっていうと、
問題意識、課題意識をもって、かつそれを解決できるかどうかってことは
ひとつの絶対条件だと思う。
 

定義(のひとつ)としては、

言われたイメージに沿ってやること=努力

自ら世界観を作り出すこと=クリエイティビティ

クリエイティビティさえあれば、わたしたちは目の前の「問題」を解決することができる。
 
ある人は、持って生まれた突飛な発想力で、それを解決するかもしれない
ある人は、課題を隅々まで深掘りすることによって、それを解決するかもしれない
ある人は、破れかぶれみたいな心境で取り組むことによって、それを解決するかもしれない
 
大事なのは、
ルーティンや、定石とされていることに対して
どれだけ疑問を持てるか、だと思う。
「定石だから」に疑いを持たない限り、一生をお針子さんで終わる。
 
 
もし、あなたが
主婦とは限らないにしても、ほぼ毎日、食事を作る立場にあるとして
毎日毎日本を見て、レシピを読み、そこに書かれた食材と調味料をわざわざ調達し、分量通りに作ることが好きなら、この話はどうでもいいかも知れない。
でも実際、そんな人は少数派なはず。
誰でも、作っているうちに「自分レシピ」になるはずだし
長くやってりゃ「今、そこにある食材」をなんとなく組み合わせて、即席に美味しい一皿を作れるはずだ。
「今そこにある食材」で、美味しい!と思えるものを作り出したことのある人は
もれなくクリエイティビティを持っている。
そのことは、軽く受け止めない方が良いと思う。
日本には「手抜き料理」という、不愉快極まりない言葉が大手を振っているせいで
みんな自分のクリエイティビティに気がつかない。
わたしに言わせりゃ、手抜き料理などというものは存在しない。
特に我々クラスのオバハンがその言葉を使うならその罪は大きい(これも老害の一つ)と思っている。
 
 
クリエイティビティは何にでも応用が効く。
 
今ある課題を「しょうがないよ」で済ますのが好きか、
どうしたらもっと楽しくなるのか、あるいは楽になるのか、素敵になるのか
あるいは、何と何の条件を満たしていればそれは成り立つのか、
などと、まず考えてみて欲しい。
 
そうすると、「できない」「仕方ない」にこだわるフェーズはおしまいで
「どうすれば?」に関心がいく。
 
だって、ひとつだけははっきりしていて
もう「定石」通りやっていることなんて、
何ひとつ面白いものはない。
何も解決しない。

正確無比なお針子さんは素晴らしいけれども、
AIがやってきたら立場を奪われるレベルであるなら、
あんまり楽しい未来は描けない。
 

それからクリエイティブ(創造性)とプロダクティブ(生産性)も

同じ作って生み出すことだけどまるで違うこと。

こちらも生産性だけなら、AIに任せておけばいい話であることは間違いない。
 
 
「定石の壁」は誰かが壊すことを期待するよりも
「壊せるところは自分で壊す」以外にはない。
ベルリンの壁だって、結局は、ハンマーを持った人が壊した。
 
 
まあなんとなく、そんなことを今日は書いておきたかった。
目に見える世界を変えるために、クリエイティブでいきましょう。
 
 
 
読んでくれてありがとう。
 
またね〜!
 

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