KAORISSIMA by メッセージを伝えるアクセサリー

by KAORI OSANAI

AI美空ひばりさま〜歳をとるとわかることってあるのよね

 

紅白にAI美空ひばりさまが出場なさるらしい。

実は人知れず楽しみなの。

あの番組(「AIでよみがえる美空ひばり」)見た人いる?

わたし号泣した。余韻がすごかったの。すごい番組だと思った。

それで、きっと紅白に出るんだろうなって思ったの。

年末までには時間があるからAR的にもかなりブラッシュアップされてくるだろうし、別な曲も増えてるかも知れないわ。

わたしとしては絶対やって欲しいのが「AI燦燦」よ。

 

 

番組がすごいと思ったポイントはたくさんあって、簡単には言えない。

まずとにかく、あの歌を聴いて、わたしは不覚にも涙がこぼれちゃったのよ。

会場のおばちゃんたちが泣いているのを見て、さらに涙止まらなくなったわ。

https://www.youtube.com/watch?v=nOLuI7nPQWU

 

 

これね、ひばりさまの声の再現以前に、詞にやられた。最初のフレーズの入りからしてグッときたもの。

作詞はね、秋元康さまよ。

彼については、みんな思うところあると思う。

で、わたしは今回思った。

こんな詞をかけるほど繊細な心のひだを持った人が、

同時に握手券商法もやっている。

逆に言うと、えげつない商売をやりながらも、こんな美しさを表現できる感性も、きちんと保持している。

それってすごいことじゃない?

あの人、つまり、要するに天才なんだな。

ものすごい才能だと思った。

 

 

すごいと思わされた点のもうひとつは「ファンのおばちゃんたち」よ。

最初に曲のデモを聞かせた時の反応。

わたしなんかだと「すげー!ひばりじゃん」ぐらいに思ったのに、おばちゃんたちは絶対に首を縦に振らない。

「こんなのひばりちゃんじゃない。あの人の声はもっと、、、(略)」と語り出したシーンに

わたしグッときた。マニアックなポイントだと思うけど(笑)

聴き込んでいる人、生で歌を聴いた人、彼女の振動数を肌で体感した人でなければわからない指摘だと思った。

おばちゃんたちはひばりさまの出す「倍音」と「ゆらぎ」を確実にキャッチしていた証拠で、わたし結構「聴覚の人」なのに、ちょっとわからなかった。

このおばちゃんたちの中には、ひばりさまはまだ歌っているんだなって思ったの。

で、多分日本全土のおばちゃんやおっさんたちの心の中に、彼女の歌は生きているんだろうって考えたら、

なんだか知らないけど、むしょーーーーーーに感動した。

 

 

それと、番組とは別に、わたしに衝撃が走ったのは、

ひばりさま亡くなった時、52歳だったんだ!

という事実よ。

ちょっと待って、あの東京ドームって、つまり、今のわたしの年齢じゃないの。

今の今までそんなこと、考えたこともなかったから、

さあさ、これからいろいろやっていこう!なんて思っているわたしに、かなりガツーンときたわ。

何が来たのかはわからない。

 

 

それで、急に気になって、検索して、見てしまったのよ、これ。

 

そこにあったのは、死が間近に迫る人間が、魂のすべてを絞り出している姿だったわ。

「命を燃やして歌っている」という以外にはないよ。

 

ここで死んでもいい、と思ってやっている人間の持つ尊厳を感じて、あーそういうことだったんだなー(当時知らなかった)ということを少し、反省した。

これまで「なんか品がないんだよな〜」としか思っていなかったことが、やばい、ダメじゃんわたしと思った。

 

なんかさー、歳をとるとわかるようになるものって、あるんだな〜と思った。

昔は受け入れられなかったもの、別にと思っていたもののすごさがわかるようになってくる。

それを話したら、若い友達に

「じゃあ、いつかジャニーズとかも好きになるんじゃないですか?」て言われたわw

それは、ない。

そーゆーのは、ない。

 

 

彼女が亡くなった時のことは、よく覚えている。わたしはまだ大学生だった。

日本列島に激震が走ったって感じで特番だらけだった。

でもそんな騒ぎを遠巻きに見ながら、亡くなったと言っても、もうおばあちゃんだし、ぐらいの受け止め方だったわ。

彼女の歌に親しんでいなかったこともあるけど、そんなに若いのに!なんて風には、微塵も思っていなかった。

ひばりさまの棺が自宅を出る様子は生中継されていて、自宅前をきちんとした喪服姿で集まった数千人のおばちゃんが、みんな泣きながら、霊柩車に手を合わせて、「ひばりちゃ〜ん!ありがとう!!」って口々に絶叫していたのよ。

おばちゃん世代のアイドルだってことはわかったけど、当時のわたしには異様な光景に思えていた。

ちなみに似たような光景はX JAPANのヒデさまが亡くなった時の騒ぎかしらね。若い人たちが沿道で泣き崩れる。

 

それがいかにすごいことなのか、楽々理解できるようになった今、

当時のわたしが、世間というもの、生きるということをまだ知らない、ただの若いバカだったんだな〜って、懐かしく思う。

52歳でわたしが死んだって、星の井通り(うちの前の通り)が喪服で埋め尽くされるなんてことはあり得ないけど、

でも、誰かに「ありがとう」って言ってもらえるようには生きたいものだなあ、と思う次第。

 

 

それから猛烈にひばりさまについてyoutube見たわ。

だからめちゃくちゃ詳しくなった(笑)

 

でもね、

でも、

やっぱり藤圭子の方が好き。

あの心地いい声が、脳にこびりついて離れない。好きすぎる。

声なのよ。歌詞じゃない。

ひばりさまの声は、わたしは長く聴けない。藤圭子の声はずっと聴いていられる。

そんな感じ。

 

 

 

まあ、二人ともちょっと桁違いの天才よね。

天才は長くこの世にはいられないの。

そして、すべての芸術の中で、音楽は最も至高に位置していると思う。特に、歌ね。

なぜかっていうと、音楽だけは永遠に残るのよ。

一度人の脳内に入ったら、絶対に消えないし、いつまでも脳内で鳴り続ける。

そして歌(メロディ)は再現性がある。自分で歌って、他の人に伝えることができるからね。

絵画やなんかだと、そうはいかない。

そういうわけで、本物の歌うたい、天賦の才能を神から与えられた者っていうのは、本当に過酷なものだと思うわ。

結構残酷だと思う。

 

そんなわけで、まあ、実際紅白を見るかはわからないけど、ちょっと楽しみにしているのよ。

でもいっそ、AIだけの紅白にすればいいじゃないのって思ってるw

 

 

 

読んでくれてありがとう!

 

 

またねー!

 

 

 

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