いつもキッパリ申し上げているが、わたしはテキトーな人間だ。
そうはいっても、「テキトースキル」が極めて高いから、頭の中は大抵スッキリしている。
今日はアレをやる、または今日はやらない。
それはダラダラしてても構わない件と、納期やらなにやらを見据えて今日やっとかないとやばい件など、信じられないぐらいキチッと計算が立っている。
にも関わらず。
最近のわたしは追われに追われて、何が何だかもうよくわからない!という状況真っ只中なんじゃなかろうか!と昨日思った。
ある意味、鉄壁のテキトースキルに赤ランプが点滅した危機的な状況と言ってもいい。
しかし昨日、さらに考えた。
わたしが何に追われてるのかっていうと、それはわたし自身なわけで、
でも「わたし自身というもの」はどこからどこまでがわたし自身なのかは非常にあやういわけなので、
いったい何じゃこりゃあ by 松田優作
つまり「わたしの危機」なんじゃないのか?
だってわたしは「アートライフ」by デイヴィッド・リンチ に必要な時間を愛する女。
生産的じゃないことのために時間を使うのが好きな女。
それなのに。
次から次へと出てくるアイディア。でかいものからミニミニまで。
そしてさらに現在進行中のアレやコレ。
で、コレをやってるのに、脳の半分ぐらいでアレとかアレとかアレを考えているので、脳内消費電力がハンパない。
結果として、心の効率が悪くなってる。追われていると感じるのはそのせいだ。
クッソーーーーーーー!
何かに取り込んでいる間は他のことは考えてはいけない。
考えるな、俺!!!目の前のことだけやれ!
と、自分に命令して自分でハイと答えた。
というわけで、
そんな超もやもやして、しかもひさびさの偏頭痛薬まで飲んだ昨日は、夕方偶然にも敬愛申し上げる新庄剛志さまのyoutubeライブを見た。
そしたらわたしも投球練習をしたくなった。
わたしもプロ野球を目指したくなった。
すごくない?そういう気に人をさせるって。
彼は地上に現存する人間の中で、わたしが心の奥底、というかわたしのソースエネルギーのすべてから愛と尊敬のまなざし、そしてちょっとだけ似た香りを感じる唯一の人物だ。
まー、見てたらやな気分はどっか行った。
ライブについたコメントから、彼が本を出したことを知り、速攻でkindle版を買い、速攻で読了したら、
たちまち、心に泉が湧いた。
現存するジーザスみたいなもんだろう。
読んだ方がいいよ。「引き寄せ」とかなんとか、しょもない本読むよりよっぽど参考になる思考法がわかるよ。
本当に「不幸を寄せ付けない生き方」のお手本のような人物。
だけど思った。
47歳で明るくプロ野球選手を目指す彼の姿に、もはや勇気付けられる同年代なんかその辺にいないんじゃないかしらね。
この閉塞感に喘ぐ社会において、彼に勇気付けられるのは若いやつらと、ごく少数のわたしのような変わり者ぐらいで、
その辺の、マスクしてるおっさんオバハンにとっちゃ、むしろ迷惑ってゆーか、えらく劣等感を刺激される存在なんじゃなかろうか。
だって、年齢とか境遇とかを言い訳にできなくなっちゃうもんね、彼みたいな存在がいると。
新庄は金のシャベルでクソから抜け出そうと言ってる男。
シャベルの使い方を教えてくれて、場合によってはシャベルも配布している。
若者よ、子供たちよ、そして変わり者どもよ、そのシャベルを受け取るがいい。そして掘りに掘って進んでいくがよい。
しかしその辺のマスカーにとっては、もはやクソの中にいて、何もしないで世の中がクソと叫んでる方が遥かに楽なんだ。
・・・・などと最近のジャパンを見てりゃー思うわけ。
しかし、それでいいとも思う。
クソの中に埋没したい人はどんどん埋没していればいいし、金のシャベルを手にする人はどんどん掘ればいい。
シャベル派は埋没派ともう交わることはできないし、お互いに余計なお世話なんだから。
しかしわたしはシャベルを持つからには、掘りに掘る以外、道はないわけで、構わず掘らせていただきますよ。
そして同じようにシャベルを手にする人たちと、連携して掘って行きたいなと思う。
ま、そんなわけでございまして、今日はやることは一向に減りゃしないものの再びスッキリした気分で。
クソから抜け出すバスソルトのプロジェクトは着々と進んでいますよ。
ほとんど最終段階にきてます。
トートバッグも進んでいます。
それからまた別な構想があるんだけど、それを書いたらそっちに気が取られるから言わない!!!
ほなまた!