非常に真面目な話です。
先日の合宿では、あらためてマリアグリッドの力の凄さを目の当たりにしました。
自分で作っておいてアレなんですが、
いや、むしろ自分で作ったからこそ余計、わたしはマリアグリッドの力に「一縷の懐疑的な気持ち」をもっていたいと思っていて、
第三者の目で検証しないと気が済まないし、「すごい、すごい」と言いたくないというか
でも一方では、そのすごさは確実に自分がよくわかっているわけでして、すごいとわかっているからこそ、より懐疑的な姿勢を持つべきだと思っている、
ということなのかなー、と、正直このアンビバレンツな両面を大切にしているわけです。
なので、新種を造り出すことには非常に慎重でいる。
コズミック(宇宙)バージョンを出すときも、(作ればいいというものではないから)非常に慎重でした。
この辺の心理は自分以外には当然わからないでしょうから、割と軽い気持ちで、仮に「真っ黒なのが欲しい」とか、「ラメ入りが欲しい」とか言われてもすべて受け流すというか、一切の聞く耳を持たないようにしていたわけなのです。
(言うのは自由だけど、作った結果がどうなるかわからないでしょ、と思っているので)
ま、ただ、こういうものは、いわゆる「ひらめき」、俗に言う「降りてくる」状態というか、
全く説明できませんが、すべてタイミングが揃った時にできる、つまり意図して計画的に生み出すことはないわけです。
で、合宿は検証に次ぐ検証で、なんとなくの仮説解明が進む中で
「マリアさまを螺旋状に配置したらどうなるのか」
という単純な興味が一同から出て、螺旋状に並べた時のエネルギーの広がりを検証したい、というだけのことですが、
もちろん制作上、それは可能なので、「やってみよう」と思いました。
この時点でわたしは間違いを犯したと思う。
そして帰宅後すぐ試作に取りかかったのですが、そしてかなり大変な思い(全身に流れる何か強烈なもの、頭じんじんする感じ、鼓動が早くなる、体が熱くなり、急に寒くなる、あと言葉にできないとにかく強烈なもの)をしながら完成させたのですが、
制作途上でも、すでにわたしは、それを作ったことを後悔した。
頭、というか、たぶん松果体が開きすぎてバカみたいに疼く。
あまりにも強烈すぎて、手に負えないものができてしまったのです。そして寝込んだ。
エネルギーは強ければいいってものじゃなくて、松果体はひらけばいいってものじゃなくて、振動数は上がればいいってもんじゃない。
実際、急激に松果体を開くワークをしたせいで発狂してしまった(本当に)人のことをわたしは知っています。
このプロセスで、すーごくいろんなことを考えさせられた。
これ、つまり原発と同じで、人の手で作ったものではあるけれど、一旦作ってしまったら、もう人の手ではどうすることもできない。
このまま、これがここにある限り、どうなっちゃうの!はすぐに思いました。
こういったもの(モノだけではありませんが)を、神社なんかで丁重に封印したりしているのだろう、という実感も得ました。
こういうエネルギーは発生したら、それを止めるスイッチはありません。電気で動いているわけではないから。
それで仕方なくというか、反対周りの螺旋で翌日もう一体作って、エネルギーを拮抗させようとしましたが、消し合うようにはならず増大する一方。
わたしは心拍数?血圧?上がりすぎて死ぬかと思った。
海に行ってアーシングをしても焼け石に水。
そのまま、現物は紫鯨亭なおさんに送り、検証してもらうことに。
今連絡が来て「もしかしたら封印かもしれんね」ということでした。
こういう怪物のようなエネルギーはある。
「今わたしの家に、とても恐ろしい神がいる」という感じでした。
だから畏怖の念を込めて、できたそれを「螺旋神」と密かに名付けた。
わたしは慎重だったはずなのに、単にクリエイターとしての興味が勝って、とんでもないものを作ってしまった。
・・・・ということは、わたし自身がマリアグリッドをナメてたってことでもあるわけで、非常に非常に非常に非常に反省した。
科学者が、興味に任せて突き進んで、クローンを生み出した心理に似ている。
「これを、こうやったら、どうなるんだろう?」
それは善意でも悪意でもなく、単に興味だ。
興味ドリブンでものを進める人を絶対に責めることはできない。だって、興味なんだもの。
わたしだって恐ろしい結果を生むと知ってりゃ、やらなかった。
だけど、そこには何らかの線引きが必要で、人間が犯してはいけない領域というものが確実にある、と身を以て知った次第。
わたしは今めちゃくちゃ反省しているし、自分の中にきちんと線を引くことをしようと決めた。
たぶん、それが本当の意味でわたしの生命線になるんだろう、とさえ思った出来事。
あらためて表明しておきますが、「そういうものを生み出したわたしってすごーい!」なんて思っていない。
マリアグリッドはたまたまわたしのところに授かっただけ。
それで自分が受けた恩恵を、みんなにも分けたいと思っているだけ。だって確実に力を持っているから。
しかしその力を不用意に増大させたりしてはいけないんだよ。
つまり頭で計算したことをやってはいけない。
なんというか、聖書にも出てくるけど、
(結果的に)神を試すようなことはしてはいけないんだよ。
というわけで、できた「螺旋神」は写真も掲載しません。
ちょっとガウディっぽくしてやろうと思った自分、バカ。調子に乗りました。
わたしにも、怖いと感じるものがあるんだ、ということを知った、2020年、冷夏。
反省しきり。
みんなには安全なものだけ提供いたします。
いや、マジで。何よりそれが大事。
しばらく自分を見つめることにする。
読んでくれてありがとう。
ではまたー!