KAORISSIMA by メッセージを伝えるアクセサリー

by KAORI OSANAI

心を通わせるということ

非常に真面目な話です。

ザマーテレサ愛の無差別攻撃だが、お電話をくださる施設もあれば、無言のところもあるんだなーと思っていたところ

今朝、佐川急便が来て、見たらある施設から「送り返されてきた」。

そこにはお手紙が入っていて、超要約すると

カトリックのわたしたちにとって、このようなものは見たことがない、手紙は読んだが、どう使うのかもわからない。

失礼とは承知だが、誰だかわからない人からの、わからないものは受け取れないので、返送させていただきます。

これを喜ぶ他のところが使えばいいと思う。

という内容だった。

 

その手紙の書かれ方からは若干の嫌悪感すら受け取れた。

普通ならショックだ。が〜〜〜〜〜ん!だ。

しかし今回のわたしはそうでもない。(冷静なわたしを俺2号が冷静に見ていて、おお、さほどショックでもないな、と驚いた)

当然のごとく錯綜する考えを、非常に冷静に整理した。

贈り物に添えた手紙はそれなりに誠意が伝わるよう書いたつもりだ。実際、お電話くださったシスターにはじゅうぶん伝わっていた。

でも、もしかしたらその施設には、全国からわけのわからないものが届いて困っているのかもしれない。

あるいはカラフルなマリアさまではいけないと考えているのかも知れない。

そしてわたしは、さしでがましいことをしているのかも知れない。それはそうだ。しかしわたしに悪意はない。

そして、この施設はある修道会によって運営されているいわばホールディングスの1施設で、

同運営の他の施設にも送ろうと考えているから、これを放置したら、送るときにわたしに若干ビビリが発生してしまう。

それなら、あのお電話くださったシスターのところにすべてを送って、そこからお繋がりのところに配布してもらうのはどうか?

など、まで考えた。

しかしそれではこのザマーテレサ企画自体が力を持たなくなってしまう。

 

昔のわたしだったら、この嫌な気持ちに対して屈しただろう。

そして、何が真実かわからないまま、忌避して、「わかってもらえなかった」と心にトラウマを残すだろう。

それこそが「負」の感情というものだ。

だったら放置しない方が良い。

 

それにしても、にべも無い手紙の代わりに、どうして電話をくれなかったんだろう?

そしたら説明できたのに。

 

あれ?あ、そうか。わたしが電話すりゃいいことじゃん。

この施設長あてに電話をして、話をしてみよう。

そう決めるまで、荷物の受け取りからわずか5分もかからなかった。

 

そうだ、電話だよ。

少なくとも20年ぐらい前まで、「電話」は普通のコミュニケーションツールだった。

それが今では、一方的に言いたいことをカタカタ入力しては、ボタン一発で「投下」するのがコミュニケーションになってしまっている。

ボタン一発。

原爆だって、ボタン一発で済まされた。

翻ってわたしは先日、シスターから「電話」をもらって嬉しかった。

行ったこともないその施設の由縁や立地のお話などを聞き、目の前に景色が広がった。

そうだそうだ、電話だよ。iPhoneて、これ電話でしょ?

 

いつも思うことだが、カトリックのシスター達は声が綺麗だ。

声の質というよりも、迷いのない透明感が伝わってくる。

この施設長からも、それは感じられた。

わたしは、さしでがましいことをして、気分を害してしまったのではないかという恐れを詫びたい、と伝えた。

彼女は、「使い方がわからないから困った」ということを説明してくれた。

「使い方もなにも、ただのオブジェです」

「なんだ!オブジェですか!」

「そう」

「WWWWWWW」

あとはよもやま話的に、伝えたいことをお互い話し、それは想像してたよりはるかに濃いお話になった。

なぜか突然、自分の手からものを作りなさいと言われたので修道院を始めたことまで話すことになったら

「そうですか、そんなお導きの道で、このマリアさまに続くんですね」と、

その意味でこういう方々は理解が早くてありがたい。

「あんまり説明しなくても、マリアさまがすべてを伝えてくださるだろうと思って長々とした手紙を避けたんですけど、伝わらなかったWWW」

「わからなかったけど、わかりましたWWWWW」

「そんな真意なので、お使いいただきたいので、送ってもよろしいですか?」

「はい!」

ホッとした。

「これは長内さんからの贈り物とみんなに伝えればいいですか?」というので

「いえ、むしろマリアさまからの贈り物とお伝えください」と言ったら、二人に笑いがこぼれた。

 

投下アゲインだ。

ボタン一発で済まされた世界に対して、わたしたちには「対話」という武器を与えられている、と思った。

 

今回の出来事を通じて、わたしは自分の成長をすごく感じた。昔の自分だったら、こうはしなかっただろう。

だからめちゃくちゃ良い経験をさせてもらった。

ホントありがたいと思った。

 

ほなまた

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  1. (T^T)
    (号泣)

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