よく考えたら、「坂ノ下修道院」から名前を変えた時に名刺も刷新すべきを、ずっとずっと放置しての今ココでございます。
ついでにマリアグリッドのショップカード的なもの、お求めくださった方に同封すれば、その方が人に紹介するときに便利なやつ、
そーゆーものも必要だよねと思いつつの、なんとなく延ばしに延ばして今日まで来た。
そんな折、友達の食文化プロジェクトで名刺を作って欲しいと言われ、そんならまとめてやっちまえということになった。
しかし!
今回わたしは例の『職業は専業画家』を読み、思うところアリ、モハメドアリ、蝶のように舞い、蜂のように刺す。
プチでリトルな努力をしてみようと思った。
これまでなら、名刺はできるだけすっきりさせて、「パッと見てカッコよけりゃそっちの方がいいじゃん」を優先させたかった。
しかしそんなもんは自己満足に過ぎない。
だからちょっぴり大人の階段を上がるべく、上記のスッキリさに加えて「受け取った人の身になって」考えてみようという気になった。
そう、本を読んで行動を変えたわよ!!!!いえーーーーい!
だけどねーこれはつまり、
情報量多めだけどスッキリ見せる
ための頭を使わなくてはいけない。
「ごちゃごちゃ書いてあるけど、つまりなんだかわっかんねーよ!」
と俺2号の声が聞こえるようでは、それはダメってことだから、わたしの手持ちの人格のすべてを総動員して、ドン疲れになった。
こーゆーもんは考えれば考えるほど、わけわかんなくなる。
そもそもデザイン云々より、
「あなたは何をしている人ですか?」
に対して、適切な答えをタイトルにした方がよろしい。
「起業した社長っぽさ」みたいなもんもクソの役にも立たないし、かといってあれこれゴチョゴチョやってるすべてを一括して表現するには
「デザイナー」でも「クリエイター」でも、はたまた「絵と文章」みたいな素敵な感じからも程遠く、
なんや適切なのがビカーーーっと来るまで待つことにしたら、やってきたのが
「創作活動家」というもの。
この、わかったようなわからないような感じがよろしい。
でもそーだよ、わたしがやってることって、ただの創作活動じゃん。じゃ、それでいいじゃん。
しかし「へー、どんなものを創作してるんですか?」とめんどくさい質問が来たらどうする?そこでエネルギーだー波動だーなんだーかんだーもちょっと違うしなあ。
そーだよなーーー、そこでガタガタ返答する手間がめんどくさいわけだからねえ、、、、、
ということで、またビタっと来るのが降って湧いてくるまで待ち。
待てば海路の日和あり。
そしたら来た。
そーだよ、見えないもんを可視化してるんですって言えば、まあわかったようなわからないような感じにはなるじゃんね?
一般的に名刺って意味不明な情報しかないから、相手の関心を引くことなく、もらった方だって興味ないのにどーでもいい質問しかすることできないんだよね。
それを説明する不毛な会話がめんどくさい自分の事情を鑑みて、
一次情報を提供することで、いきなり本題から入れるようにするためのツールとして、名刺に取り組んでみた。
今現在、これ以上は無理というところまで頭を使った(ていうか実際は頭を使うことをやめてボケーっとした)から良しとする。
名刺なんかすぐできるでしょ?
などとほざいているアナタ!
その名刺は本当に機能しているか、考えた方がいいわよ〜〜〜〜〜〜!
とかなんとか。
ああ、疲れた。
とりあえず入稿してやったわ!
ほなまた