本日は現美の横尾忠則展へ。
すさまじい。。。現存する芸術家の「大回顧展」みたいな点数。
(これらの写真は5年ぐらい前に十和田市美術館で見た時のもの。今回のは撮影禁止だよ)
思えば、こっちが小学生の時から既にポップ・スターだった彼が、いまだ現役で創作を続けているということだけでも、なんたることかと思ってしまう。現在、おん歳とって85歳。
見る者に一切の「わかった風な解釈」を許さない、意味性を拒否したとも言える作品群。
しかし考えてみれば、子供の頃は「意味」なんか考えるわけもなく、ただ「好き!」と思ったわけで。
大人になるにつれて「芸術鑑賞の仕方」みたいなもんを覚えてしまったが故に考えるようになってしまったわけだが、そんな「絵の見方」なんかより、ただただ強烈なインパクトを自分の心理に刻印してくれたということが、わたしに対して彼の最大の功績なんじゃないかと思った。
ちょっと何様感溢れる感想(笑)みたいな書き方だけど、それ以外うまいこと言えないわ。
とにかく、意味のなさみたいなもんをどこまでも追求するっていうのは、誰にでもできそうで誰にもできない。
あ、それから、
『アホになる修行』ようやく読了した。
どうでもいいけど、清澄あたりも随分と変わったな。わたしが勝どきにいた頃に比べてだけど。
でも、夜7時過ぎの都内のむわっとする暑さは変わることなく。
その時間、坂ノ下はすでに涼しい。
今年の夏は、予想通りの短さで、飛んでくるちょうちょの数は減ったように思う。
ほなまた