「マトリックス レザレクション」一応観に行ったら、ただのめちゃくちゃお金がかかったほとんどギャグ映画になってて笑った笑った。
や、ほんとアメリカ映画ばっか見てたらバカになる。(そりゃそうだよ3S政策は完璧だもの)
もともと「ハリウッド系超大作」ってもんがまったく好きじゃないわけだけど、まあ、完全にそのカテゴリのものだった。
「こんな時代に“レザレクション”というたいそうなタイトルがついてるってことは、、、、、」なんて、淡く期待していた俺がバカだった。
そんな期待は完全に捨てて、ま、ネタとして観とくって感じで行ったらいいよ。所詮エンタメ。
あー、唯一「ほほー」と思ったのは、
「どんなに世の中を作り変えても、羊の群れは変わらない。彼らは従順で、服従を欲していて、羊飼いを探しているのさ。全てコントロールされた世界で、安心だとか慰めだとかを欲しがるだけなんだ」
みたいなセリフ(忘れちゃったけど、そんなような内容)が、最後の方に出てくることね。
実際その通りじゃんて思った。
ま、世の中みんな、ほとんど「リアリティのない世界」に生きてるんじゃないのかな。
例えばさ、
ゴロゴロしながらアマゾンのボタン押せば1ミリも動かず商品が買えて、
ゴロゴロしながら価格の比較して、安いだの高いだの、
ゴロゴロしながら、会ったこともない人の書く「レビュー」読んで、使ってもいない製品の良し悪しについて「知ったつもり」になって。
モノだけじゃないよ。
あらゆる現象、ムーブメント。そういったもんだって「流行り廃り」だもんね。
スマホ見て、本当に取材されたかもわかんないような安っぽいまとめ記事見て「わかったつもり」になって、
流行り言葉が出りゃもれなく乗っかって、
どっかの誰かが言ってる「オピニオン」を自分の考えかのように錯覚してSNSで吐き出したり。
その「オピニオン」が変われば、自分のアウトプットもそれに同調させてみたり。
「誰でも」「簡単に」に飛びついて、自分で掘り下げたりはせず、うまくいかないのは指導する側が悪いってことにして。
なんつーか、自分の中に流れる一本の川となるような考えや哲学のベースを持つことなく、
南風が吹けば北側に傾き、北風が吹けば南側に傾きしているようなのが「世間一般」というもので、
「突き抜けて生きよう!」みたいな勇ましいことを言ってみても、「世間一般の範囲内でね♡」みたいな。
ま、そんな人たちの集団なんじゃないでしょうか。
そんな人たちの考える「リアリティ=我がこと感」って、むしろ「生きている実感」をどんだけ回避するかっていう方向に行ってる感じがするよねえ。
生きてる実感って、「幸せ♡」みたいなのばっかじゃないからね。むしろ痛い思いをすることなんだけどね。
でもま、それで幸せそうならそれもまたヨシ、羊さんの群れ。
・・・・そんなような現実を、この2年間のナーコロ騒ぎははっきりと浮き彫りにしてくれました。
いやーーー
“レザレクション”と言いながら、単に人間はいっつもおんなじことを繰り返しているだけ、ただの「ループ」なのでありました。
無限ループされちゃうリピート機能。
だって、みんながそれを望んでいるんだもの。そんなら仕組みが変わるわけないよ。
だから、、、無理やり変えられちゃうんでしょう?
・・・・・・って話が「ムーンショーーーーーっと!」
あー、そうそう、羊さんたちは今回「bot」って呼ばれてたよ。瞳の中に緑のコードが流れてたw
みなさん、楽しく電極世界に行こうではありませんか!
なーーーーんて、やっぱり1ミリも思えないんだけどね、わたしは!
てなこと言っても本来人間は「人生わずか50年」by 信長
どういうことになりますやら。