クリスマスだからといって早起きなどできるわけもなく。
たぶん朝なのでしょうが、ゴールドコーストにいる従姉妹の夢を見た。
けど、そこはオーストラリアでもなく、現在の彼女でもなく実に実に奇妙で複雑な夢だった。
昼前に、メッセンジャーの音がして、目が覚めた。見たら、わ!その従姉妹からだった!
血の繋がりってすごいものだなって改めて思った。驚いた。
それで目を覚ましてノコノコ起きていくと、
突然DNが「買い物の前に教会に寄って行きたい」と言い出したのには心底驚いた。
人もなく、ミサもなく、質素な飾り付けがあるのみの、静寂な時間はとても貴重なものだと思う。
マリアさま、今年もお世話になりました。あなたもわたしも、お互いよく頑張った。
買い物して、ランチして、実家に行って母にささやかなディナーを作るという予定だったわけだが、
DNが「八幡さまにもお参りしたい」と言うのでまた驚いた。
そういや初詣以来、とんと足を向けてなかったよねという話をしたら、
「新年のお願いだけしといてお礼を言わないのは良くない」と。はーーーーーーーーーーー、そんなこと言うようになったんだ!腹の底から驚いた。
ぶっちゃけわたしはめんどくさいと思ったけど、そういうわけだから、まあ、行った。
八幡宮までの参道は若宮大路といって、要するに観光客相手の、まあ、なんつーかまあ、そーゆー入れ替わりの激しい店が並んでいるわけだが、
その中のひとつ、何の店だったかまったく覚えていないが、普通に物販と思われる店のレジ近くに
「ヒプノセラピーやります」
的な張り紙がしてあったのが目についた。
まるで「アジの干物」とか「生乳ソフト」みたいなのが書かれたノリで、その辺で「ヒプノセラピー」が売られる時代になったのかと思ったら、一瞬遅れてかなり驚いた。
クリスマスといえば、「ビング・クロスビー」と「カーペンターズ」のクリスマスアルバムなわけだが、
この2枚はずいぶん前にオトーサンからもらってきて、家に置いてあったはずが、もう何年もカーペンターズだけ見つからない。
そんなものを探すのは年に1回だから、毎年毎年、一応、探す。
例によってだらしない人間の住まい特有の「どっかからひょっこり出てくる」気配だけはあるけど見つからない。
もちろん昨日もムキになったすべてのCDをくまなく見たが、いい加減バカみたいな気分になって、いっそ買い直せばいいじゃねえか!と思ったものの、
買ったら負けのような気がしてゾンアマの手を止めた。
実家に行ったら、母まるちゃんが「カーペンターズ出てきたわよ!オトーサンの部屋にあったのよ」と言い、驚いた。
父の書斎も大量のCDがあるから、「出てきたんだけど、どこにしまったか忘れた」。で、探しに行ったものの「やっぱどっか行っちゃったわ」と言う。
ふーんと思ってわたしがもう一度探しに行くと、ステレオの前に「平積み」にされた一番上にあった。驚いた。
なくすはずがないものが何年も行方不明で、なんで実家から出てくるのか。
CDは瞬間移動するのか?じゃ、CDは菌と同じか?あるいは「シュレディンガーの猫」か?実家でのみ物質化するのか?
父があの世に持って行ったけど、やっぱ返しに戻ったのか?などと考えて心の中で一人ウケた。
とにかく謎すぎる。
とにかく出てきてよかった。これで来年から不毛な探し物に数時間を費やさなくて済む。
「音楽が、純粋な音源であった時代」の音楽は地球の宝だと思う。80年代で、すべて終わった。
そんな中でABBAの復活は奇跡だ。
本当は別なことを書こうと思っていたけど、あまりに驚きに満ちた1日だったので。
それにしても、ジーザスの本当の誕生日は、いつ、どこで、なんだろうね?
では皆さま、よい週末を!