昨年1年を通して、個人的にはいろんな喜びや発見、驚愕、納得などがあり、振り返ると飛躍的な変化を感じた一方で、決定的に絶望した年でもありました。
希望の反対が絶望です。
この世界に対する絶望。
自由の国と思われたフランスも、超個人主義の国と思われたイタリアも、多種多様性の坩堝ブラジルも、
みーーーーーんな自ら進んで自由を手放す方へ。
マリー・アントワネットを斬首台に送ってまで、いいえ、ファシズムの元祖ムッソリーニをロレート広場で逆さ吊りに晒してまで、「自由の獲得」に熱心だった人たちが、こうも簡単にノン自由の方面に舵を切るのか、と。
ヒトってそんなにバカだったか!理性と冷静さを失って、一方向へ揃って向かうさま。
そんな光景に、それはそれは凄まじい衝撃を、わたしは受けましたよ。
だから2020年は、「ナーコロ元年」。流行り病のことではなくて、いわば「本格的な終わりの始まり」とでも言いましょうか。
さらには、この世界の欺瞞の決定版じゃないか?と思うような、自分の中で「悲しいかな腑に落ちてしまう」発見もあって、さらに絶望に追い打ちをかけました。
えーーーーーーーーーーー、まじか!そういうことだったのか!!!
でも自分一人が飛躍的に「わかった」ところで、自分が住んでいるのはこの世界。
そしてこの世界には希望がない。
つまり自分という物体は、この地球という箱庭の中の1アイテムに過ぎないわけなので、箱庭の構成そのものに絶望してしまった以上、ポジティブ・バカじゃあるまいし、何を「楽しみ」に考えりゃいいんだよ、という途方もない絶望でございます。
そうです。
パンドラの箱は開けに開けられてしまった。
そしてそこから出てきたものは、そんなに生易しいもんじゃなかった。
というわけで、秋口からはずっとこの言いようもない絶望感をかなり深刻に受け止めていました。
さらに、長きにわたって腸内環境を徹底浄化(たぶん、わたしはやり過ぎた)した結果、もはやこの世界の全てが、自分とは何の関係もない、といったような奇妙な感覚(たぶん誰とも共有できない境地)も味わいました。
この時、多くの(というか全ての)人に備わっている、備わっていなければならないはずの「自己承認欲求」というものが、自分には決定的に欠如した状態になってしまい、人々の様子を垣間見ては「ふ〜ん、そんなことが楽しいんだ〜」とか「そんなことで誰かに称賛されたいんだ〜」といったような、その人のことを好きとか嫌いとか、「他人を否定・批判する」といった感情とはまったく別種の、「人間という奇妙な生き物を俯瞰して見ている感覚」が発生し、さすがにこれはちょっと異常なことなのではないか、ずっとこのままではさすがに困る、、、と、わたしにしては珍しく悩みました。
とは言え、そこは生来のノー天気。
腸内細菌のリロードが完了すれば、全て問題はなくなる。これは「ニュー俺」へのイニシエーション。そう信じてなんとか生きていたわけです。
しかし、暦というのは偉大なもので、冬至の頃から何となく気分が変わリ、ムクムクと「ニュー俺」が登場してきたのを感じるように。
そして悟った。
真に絶望してからが希望の始まり。
いや、希望などどこにもなくて、むしろ結構。どうせこの世はイリュージョンなんだから、甘い希望なんかいらないんだよ!
そしてここからが人間の真価の発揮どころじゃなかろうか、と。
なまっちょろい嘘もんの希望を頼りに生きていく時代は過ぎた。あー、過ぎたんだ、マジ去ったんだと思ったら、むしろ清々する、と思うようになりました。
これで完全に目が醒めました。
もうわたしの「楽しみ」はひとつしかありません。
それは人間機能の進化。
かねてより、
なんで人間の脳みそは動物業界の中でも群を抜いてイミフにでかいんだ?しかもほとんど使われていないってどういうことよ?
という謎の疑惑を持ち続けていたわけですが、要するに、我々には「得体の知れない可能性」がある。
今こそ脳内の全パーツのスイッチをオンにする時なんじゃないの?
進化したらどうなるのか?
狭き門から神の国に入れるんか?
なんとなく、この数年の自分のキチガイじみた謎の体験から、うっすら見当もつくようなつかないような。
そして思った。
何かの見返りや保証を求めて何かをするなんて、最も愚かしいこと。
この「得体の知れない可能性」こそが「目的的に生きない真の探求」。
そういうわけで、今後は誰も知らない未来に向かって、遠慮なく「人類進化の可能性」ということを掲げたいと思います。
サイトはリニューアルしました。
マインドだけでも、肉体だけでも、ましてやエネルギー体だけでもダメ。ダメなもんはダメ。
この三位一体を駆使した先に、この巨大な脳みそのポテンシャル、裏コードを起動させることができる。
安っぽい気休めスピリチュアルに満足しない少数派、超希少動物のみんなと、進化を楽しんでいきたいと思います。
どうせ人生なんかゲーム。ゴールはどうせ狭き門。
この先は、遠慮なくキチガイ偏差値をめちゃくちゃ高くしていきます。常識派でいたい人とは、ここでお別れです。
・・・・という宣言でした。
真に賢くなるってことは
もう、惑わされない!
ってこと。
あらためて、よろしくお願いします!
そして、今年こそ絶対変わりたい!と思っているみんなの話を聞きながら、必要なロードマップを描くためのセッションを用意してあります。
今後、ピンポイントな目的以外は、すべてこのセッションでいけると思います。
いろいろやったけど、なんかイマイチまだアレだ!という方は、特に大歓迎!!