既知外の皆様、お元気ですか?
いきなりだけど、
ボッシュ・ジャパンはわたしのところに取材に来るべきだと思う。
はっきり言って、日本のオバハン業界の中で、今やわたしほどこの電動工具を使いこなしている「ド素人」はいない。
ボッシュの電動工具は2ラインあって、緑のやつが「一般用」。青いやつは「プロ仕様」。
(はっきり言って、下手な人ほどプロ用の道具を持つべきだから、「アマチュア仕様」というのは何のために存在するのかさっぱりわからない)
当然、今回のわたしのミッションに必要なのは、すべて青ボッシュだ。
このマルチツール。言ったら「替え刃」みたいなもんを複数駆使して、なんでもできる。
そして今日までにわたしが書い揃えた替え刃は10枚に及び、日がな一日ものすごい轟音を響かせながら、作業をしている。
しかし、見て!
ボッシュのサイトを見れば、モデルはすべて「おっさん」。
ほれ、この通り。
いや、ワタクシは、「ジェンダー問題」などを言いたいわけではございません。
そりゃあそうでしょう、このような過酷な現場で信頼できるのはおっさんの職人、というのは、世界中どこでも共通して持たれているイメージであります。
そして「女性の職人だって腕のいいのはいる!」という話にも賛同いたしますけれども、そのような女性はどちらかというと「ジェンダーレス」なタイプではなかろうかと存じます。
ただ、わたしが言いたいのはですね、
この筋骨たくましいドイツのおっさん連中の中にもしマヌケヅラの「わたし」が混じった写真、、、、
想像すると、ちょーウケる。
しかしこんな時代ですから、
「この工具なら、こんなオバハンでもプロの仕上がり!」というアプローチもあるんじゃないですか?ということは言いたい。
そしてわたしのスポンサーとなって機器提供していただければ、全世界にとってハッピーではなかろうか?
誰かボッシュの広報につてあのある人いないかしら?
いや、マジで。
わたしが今、何に着手しているかと言いますとですね、
この鎧戸でございますよ。
このように、塗装が剥げて、ビンボくさいったらありゃしない!
一度気になったら、もう、気になって気になって仕方がない。直ちに、修繕してもらいたい。
しかしながら!
わたしの気にいるように発注したとして、
業者(昔やってくれてた業者は今は無理)を探し、家に呼び現場を見せ、要望を伝え、見積もりを取り、、、それも一社で済むのか?
そして金額を見極めて、やるのやらないのアレして、よしんば決定したとしても、いつ着工して、その仕上がりはどうなのか?
そんなことを秒速で考えた(か、考えなかったか)、
自分でできるじゃん
と思ってしまったので、って、なぜそう思ったのかさっぱりわからないけれども、
できるじゃん、と思ったってことは、すなわち「できる」っていうことなので、特に何ら問題はなく淡々と器具を買い揃え、淡々と作業をしているワタクシでございますよ。
これ、わかりにくいと思うけど、
特段、そういうことが「好き」だとか「得意」だとかじゃないんです。
ただ単に「できるじゃん」と思っただけ。
できないかも、と思う点はただ一点、「高いところ」なわけで、そんな問題なら脚立を買えばいいので、それも速攻買ったら、問題はなくなった。
だから作業していても、これがいかに大変か!とか、自分こんだけ頑張ってて!とかはなく、
おそらく仕上がった時、「やってやった!」と一人思うだけで、特にこの、、、、、ねえ?
ただ、
フツーは、やろうと思いませんわね、フツーは!
塗装が分厚いので、これ以上の上塗りをしたくないのでいったん素木に戻すため、このように、塗装を剥がしていくわけだが、
今週は、月曜から木曜まで、連日。
昨日は、自分ちの漆喰を自ら塗ったクリエイターの男の子が見にきてくれて、「これやるの?」とちょっと呆れてたもんねw
だから「なんでこんなことやろうと思ったのかなー????」って思いながら、黙々と作業している俺は一体なんなんだ。
でも気分がいいし、淡々と楽しい。
働くってことは「働かされる」ってこととぜんぜん違うんだよね。
そう!!!
それで!
すんごいマニアックな話転じて、振動数と中心軸だよ。
この手のツールは、いろんなメーカーから出ている。日本ではロゴがかっこいいマキタとか。パナソニックもあるらしいけど(パナ大嫌いだから選択肢には入らない)。
あーゆー、人が開発した技術のいいとこ取りだけして改良して量産するような、オリジナリティを放棄していけしゃあしゃあと売れりゃいいいんだろみたいな姿勢の会社は嫌いだ。
(どーでもいい話)
この、超ハイパワーで振動する「刃」は、
“負荷がかかっても振動数が維持され”
というところがめちゃくちゃ重要。
何もないところで高い振動数が叩き出せても、作業負荷がかかったらパワーダウンしてしまうようでは
クソの役にも立ちませぬ。
そして、負荷がかかっても高い振動数を維持できるのは、本体と刃を接合する「軸」の固定度合いにかかっている。
要するに、
周囲の影響でいちいち軸がブレてしまうようでは、
振動数を維持できない役立たずどころか、人に怪我をさせるおそれもあるよ!
って話で、それじゃ怖くて使えません。
これすなわち「自分軸」みたいな話と、寸分違わぬ同じ話だねって思いました。
信頼できる人とは、軸が安定していて高い振動数をキープできる人のこと。
あっち向いたりこっち向いたり、その度に振動数が変わるようでは、、、、、、ねえ?
ま、我々は、なんかあったらボッシュの電動工具を思い出しましょうw
そしてわたしにスポンサー提供してもらいたい、
コードレスのハイパワーな上位機種!!!!!
オバハン伝道師となって、全国の家々に「修繕なんか簡単だよ〜」って言って回るよw
今んとこそれがわたしの夢っちゃ夢wwwwwwwwww
(ほんとうか?)
それにしても、驚異的な疲れ知らず。
すんごい無理な姿勢で長時間、電動工具は決して軽くないよ?体が痛くなる方が普通というものなのに。
一体なんでなの?本当に謎。
真剣に誰かに解明してもらいたい。そっちの方が夢。
じゃ、またね〜!