どんな人であれ、
良い政治家であれ、悪い政治家であれ、エライ人であれ、その辺の人であれ、
衝撃的な幕引きによってこの世を去る、、、、銃弾を撃ち込まれて命を落とす、この国でそんなことが起きれば悲しい。
支持していようがいまいが、日本のトップというポストに長年いた人の最後として、リアルタイムにこんな様子を目撃するのはショックだ。
若くもないのに、朝っぱらから夜までビッシリ予定が組まれて、常に衆人環視で、一生懸命働いて。
彼は幸せだったんだろうか。
思う通りの人生だったんだろうか。
生まれてきてよかったと思ったのはどんな時だったんだろうか。
わたしにはわからないけど、国の舵取りをするって、ちょっとした趣味なんかでできることじゃない。
ましてや、主権国家でありながら、実際的には主権がないこの国のバーイは、あっちにいい顔して、こっちにも配慮して、、、ってやんなきゃいけない。
あっちの言うことばっか聞いてりゃ国内がやかましいし、国内のことに本気で取り組んだらあっちが阻止してくるでしょうし。
この国には主権が、実はないんだよってことを冷静に受け止めたくない人、意味わからない人もいると思うけど、
わたしはある時気がついた。それがどんだけ骨の折れることか。
この特殊な国の舵取りは、そりゃもう大変だと思うよ。。。。
国を思うって、「思う」だけなら誰でもできるけど、判断するって大変なこと。
大金積まれたからって、できるわけじゃない。
ハイハイ、やりますやります〜♪って、しっぽ振ってる風に見せかけて、「このヤロー」という気持ちを隠し続けたかもしれない。
残念ながら「このヤロー」と言ってしまったら、一発でやられてしまうことは、
この国に「軍隊」がない以上、火を見るより明らかだ。
この辺のことは、感情論ではなく冷静に考えないといけないんじゃないかと思ってる。
だからと言って、個人的には軍備に賛成しているわけではないけれど、冷静に国の形として見つめた場合、あまりにも歪な姿をしているからね。。。
そして、そんな風にして生きて、命を落としても、
その辺の人は、実はそんな人の人生に想いを寄せることもないだろう。立場が違うから。
実際、今も、うちの前の道を酔っ払いのオッサン方が楽しそうに、しょもない話でバカ笑いしながら歩いて行った。
撃たれて死亡が発表されました、「はい、次はお天気です」。
みんなには明日の天気の方が重要だったりする。
しかし世の中とは、そんなふうなものなのだろう。
言われているようにいろいろと、非も罪もあるのだろう。
結局は、いろいろな事実は「墓場まで持っていった」ってことになるのかも知れない。
けれども、
何よりも、このナーコロ世界の中で、日本は、実はとっても自由が確保されていた。
他の国の状況ウォッチしてたらわかると思う。実はいちばん自由だったんだよ。
のらりくらりと、うまくかわしてくれたと思う。
そのことについては、わたしは本当に感謝しているから、
本当にありがとうと言いたい。
そういえば、
どういうわけだか、去年かな?一昨年か?彼はわたしの夢に出てきた。
その時のことが忘れられない。
夢の中で彼からは、とっても育ちの良い人特有の気品というものを感じさせ、わたしの質問に、とっても真摯に率直に答えてくれた。
あまりにもフランクだから、わたしはすっかりリラックスして、ソファに横になってしまったのだが、
すると彼もコーヒーテーブルの向こうで、やはり横になって上を向いて話を続けた。
面白いよね、夢の中では、わたしは普段考えもつかないことを質問し、それに対して想像もつかなかったことが語られ、
「ああ、政治家ってこうなんだ、この人政治家なんだなあ、、、、」と素直に感嘆したんだった。
彼はわたしに食事の席も用意してくれていたのに、なぜか母まるちゃんが出てきて「いい加減にしなさいよ、帰るわよ」とかなんとか言ったので目が覚めてしまった(笑)
ま、要するにとても感じが良かったので、その後彼を見る目が若干変わってしまったのも事実。
今日ぐらいは、彼の人生について、ちょっと考えてみたくなった。
幸せな人生だったなあ、と思う暇が最後にあったのだろうか。もしもあったなら、よかったと思う。
これからいろいろと動くだろう。
とんでもないことが起きまくるのだろう。
奈良で何かが起きるとき、その後の日本は常に激変。歴史を見ればそれが事実。
でも、もう一つの事実は、
幸せは政治家が作ってくれるものなんかじゃないってこと。
それだけは忘れずにいようと思う。