既知外の皆さま
この時期、我が坂ノ下にお祭りのピーヒャラヒャラが聞こえてます。こないだ神輿がトラックで通過していった。
それでもやっぱり「やらないよりマシ」の世界。全然、マシだよ。
いや〜〜〜〜〜〜〜、祭り囃子はいいですねー!なんだか知らんけど、我々の奥にある何かがオンになる。
こんなもん当たり前だったけど、2年の空白を経て聞こえてくるとしみじみいいもんだな〜って思うよねえ。
博多でも山笠、京都でも祇園祭開催でしょ。
昨日は実家に芝刈りに。北鎌倉・八雲神社のお祭りも、今年はプチ規模とは言え、開催。
いつものところに御仮屋が建てられて、いつものお囃子が聞こえて、昨日は宮出しでした。
例大祭は来週。
このお祭りは非常にユニークで、マイエリア(山ノ内八雲神社)とあっちのエリア(山崎神明神社)が同時にエリアを練り歩き、我が家の前で「合体」するというもの。
(写真は拝借)
合体を示唆する練り合いののち、神明神社の神輿には「腹帯」が巻かれるんだよ。つまり「おめでた」を意味するのよ。
ツーことは、八雲神社はオス(スサノオだから当たり前か)で、神明神社の神輿はメスってことになる。
じゃ、生まれた子供は誰なんだ?母の名前は誰なんだ?っていう謎は、そのうち追求してやろうと思うけど、
悲しいかな、今年はこちらも「トラック神輿」、しかも神明神社はお出ましにならずだそうで、
かわいそうに、今年は「未婚」かよw
と昨日笑っていたのでした。
ま、それでも、神輿が出ないよりマシ!
それでも御仮屋から円覚寺までは、男たちが担ぐそうなので、町の人たちみんなウキウキしてた。
神輿ってさー、鎮座する神社の神威を町内にぶちまける、ってゆーよりも、
笛と太鼓という音とともに、みんなで地面を揺らして、その振動を地面(=田んぼ)に伝えるっていう実質的な意味が(その昔は)あったと思うよ。
その振動によって、作物はよく育つ。そして秋の収穫を迎えるのよ。
実に自然合理性に満ちたイベントだと思うよ。