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結局、日本は八百万。非一神教だってことが美徳だと思う


昨日、寝る前に、Kindleで見つけたこの本を読んだ。

生駒の天孫ニギハヤヒと稲蔵神社

タイトルにあるように、稲蔵神社という、やはり奈良は生駒に古くからある神社の神主さんがお書きなった本だが、素晴らしいものだった。

この地には昔から長髄彦の伝説が残っており、国家神道が掲揚された明治期には、「朝廷に弓を引いた長髄彦」は国賊扱い、ここを信仰することも弾圧され、地域の人も差別の対象となったという悲しい歴史から記されている。

「神話」をベースに民衆を取り締まった時代が、今からかなり近い過去にあった(!)という生々しい事実を知らせてくれただけでも価値がある。

 

けれどもこの本のさらに優れたところは、記紀で語られている天孫降臨ストーリーを解説されたのちに、先代旧事本紀で記されているストーリーを紹介し、その差異が誰にでもわかるようになっていること。そしてそこに横たわる「謎」についての解釈が、愛と慈しみに溢れた素晴らしいものになっている点にあると思った。

それも、フワフワ系のごまかしではなく、また誰かを糾弾するものでもなく、読む人に「ものの見方」「とらえ方」について考えさせてくれるもののようにわたしは受け止めた。

日本神話のように、同じ事象をあちこちの書物が違うことを言っている複雑極まる「お話」に関して、とかく「真説」を探りに行くものは、何かを否定し、何かの正当性を主張するわけで、それは当然なんだけれども、時として感情的な論調を誘発するものになってしまうことが多いように見受けられる。が、わたしのようにただ単に「実際なんなの?」が知りたいだけの人間には、あまりにも感情過多な「何かの否定」が多いと疲れてしまう。

多分、わたしだけではなくて、多くの人にとって同様なんじゃないかなと思うのは、あの「例の本」を最後まで読了する気になれないという人が多発していることでわかるような気がする。

結局、何かを強く否定することで、さらなる分断を生むだけだし、「この説(この神)だけが本物で正しい」という主張は、とどのつまり一神教的発想に近い。

だけど所詮、我々は八百万の神の国で、そこからくる柔軟性も、また曖昧性も含めて、それこそが「宝」だと思う。

それが日本の良さであり強さなんじゃないかな〜と思う次第。

 

日本ていいよね〜っていう話をわたしはこれまであんまりしてこなかったし、なぜならそこにはかなり潜在的警戒心があって、

というのは、これもんの話には、どこかで「大和民族イエーイ!世界の中心」みたいなアレがつきまとったりして、「日本が目覚めれば世界が変わる」というひとつの「希望」も、そこがかなり無理矢理な精神的よりどころとなってしまう人たちがいる。

まーそうすると、そこが高じて、またもや国家神道イエーイ!みたいな路線をよしとする風な勢力が乗っかってくることも予想されたりして、つまりわたしはそういうのがかなり苦手なんだ。

わたしが愛しているのは自由で、神道による統制なんかじゃない。

けれどこの国は過去、簡単にそこに染められてしまった過去もあるわけで(冒頭のエピソードはそれを物語っている)、宗教は簡単に人を思考停止させるツールなわけだから、わたしはそこに関与したくないという気持ちが非常に強い。

実はいかなる宗教にも真理や奥義が隠されていて、まるで細切れにされたジグソーパズル。くまなく見ていくと完全なエソテリックの完成!といった側面がある。

わたしはそれさえも意図されたものなんじゃないかな、と思っているから古神道も興味深ければ、同様にイスラム教だって興味深いと思っている。

 

 

この著者である神主さん(ちなみに、神社本庁に属さない単立の「村の神社」としてお社を守っていらっしゃる)は、そういう様々な危険性をよくよくご存知で、かつエネルギーや振動といったものへのご理解が優れているすごい方だと感じた。お若いかなと思ったら、75歳だとか。

そう、我々に大事なのは、神道っていうより振動だよ(笑)

とにかくものすごく満ち足りた、やさしい気持ちになって、安心して眠りについた。

無料または432円で手に入るので、みんなにもぜひ読んでみて欲しいと思う。

生駒の天孫ニギハヤヒと稲蔵神社

 

ちなみに、こんな磐座のある神社のようです。いつか訪れてお話をうかがってみたいし、とりあえず鳩サブレー(鎌倉が生んだ唯一の名物w)を送りたいという気になったw

や、鳩サブレーは美味しいよ!わはははは。

 

やーーーそれにしても、鎌倉なんてなんと歴史の薄いところよのう、、、、と他の土地を見ると思う。

勘違いしている人が多いけど、頼朝以前に何があったか、全然わかってないもんね。

 

ま、神話の謎解きはともかく祝詞について知っておくのは本当に有益だと思う。

十種神宝は、「民衆に病のことあれば、これをもってフリフリしたらいいんだよ、みんな元気になっちゃうよ」っていう神の優しい気持ちに溢れている。

【zoom勉強会】8/1 この国の古代史の話 第2回 〜十種神宝と祝詞のチカラ

 

ではまた!

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