ナニゲに出てきたYoutubeを見てしまうってよくありますよね〜。俺はありすぎるんですけど〜。
昨日このメンツのクレジットを見て「わ!懐かし!!!!」と思ってそのまま再生してしまったのよ。タモリ、武田鉄矢、今は亡き筑紫哲也の九州談義。
めちゃくちゃ楽しくて、笑えた。九州を身近に感じるようになった今ではなおさら、もあるけど、やっぱ昔はみんなテキトーなことをベラベラ喋ってよかったんだよね〜という感慨もある。
まー見てみてよ、笑えるから。笑うんだけど、実はめっちゃ深い文化談義でもあるんだよね。知性とエンタメが非常に近いところに存在してんだよ。
そして見てる方も、ボロカス言ってても根底に愛があることぐらいわかってる。
博多弁はイタリア語に似ていて、フランス語は東北弁に似ていて、スイスは信州の山奥か、とか。鹿児島に行くと人の顔が変わるとか。
クダラネー話なんだけど、同時に知性と教養がなきゃ成り立たない会話ってゆーか。
そーゆーもんがごっそり消えてしまった今となっては文化遺産じゃねえのかとすら思ったわよ。
タモリは中洲産業大学とか言ってた頃が面白かったなーーーーー。
(ってどんだけ昭和だよ!って話?)
で、この動画についたコメントの中に「あら?」と思ったのがあった。
福岡県の遠賀川を境に九州の東側と西側で方言が異なる。東側は大分宮崎まで同じ方言、西側は熊本まで同じ方言。鹿児島だけ昔の言葉がそのまま残っていて、ほかの地域の人間は聞き取れない。鹿児島は青森の津軽に似ていて、まったくその他地域と方言が異なる。
鹿児島と津軽の言葉が似ていて、九州の他エリアの言語と全く異なる、という点。
これは奥出雲と東北の訛りが似ている(「砂の器」by 松本清張)ことと共通してるんじゃないか?
「隼人」は蝦夷ってことにされたから「蝦夷地」である東北に行って、そこから鹿児島に行ったのか????多分「東日流外三郡誌」とかにその答えがあるのかも知れないけど(まだ着手せず)。
とにかく興味深い。
鹿児島の爺さんが「弱い者いじめをした」と言って孫を叱っている話、好きだなあそういう美学。。。
日本は奥深いさ。
ではまた