びっくりした!!!!!忘れるので速報的に書いとく。
「新日本風土記」という某公共放送の番組があるんだけど、自動録画にして見ている。
先ほど見た最新の回が「奈良」で、うおーーーーーーーーーーー!!!となってしまった、石上神宮が紹介されてたのよ。
3月24日の朝、再放送があるからみんな見て〜〜〜!!
ま、紹介の内容としては特に目新しいことはなくりーかお総研的な焦点からは当然外れてたんだけど、刀が埋まってた例の場所(禁足地)を遠景とはいえカメラが写したことと、改めて七支刀が写ったこと。
震えたわ〜。
そして「神庫」と呼ばれる建物が映った瞬間、なぜか涙が出たわ。
そして番組後半では、なんと鎮魂祭に初めてカメラが入った!
もちろん、祭祀の決定的な場面は写さないよ。でも、「ひとふたみ〜よ〜・・・・」と
ふるべ ゆらゆらと ふるべ
の文言が、BSとはいえ全国放送されたのよ!
うわ!このタイミングでかよ!!!!!
てことにピンとくるものあるよね。
ただ、NHKは「物部氏」という言葉を口に出してはいけないのか、何度も「古代豪族」としか言わない。
宮司は「古代豪族の末裔」とナレーションが入って、「物部」はテロップで出してたのが非常に不自然だった。
でもこの不自然さの裏で「ふるべゆらゆら」が放送されているわけだから、はっは〜んと思ったね。
わたし、物部についてものすごい勢いで調べているわけだけど、気がついたのよね。
昭和の頃は物部の名について、誰もが知っていた。歴史や民俗学の研究者だけじゃなくて、坂口安吾のような文士もごくごく自然に物部について言及していたのは、読む人みんな、名前ぐらいは教養の一部として知ってたからよね。
ところが今って物部について書かれた本てろくなもの(まともな書き手のまともな考察)がない。
『古語拾遺』は岩波から出てるのに『先代旧事本紀』は手に入らない。それもおかしな話だしねえ。
いつからなのか、全力で隠されてるのよね。
おそらく諏訪に関する本も同じ憂き目にあうはずです。
谷川健一先生によって書かれたこの本は2008年の刊行だけど、すでに絶版。多少値が張っても中古で手に入れた。良質なものはどんどん手に入らなくなり、新しく出されるものは陳腐なものばかり。
っても、民衆が頭使えないバカばっかりになったからしょうがないんだろうけどね。。。。
てなわけで、とにかく以前にも増して本を買い込んでいる最近のわたし。
わたしは知りたいだけ。古代日本に何が起きたのか、わたしたちは一体、何者なのか。この国の源流を把握したい。
自分が感じた奈良の歴史の違和感から、ミゾクイ会に参加してから色々と考えるようになりました。
奈良に住んでいながら謎がいっぱいです。先日世紀の大発見のモノが出た富雄の古墳から、饒速日尊が祀られている神社へ行った時、何だか感動して毎日行き来している場所に物部氏を意識するようになりました。
石上神宮のそばにある布留の遺跡から、生駒市のあたりにある古墳から出たモノが同じだと知った時も、ミゾクイ会で話を聞いていたけれど腑に落ちた感じがしました。生駒市から大和郡山の矢田山、奈良市の富雄、あたりが昔の『いかるがのみね』だったのかもしれないなあ〜と。
関係ないかもしれませんが、奈良県の公立高校の改編で、私の母校斑鳩高校が改編されて、法隆寺国際高校と名前を変えられたことに非常に残念だと感じたのと同時に、何かの陰謀か?と思う今日この頃です。