皆さま、今日もまた明けましておめでとうございます。
そうです、明けない夜はないんです。(なんか言ってみたくなっただけ)
昨日は笠井叡先生の「金鱗ワークショップ」でした。
このWSは、人類の叡智の図書館みたいな叡先生の頭脳(、、、、って書いてて、ヤダほんとだ!お名前が叡智の叡じゃん!て今気づいた!)からとめどなく溢れ出でる、さながら大学の講義のような、時に哲学的であり、古今東西の教養であり、時局と歴史であり、、、と多岐にわたる「お話」と、大石凝真澄の日本語75声のワーク、天津金木の操作という構成で行われています。
昨日は、戦争間近な中東情勢を鑑みてか、「人類はなぜ戦争をやめられないのか」という根源的な問いかけから始まりました。
わたし自身はその問いに対して、戦争が、国家間のケンカ(領土と覇権争い)という、いわば「純粋なモチベーション」によって引き起こされると考えていた時代(マイ人生の時代だよ)なら、あれもこれもと「なぜなら、、、」が出てきただろうけれど、立派なオバハンとなった今では、「ある種の人たちによって戦争が作られる仕組みだから」としか答えようがない。ゆえに黙っていました。
戦争は作られる。なぜ、どのようにして、いつから、、、、この1年はそんなことを徹底的に深掘りしたので、どうでもいいけど今のわたしは「戦争の歴史」にむちゃくちゃ詳しくなっています。というよりも、「人類史」って常に戦争の歴史ですよね。人類って戦争しかしてないし、戦争することで発展してきたんですよ。これ、淡々と言いますけど、よく考えてください、衝撃ですよ。
まーそれで、さすが叡先生の核心は薄っぺらい正義の話に帰着するわけではないから素敵なんです。
ユダヤーパレスチナ問題を例にとって、「一つの民族を根本的に根絶(民族浄化)してしまおうという意思は、果たして宇宙のどこに存在しているのか」という、わかる人にはわかる示唆的な言葉が投げかけられた後で、
人間の脳の仕組みに話は移りました。
これね。
アメリカの国立精神衛生研究所(って、これ怖いですよ。マジ怖いですよ。メリーランド州にあるんですけど、メリーランド州ってまじこれモンの機関ばっかしズラッとあるんですよ。遺伝子情報の研究機関とかなんとか)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E8%A1%9B%E7%94%9F%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80
のナントカいう博士が出した仮説で、
人間の脳は「爬虫類脳」「哺乳類脳」「人間脳」と進化してきたっていう説。
だけど、叡先生は「それなら両生類脳があるはずだ」と言い、さすが慧眼だと思いました。
爬虫類脳は「恐怖」に支配されている。その恐怖は人間にとって本能的なもので、高いビルの上から下を見るときに感じる恐怖とか、母に見捨てられたらお乳をもらえない恐怖だとか、「生命維持」と関係したところにある。
爬虫類は、だから、恐怖によって人類を支配してきたわけで。そして哺乳類は集団形成することで種族の維持を図ってきたわけで。
そんならその先に進化した「人間」は本来、恐怖と集団を超えたところで知能を働かせることができるはずだよね。
だよね?
そうでしょ?
恐怖と集団心理から抜け出るんだ!!!!
わたしはいつもそう言ってきました。それができなければ、我々はまだ「人類」ですらない、実は。
で、今はまさに、我々が恐怖の支配と集団同調を振り切って、個々がが独立した「人間」になる時なんですわ。
それが進化ってもんです。
赤信号みんなで渡れば怖くなかった時代はとうに去り、今は青信号を全力で後ろ向きに走る時。キャハハ〜!
で、
昨日の叡先生は、爬虫類に対抗するのは「蝶類」だって言ってた。わたしマジ鳥肌立った。
ちょうちょの保護活動を続けて10数年。今年も順調に羽化してます。
わたしがちょうちょとセミに寄せる特別な感情。それがなんだかわかった気がした。
彼らがイモムシからサナギに変わる時に出す強烈な周波数。あれは間違いなく我々の脳波に影響を与える。(りーかお総研調べだから間違いない!!!!!!)
みんな、イモ活するんだ!!!!情けは人の為ならずだよ。彼らを保護して、彼らから恩恵を受ける。この世界の持ちつ持たれつだよ!!!
WSの最後に、先生が
「戦争は避けられない。反対運動をするのも結構なことかもしれないが、それより「その後の世界をつくること」が大切」
と締められたので、心の中で大きく快哉を叫んだ。
ワタクシ、今年からサイトのタグラインを「その後の世界をつくるために」としております。
自分が先んじてイメージするならば、その世界は既に存在できる。
あなたはどんな世界を望んでますか?