最近は政局が面白いからそれなりに注目してます。先に断っておきますが、わたしはどなたも支持していません。どなたも礼賛していません。
わたしの考えはわたしの考えで、誰かに押し付けるものでもございません。
あなたはあなたのお考えをはっきりさせるのがよろしいですし、、、よろしいというより、必須です。なぜなら近々国民投票の機会が訪れるわけで、「わたしにはわかんないし〜」みたいなことをほざくバカ、多くの意見に流されるバカが一人でも減ることを祈ってます。
そのためにわたしの情報を使って自分で考えてくれたら嬉しいです。賛同するも否定するも、わたしの知ったことではありません。
で、本題です。三浦半島出身のあの議員の総裁選出馬表明を見たんですよ。繰り返しますけど、この方を支持していません。
ただ、これまでは冗談で「こーなったらヤツでいいじゃん!」とは言ってましたが、もはや冗談でもなくなってきている。現実が、冗談に追いついてきた!って話です。誠にスゲー時代でございます。
で、結論から言いますと「こいつスゲー。まじ怖いわ」って思ったんですよ。「スゲーと思った」イコール「支持する」って話ではまーーーーーーったくないのでそこは理解してくださいね。(あーーくどい!くどく言わないといかんのか!)
まずね、大方の方にとって、あの方って「単なるバカ」に見えてるはず。
そンな、バカだーと思っている人々が、今日の会見見たら「意外といいじゃないか!」って絶対思ってしまうんですよ。
まず、爽やかなイケメンで弁舌が巧み。言い澱むことなくスラスラ喋り切る。あらかじめ用意されていた原稿にしても、言葉には力があるから、いたいけな民衆の皆さまに浸透してしまうあのお父様の時と同じように。。そう、これはいつか見た風景。
喋り方で言えば、句読点の打ち方が変なフミオ君、高慢ちきなサナエちゃん、ねちねちシゲル君、問答無用のタロー君なんかが、どんなことを言っても響かないものを、この方は届ける才をお持ちだと思った。
圧巻だと思った場面は、ある記者から来たこんな質問。ディテール忘れたが、ざっくり言うと
「あなたって知能が足りないですよね、G7なんて出たら、他の首相人と比べて赤っ恥じゃないですか。あなた自身が国益を損なう存在じゃないですか」的なこと。
これに対してこの方は、怒るどころかクスッと笑い、これもディテール忘れたがざっくり言うと
「確かに俺はちょっとバカかも知れない。ご指摘の通りかもしれないが、ただ、政治は一人でやるものではない。ここには有能な人材が集まっているのだから、適材適所いろんな頭脳の知恵を集めて臨むことで、自分の足りないところを補うかそれ以上のことができる。
確かに俺はバカだが、ご指摘を忘れず奮闘努力し、一歩でも成長していくつもり。次回貴方に会った時「よく努力してんな!」ぐらい言ってもらえるように頑張る」
みたいなことを言ってのけた。
そう返されたら記者も突っ込みようがなくせいぜい「ほんとに勉強してくださいね」と返したのが精一杯。
わたしこの光景は今日の白眉で、「やっばい、もはや誰もこの人に敵わねえわ!」と思った。おそらくこれで彼の評価は爆上げされるはず。
すげえな。
すげえよ。
おそろしいよ。
人間て、大抵どんな方も、バカのくせに利口ぶることで墓穴を掘るもの。バカを隠そうと雄弁になり、綻びが出て、突っ込まれてやっぱバカだとなって崩れ去る。
だけど彼の凄さって、バカと言われるだろう、まで織り込み済みで、それに対する答弁も綿密に用意できてるってところで、ってことは、バックにスゲー有能なスタッフ抱えてるってことじゃん。
これってさ「わたしは有能なマリオネットを演じることができるんですよ」って言ってるようなものなんだよ。
そして民衆の皆さまは彼がバカだと思ってるから、大したことはできないだろうとタカをくくっている。
でも、そうじゃないんだよ。
いやーーーーーーーーーおそろしいよ。
これ何回言っても不十分だわ。
おそろしいと俺は思った。
そして九分九厘この方で決まりそうなんだものね。
彼が表明したプランについて次の記事で書くわ。