あーびっくりした!衝撃だった映画『ベルサイユのばら』
上野にキティちゃん観に行った日、あまりにてんこ盛りが過ぎた行動をしてしまったのよ。
キティちゃん → 上野東照宮 → 旧岩崎邸 → 湯島界隈 → 日比谷で『ベルばら』の映画。。。。。やり過ぎた。(そして帰途に着いたら新橋駅で電車が50分の遅延というオマケ付き)
でね、キティちゃん以外はすべて突発的行動だけど、これも後で言及するけど「旧岩崎邸」と「ベルばら」って実はあるキーワードを通じて深く繋がっているのよ。そしてそれこそが「近現代史」のすべてと言っても過言ではない、、、、、だから面白いのよ近現代史は。うん。
で、ベルばらね。
教養としては知ってます。池田理代子先生でしょ。オスカルでしょ?要するにフランス革命の話でしょ?タカラヅカでも上演されてるんでしょ?・・・・・・以上。
要するに興味なし。映画になってることすら知らなかったよ。だけどなぜか同行の若い友達が夕飯までの時間つぶしに観ようって言うから、まいっかと観ることになった。
で、映画としてはわたしの人生で稀に見る雑なものだった。え、池田理代子先生、これで許可したの????て思った。
開始15分ぐらいでやな予感、、、、そして、、、タカラヅカ仕様なのかなんなのか知らんけど、突然歌が始まり、その歌がどれも一切響かないし(少々寝てしまいました)、だいたい登場人物の誰にも感情移入できない稀な作り。
作画も「え?」感だし、使われている色彩配列が全然綺麗じゃない。ストーリーは要するにフランス革命だけど、え、マリーアントワネット側からの描写なくギロチンかよ、とか、オスカルの「転向」ってたったそれだけの理由かよ?とか、まーまーまーまー、いろいろポカン。
な、、、なんなの?慌てて作っちゃったの?スケジュール優先でとにかく公開しろ!的な指令でもあったんか?と脳内いろいろ勘ぐり大会が開催されてたよ。
しかし
わたしがビビったのはそーゆー「雑さ」ではないでやんす。
思いっきり「意図」を感じたからビビったんです。
だってさー、なんで今「フランス革命」よ?なんで今よ?えーーーーー????
って、途中でピンと来ちゃっただよ。
ご存知の通り、フランス革命ってフリーそうめんの工作によって扇動された民衆がバスティーユを襲撃して成し遂げられた「偉大なリセット」。
以降、フランスのスローガンは「自由・平等・友愛」。それ即ち素麺のスローガン。
それまで続いてた王権をぶっ壊して、民衆による新しい体制(共和制)を作ったよっていう流れ。ま、民衆ていっても、金融業とか商工業で上手いことやってた人たちの合議制でことを進めるようにできたよっていう、そのまま現在にまで繋がってくる流れなんですが。
まーですから、偉大なリセット、歴史の転換点だったわけですよ。
いわゆる「啓蒙思想」というもんも含めて、それがまんまコピーされたのが「明治維新」てワケなんですけどね。
ベルばら劇中で「自由・平等・友愛」が叫ばれ、「アンシャンレジーム(旧体制)打倒!」と歌になって、「あー、はいはい、、、、」と思っていたら、エンドロールに皆さんご存知の例のシンボル。どっかの国のお札の裏に描かれてるやつが差し込まれてたのを俺は見逃さなかったぜ!
むっひょーーーーーー、露骨やな〜〜〜〜〜〜〜!
って話。
ま、でもアレですよ。
フリー素麺というグループ、というか、「繋がり」に関しては、いったん巷の「陰毛論」を抜きにして考える必要がありますよ。
素麺の陰毛(、、、ウケる!)なんて単純化されるようなもんじゃないと思います、少なくともわたしが理解している限りでは。
や、あまりに露骨だったので衝撃を受けたってだけですよ。
それで今、要するにジャパンでも新たな偉大なるリセットが画策されてますよっていう暗号でしょ。
ふ〜〜〜〜〜〜ん、と思いましたよ。
こんなのもらっちゃったけど、どー使えってゆーのか(笑)
とにかく良いも悪いもないんだす。
次の脱力近代史zoomではこのへんの話をやろうかな。
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