「どうしていつもわたしを悪く言うの?」
今日の夕方、地元のスーパーに買い物に出かけたら、店の前に足を投げ出して座り込んでる女の人がいる。
最初、障害をお持ちの方か、あるは急な病気かと思って、慌てて手を貸そうかと思ったんだけど、なにか挙動がちょっと変。
むやみに声かけることは躊躇したけど、でも心配ではあるので、背後からそっと見守ってみた。わたしの後ろに同じように心配している女性がいたので一緒に「どうしたんだろう、大丈夫かな、声かけましょうか、、、」となったところ、スマホを出して電話をしている。
「誰か呼んだようですよ、、、」だけど発声が少し変。
ちょっと変な空気漂わせながら、その人は立ち上がり、フラつきながら売り場に入っていった。
ま、いっか、、、となり、わたしも自分の買うものを物色したりの数分後、例の人が、どうやらご主人らしい男の人に支えられていたから、電話ですぐに駆けつけた模様。
聞きたくなくても会話が耳に入ってきて、相当意思疎通に手こずっている模様。わたしはその場から離れることにした。
レジを終えて外に出ると、やっぱり路上で例の人がヘタっていた。
ご主人が車を回してきて、介助しようとしているんだけど、そのやり方だと体が起き上がらない。だから手伝うことにした。(それでわたしの武術テクがまだ生きていることを確認して密かに喜んだw)
感じの良いイケオジ風のご主人「ほんとにすみません」と言うのだけど、病気とか持病の発作かもしれないから、「どうされました?」と聞いたら「いやあ、お酒いっぱい飲んだようです」と。
な〜んだw(そんならよかった)と内心ホッとしたところ、「どうしていつもそうやって悪く言うの?」と彼女は怒り出した。
「悪くなんか言ってないよ」あくまで穏やかにご主人が宥めるも、「いつもわたしを悪く言う」「お酒を飲んじゃったんだって言ったんだよ」「そうやって人に悪く言わなくてもいいじゃない」・・・・・と始まってしまった。
やべー!と思ったわたしは咄嗟に比礼を出して(いつも持ち歩いてるからね)小さくパタパタしながら「だいじょぶですよ、だいじょぶですよ」と言うしかなかった。
車に乗せるのに、ご主人がどうにかおんぶ出来たので、わたしはその場を去った。
あんなに穏やかで優しい旦那がいても、あの人は底知れぬ不満や悲しみを抱えていて、正体なくすまで酒を飲んでしまうのか〜、、、
でも、旦那が穏やかで優しいから、安心して正体なくすんだろうな〜
だって路上でヘタっても、誰も迎えにきてくれない身の上ならどうよ?あーはならないだろう、多分。
ああして、あの人はやっと甘えることができてるんだろうな〜
でも決して心の空白が埋まることはないんだろう、、、、
旦那が死んだらどうするんだろう、、、、
「どうしていつも悪く言うの?」は、けっこう強烈な印象を残した。
いやいや、ご主人は悪く言ってなかった。対外的なある種の見栄から貶めたり、繕ったりで言うニュアンスでもなかった。
だけどあの人の耳にはそう聞こえてたってことなんだ。
たぶんそれは、ご主人と出会う前、むしろ母親との関係において彼女の中にできてしまった傷なんだろう。
何かの折に、それが発動する。
ご主人には、それが何かはわからない。
けれど彼女はシラフの時は、きっといい奥さんなんだろう。だからこそ電話から5分も経たずにご主人は駆けつけたし、嫌な態度もなかった。
彼女の母親も、そういう人だったんじゃないか。きっちりいい妻をやって、そのストレスを娘にぶつけたかも知れない。
とか。
帰りの車でいろいろと考えてしまったよ。
・・・・・酒を飲んで苦悩が解決されることはないんだよ。
てなわけで、「どうしていつもわたしを悪く言うの?」にピンとくる方、
また親子問題の解決も、最初はこのセッションで話してみてください。
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「だけどあの人の耳にはそう聞こえてたってことなんだ。」
つまり、その女性は”お酒を飲む=悪いこと”という認識である。
悪いと解っているのに飲んでしまっている。
そしてそれはもしかしたら、その方の母親も同じだったのかもしれない。
と、思い付いたのでコメントさしてもらいました(^w^)