【重要】世代別「転換期」について
この連休は家族旅行に出掛けて、それはそれで書きたいことが山ほどあるし、母についてのわたしの苦悩についても書いておきたいんだけど、ひとまず前回ちょっと言及した、掲題の件についてまとめておきたい。
そもそも、「時代の流れ」ってもんがあって、各時代をまとめると
- 1960年代 → 安定を作る
- 1970年代 → 安定を疑う
- 1980年代 → 安定を壊される
- 1990年代 → 選ばされる
- Z世代 → 安定が存在しない
てな具合。
その上で、世代別の傾向
1960年代生まれ
構造
高度成長〜安定期のど真ん中で、「正解」がはっきりしていた。
→これは以前書いた、「成功」像が、大きな家、良い車、良い学校、良い企業、別荘でも持ってりゃさらに良い、みたいなのが教科書的価値観(でも、実際は親世代の価値観)
テーマと役割
「秩序・安定・積み上げ」
→ そこそこの大学出て名の知れた上場企業に入れば勝手に積み上がったものはあった
安定モデルを完成させた世代
ジョーティシュ的には
土星が“機能していた時代”
- 努力は報われた
- 継続 することが安定だった
今どうなってるか
自分の作った世界が崩れているのを目撃する側(実際は親の世代が作った世界)
転換の意味
「手放し」→ 自分が正しいと思っていた構造が終わるから
- 地位
- 役割
- 常識
つまり
「築いたものを降りる世代」
1970年代生まれ
構造
- 安定の中で育ったが違和感も感じていた
テーマと役割
「安定 vs 自分」
安定モデルに違和感を持ち始めた世代
→ 実際は60年代も後半の生まれだと、安定より冒険、「自分らしさ」みたいなもんを選択する人が増え、逆に70年生まれ以降はバブル崩壊で就職氷河期
ジョーティシュ的には
土星+ラーフの“ねじれ”
- 安定したい(親世代の影響)けど、それに乗り切れなかった
→ 故に就職期をきっかけにコンプレックス、上の世代へのやっかみ、苦手意識を持つ人もいる
→ 競争心旺盛だけど、個として一歩を踏み出したくない団塊ジュニア。右見て左見て歩調を合わせる意識
今どうなってるか
“再選択”フェーズ
- このままでいいのか不安。でも本当にやりたいことは何かわからない
転換の意味
「再定義」
つまり
「一度作った人生を作り直す世代」
1980年代生まれ(いま一番キツい層)
構造
- 古い価値観で育った。でも社会は崩壊した
ジョーティシュ的テーマ
「積み上げられたものの崩壊」
→ この世代は就職時にすでにネットの常時接続が当たり前だった
転換の意味
“前提が壊れている”ことに気づくタイミング
- キャリア
- 結婚
- 人生設計
全部「これ違う」が出る。これはキツイ。でも強い自分を持ってれば大丈夫!
つまり
「築かれたものを壊す転換期」
1990年代生まれ
構造
- 不安定な時代で育った。でもまだ“希望モデル”は残ってた
テーマ
「どっちにも行けない中間層」
転換の意味
“選ばされる”フェーズに入った
- 安定ルート行くか
- 自由ルート行くか
グラデーションが終わる。自分で選択しないといけない
つまり
「曖昧さを終わらせる転換期」
ここまでまとめると
60年代には正解があった
70年代には正解に違和感があった
80年代では正解が崩壊した
90年代では自ら選ばないといけない
→ 60年代生まれにとっては手放しを迫られるのに対して、80年代以降の生まれでは選択を迫られるって感じかな。
「正解」を「安定」と言い換えても良い。
なので60年代(もしくはそれ以前)生まれの人間が、ましてやZ世代なんか理解できなくて当たり前。理解する能力を持ち合わせていないと思っておいた方が良い。
選択に関して、自分らの正解ベースのアドバイスをすることは無意味どころか非常に危険。なぜなら60年代〜80年代生まれの人間のベース価値観は、実際は親の世代の価値観だったりするからね。
選択肢も、親が与える選択肢を選ばせたりするのはNGだろうね。危なっかしくても「自ら選択しなよ」を子育ての軸に据えてきたなら特に問題はないでしょう。
でも、「安定」が固定ではなくて「分散」を意味するようになったのはどの世代も同じかな。
資産運用も然り。銀行に置いときゃよかった時代はとっくに去ったもんね。。。。
Z世代、それに続く世代についてはまた後日。だけど、厄介なのは我々世代の「引き際」だと思うよ。
ではまた!


