ビデオ【脱力近代史】 #4 なんだか複雑な日本とチャイナ(1) 〜孫文とその背景
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ところで「中国」ってなんなのか、見てみたら凄かった!
脱力近代史も4回目。掘れば掘るほど脱力する日々なのですが、わかるようでやっぱりわからないのがチャイナという超大国。
我々物心ついた頃には、すでに共産党という一党支配の国でした。人民服を着て自転車に乗って広大な広場前を行く人々の映像はまだハッキリ脳裏にあります。しかし中国が共産党の一党支配体制になったのは戦争終わってからの昭和24年。それまでは「中華民国」といってアジア初の共和制国家だったんです。その前は「清」という皇帝が治める国だった。
それを孫文が起こした辛亥革命によって崩壊させたのですが、孫文を支援したのは日本なんです。巨額の資金から居住地から人的コネクションから、何から何まで日本が面倒見た。つまり「辛亥革命を起こしたのは日本」とまで言えるわけなんです
え、なんで?ちょっとびっくりしませんか。
とんでもないスケールで動いていた当時の「大アジア主義」という思想
その後孫文の後に出てくるのが蒋介石という人物。そして蒋介石率いる国民党は毛沢東の共産党のバトルに敗れ、彼は台湾に行きます。それで現在の台湾が「中華民国」。どっちが本流だ論でガタガタしているわけで、「台湾有事」とかはこの辺をベースにして起きるだろうとされている「チャイナ統一」のための軍事侵攻の話。
まーーーーーーーしかし、一体どこまでが「オフィシャルに言われているような話」なんでしょうか。
当時、「大アジア主義」という考えがあって、欧米覇権ではない独自性を持ったアジアの独立があちこちで叫ばれていました。この思想を達成したい大物思想家、活動家、実業家、そして政治家と軍人。またそこに「乗っかりたい」各所の思惑やカネの動き。
さらにそこには、大本などいわゆる「新宗教」が入り込んで、軍も人も動かしていたようなオカルト的事実があって、とてもとても簡単に把握できるような状況ではないことが見えてきました。
思想、コネクション、資金、軍部、財閥、銀行、宗教、人種。現在→近未来に直接関わる重要回!
このすべてを鑑みないと何も解けないのが近代史だと思いますが、今回のテーマ「チャイナ」はそのすべてが濃厚すぎて、しかも「近過去→現在→近未来」に色濃く関わってるだけに、複数回に分けてのお届けになります。
大物キャラがバンバン登場して、またしても情報量が多いですが、行けるところまで行ってみようと思います。
都市伝説、陰謀論には辟易しているあなたへ
「誰でもアクセスできる基本情報」を淡々と羅列することで、かえって浮かび上がってくる「凄さ」を検証することにしました。ランダムに選ぶトピックのすべてが繋がっていることをこれでもかって感じで知ることになります。安易な結論に落とさず、さらに奥を見る。思考の冒険を楽しみましょう!
予定される内容
- 孫文、蒋介石、毛沢東、、、それぞれ何した人?
- 1920年代の世界情勢
- 共産主義の始まりとメインキャラ
- 孫文について詳しく
- 右翼思想家のメインキャラ
- 大アジア主義
- 浙江財閥と宗家3姉妹
- そしてここにも聖公会
- 植民地と銀行
- まさかの「友愛」?
- 満州と大本・出口王仁三郎(次回かな〜?)
整理されたキーノートをベースに、そんなことを見てみんなで考察していきます。
開催日時
2025年4月11日(金)21:00〜
決済後、URLがダウンロードされます。後日視聴もちろんOK!