かねよん、どうしたの?なんか言いたいことあるの?
かねよんとは昨年この世を卒業したわたしの親友でして、ナーコロが世界を席巻した折には2人で本を出しました。
よかったら読んでください。

後から思うと、この時彼女は自分の半生を記録に残したわけで、逆に言うと人生の残り時間を、魂ではわかっていたのかも知れないなー、、、、とか。
彼女みたいな人生を来る人はこの世に2人といないから、「生き方指南」の本ではないんだよ。
さっぱりした(あまりにもし過ぎた)性格の彼女だから、わたしもあんまり思い出を振り返るとか、悲しみの底に沈む、ということをしなかった、できなかったし、共に過ごした会社のOBコミュニティにも、彼女の死を連絡することも躊躇っていて、機を逃してしまった感があっていまだにしていないのだけど。
いや、何の話かって、先ほど不思議なことがありました。
22時過ぎ、急にわたしの身体がモワモワ(異様な振動。霊的なエネルギー)をキャッチし始め、何が起きてるんだろうか不審に思いました。心当たりはありません。
で、ふとあいほんを見たら、かねよんのお友達A子さんからメールが入っていました。
この方は、かねよんと連絡がつかなくなっていたことから、以前よくわたしの話が出ていたのを思い出し、このサイトからブログ記事を読んで、彼女の逝去を知ったとのことでご連絡をいただき、その後少しやり取りをさせていただきました。
今日のご連絡は、以前かねよんが著書を上野千鶴子センセイに献本したろか、ということを画策していて、そのままになっていたのだが、今A子さんは上野さんに近い人とやりとりする機会があ理、著書を渡せるかも知れないが、どう思います?というご連絡でした。
というのもかねよんは若い時代、上野千鶴子センセイに心酔しており、、、、、というのも彼女のような「変わり者」、この世界の全ての常識に疑問を抱いてしまうタイプの人間にとって、上野センセイの提唱する「フェミニズム」が、生きる上でのベクトルを示してくれた思想体系でもあったわけで、その頃わたしと同じ職場で来る日も来る日も長ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい編集会議という不毛な時間においても、かねよんはフェミ思想の上に物を言ってくるから、さらに話がややこしくなり、わたしのストレスはエブリタイムマックスになり、よく喧嘩したのでした(爆笑)
喧嘩って言っても、イラっとなってるのはわたしで、かねよんは怒るわけじゃなかったんだけどw
しかしわたしは見抜いていた。
かねよんはフェミニストと名乗って男女同権を叫び、恋愛を否定していても、実は彼氏の博士論文のために寝る間も惜しんで翻訳作業を手伝ったりして「おしん」かよと思ったものでした。
女性性を否定しているくせに、いつもキチッとしたタイトスカートに、おリボンのついたお嬢さんスタイルのブラウスなんかを着ていたじゃんw 引き換えわたしはジーンズにTシャツ。夏は短パン履いて行ったら人事に呼び出されて怒られた。(忘れてたけど思い出すと笑える)
しかし彼女は思い込んだら猪突猛進、男女同権がタテマエ上成立している(かに見えた)アメリカに単身行ってしまうのでした。
晩年の彼女は、フェミニズムといってもそれが要するに左翼思想の成れの果てで、そっちに飛び込んだばかりに自分の女性性を封じ込めてしまった(けど、内面ではそれが暴れていた)ことに気づいて、上野千鶴子センセイにまんまとやられた!ってことを笑い話にしていました。
まーそんなわけだからA子さんは躊躇して、著書を送るのをどう思うかと尋ねてくれたわけですが、
わたしの心は一択で「おー、面白い!送りつけてやれ!」で、きっとかねよんもそう言って笑うんじゃないかなと思います。
あんな若い日々のことも、今では輝かしい青春て感じがする。
「生きづらさ」なんて言葉が大手を振って歩いている昨今、どうしてもその言葉に乗っかる気になれないのは、かねよんみたいにモノホンに生きづらかった、この地上のどこにも居場所がなかった人物を直に知っているからで、そういう意味ではわたしだってどこにいても「ここじゃない感」は常にあり、
「でも、だからって、なんなの?」
としか思えないから、なのかなーとか。
もはやそんなことすら自分には本当にどうでもいいのは、一周まわって「生まれ育った土地に根をおろす」って決めたからなのかもしれません。
・・・・って、かねよんの話のつもりが自分の話になっちゃった。
あーでも、これを書いていたらモワモワは薄くなってきました。
かねよん、あなたまだその辺にいるの?
上野さんに本送ってもらうけど、いいよね?望むところでしょ?
てか、もう地上のことは気にせず、自分の星に還りなね。二度と来たらいかんよ!トリックに惑わされないように!
あんたはもうここでやることやったんだから、やり残したこと一個もないよ!
くだらん、アホみたいだった!と最後まで思ったでしょ?そうだよ、間違ってやってきちゃったんだから、それでいいんだよ。
「早く母船が迎えに来ないかな〜」とかいっつも言ってたんだから、それに乗って還りな!そして平和に暮らしなよ。こっちのことは見守らなくていいんだよ。
世界激変する今、もしかねよんがいたら夜中にあーだのこーだの、いろんな物事の化けの皮が剥がれた件、そう今ならエプソンみたいな名前の人の件とか、ホットラインが続いてたんだろうな〜って考えると、それができなくてつまんないなとは思うものの、いち抜けしたことは少し妬ましい。
でもわたしはもうちょっと、世界どうなるか見届けるつもりよw

