お金も権威も意味を持たなくなった時代にパクス・ジャポニカが発動する
『急に具合が悪くなる』を観て以来、ずっと「パクス・ジャポニカ」について考えている。
我が国の天皇制がガタガタと揺らされていることを見ても、「パクス・ジャポニカ」について考えている。
競技の純粋な祭典であるとされてきたワールドカップサッカーの欺瞞が完全にバレたことを見ても、やっぱり「パクス・ジャポニカ」について考えている。
これら全て関係のないことに見えるかもしれないが、わたしの中ではかなり合点がいく、というか納得の精度が上がってきている話であって、これからは日本が強いだろうな、と思っている。
言いたいことは本日の掲題がすべて。それが結論なんだけど。
ただ、それは「象徴天皇制を戴く国家」としての日本ではなくて、長時間労働に耐えるエコノミックアニマルとしての日本でもなくて、
よりどころのない人々が呪文のように唱える「日本すごい」でも、閉鎖カルトの匂いさえ感じさせる縄文コミュニティ礼賛の日本でもない。
かといって銀河連合?宇宙のナントカ?みたいなチャネリング情報?(はっきり言って俺よくわかってない)が言ってるから、とか、スサノオの復活とかなんとかでもない。
ましてや宮崎に代表されるアニメの国だからでもない。
けど多分、その全てが微量要素として複雑に入り組んだベースはあるかもしれない。
が、別にそんなことは考えなくてもいいんだよ。
そしてむしろ「〜〜〜だから日本が強い」が一番不要なんだと思う。
「〜〜〜だから」がもう要らない。
要らないけど、伝えるためには何か言葉で説明しなくては、というところでこれを書いているわけなんだが、
書き始めたものの、言語でどう伝えるよ?
かつて、パクス・ロマーナというもんがあった。PAXはラテン語。英語にしてPEACE。
古代ローマの最強軍とローマ法による世界統制。(どうでもいいけどイタリアの法律はいまだにローマ法が生きてたりしてわけわからないことになっている、とよく言われた)
要するにお前らローマ法に従ってる限りは、自由にやっていいよと言って世界を支配した。
次に世界を制したのはイギリスで、パクス・ブリタニカと称された。
要するに金融(シティ)だが、バックには海軍力。奴隷を含む貿易網、植民地拡大による平和だった。
その後、独立戦争を経てアメリカが覇権を握り、それが今に続くパクス・アメリカーナで、ペトロダラーシステムによるドル一強、協力しなけりゃやっちまうよ!の軍事同盟、石油など資源エネルギー、情報通信、軍産複合巨大コングロマリットによる「世界平和(笑)」。
で、今、これら全てのものが崩壊フェーズに入っている。
そこには苦痛も伴われるわけだが、わたしは、はっきり言ってそれを楽しみにしている。
W杯サッカーも、実にキタネー世界を存分に見せつけてくれて、It’s all aboutお金、That's the matter of政治だって、誰もが薄々わかってたことが隠されもしなくなった。
宗主国スペインと植民地アルゼンチンという決勝に至ってはスポーツマンシップって何のこと?マッチョ主義の暴力見てスタンド湧き立つまるで闘牛、やっぱ所詮はローマ時代の娯楽じゃんとわたしは思った。
最高笑ったのが、アメフトかよという無意味なハーフタイムショーの導入で、二度とそんなもん見たくないわけだが、
極め付けは
本日もたくさん爆弾を落としております!という国でLOVEとかPEACEとかやっちゃうこの悪趣味さに、平和の鳩じゃなくてシラケ鳥が南の空に飛んで行った。


これがわたしたちの生きている今の世界なわけで、早く終わったらいいと思う。
また同時に、
みーーーーーーーんなが疲弊する「力による支配」に変わるものと言ったら、
天皇制という唯一の権威を失った日本人各自の「あり方」しかないじゃん。
つまりもはや一億総天皇の時代。
一人一王国
一人絶対君主✖️一億
みたいな、もう、「自分の外に救い主を求めない俺ら」が自らの王国(=自分)と自らの神殿(=肉体)の平和と安寧を大切にして、隣の君主にもリスペクトを持って接する
みんながそれを実行した時、真の国民主権が取り戻されるという仕組み。
調和だの和合だの、愛だの平和だのというかけ声すら要らない。むしろそんなイデオロギーが不協和音を生むんだから、もはや言挙げせず、一人黙々と実行する。
誰かが、そこに勝手に共鳴するようになる。
『急に具合が悪くなる』はそんなことを示していたようにわたしは受け取ったし、そんな映画が個人主義の権化のようなフランスという国で公開されることはエポックメイキングなことであろうと思っている。
だから我々は、各自好きにやれ!
まったくうまく伝えられた自信はゼロだが、まあ、わたしはそのように信じているので、
折に触れて補足していきたいと思ってます。


