すべてがお芝居に見える

価値観がすっかり変わっていることに気づいたよって話を前回書いたんだけど、、、、

政治ネタって嫌いじゃない、むしろ好きだからウォッチしているけれど、そもそも支持政党なんかないよ。

長年ウォッチしているからなんやかや詳しいだけ。人間観察だし、社会観察だし、つまりわたしにはエンタメなんだよ。

自公連立解消には「おー!快挙じゃん」と思うよ。「さ〜〜〜、どうなる?」ってエンタメとして最高の展開だよ。

高市になったら良くなると信じている人たちはアツくなって前のめりに追っていると思う。

けれど、わたしは全然そうではなくて、ただウォッチしてりーかお総研としてデータを蓄積してる。

 

例えば麻生がバックにいてどういう動きをしたとか、どことどこが水面下で話つけてあるとか、

はたまた今回だけはガチで戦をやってるのかもしれないけれど、

大和朝廷誕生以来、日本人ずーっとこんな風なことをやってきたんだろうな〜っていう感慨?みたいなものを感じている。

 

で、なんか、なんていうか、

すべてが舞台装置の上で繰り広げられているお芝居のように感じている。

うまく言えないし、よくわからないんだよねこの感覚。

 

この世界はそもそもが舞台装置で、我々はそれぞれに演じている壮大な仕掛けだと考えているんだけど、

そういうでっかい意味で、今回の騒動もお芝居なことは間違いないんだけど、

今感じているのはそういうことなのか、

それとも政治という「裏のある世界」での「小芝居」なのかは自分でもよくわからないんだよ。

 

たとえばワークライフバランスっていう言葉尻にどーーーでもいい噛みつきしたり、

これから必死に働いて頑張ります!って言ってる人に対して凄まじいサゲ。

NHKのアナウンサーが高市にインタビューして、なんかいや〜〜な態度で、高市の言葉にいちいち嫌悪の表情作ってみたり

「総理になったら何から始めますか?っていっても、高市さんが総理になるかはわかりませんけどね!」などと言ってみたり

とくだん高市支持じゃないわたしだって、そーゆーのを見たら「なにこの態度!なんなのこいつ、人として!」とイラッときてしまったわけだけど、

ほとんど悪質な集団いじめみたいなことが起きている。

だけどこれ、、、、

まじでみんなが高市を潰そうと躍起になってるのかな。だとしたら手法が滑稽すぎる。

むしろ「認知の仕掛け」として見る者の感情を動かすことが目的なんじゃないのかな〜ってわたし感じて、即座に冷静になったよ。

支持者ならアツくなっちゃうだろうし、より強固に高市を応援しなきゃ!って気にさせるだろうし。

 

・・・・で、さんざんガタガタした挙句に、なんとか高市政権爆誕!てことになったら国民のボルテージは上がるだろうから、

その後高市への「忠誠心」が育まれちゃうよね。

そんな折、ナントカ有事だとか国内に災害だとか何とかかんとか起きたとする。

はい、緊急事態条項!

・・・・・・きっと誰も抵抗しないよね、そーなったら。

たとえばそんなような近未来に対する、認知戦として、今繰り広げられていることはお芝居なのかもって思ったりもする。

 

 

まあわたしは高市が嫌いだとか批判的だってことでもない。

彼女強いし、明るいし、理路整然としてるし、二世じゃないし、よくがんばってはると思う。

積極財政とか、抜本的改革とか、本気でやろうとしているなら水を挿そうとは思わないよ。

緊急事態条項だって、本当に恐怖の権力支配体制になるのかどうか、それだってわからない。

何もかもがオモテとウラでできているんだから、オモテも疑い、ウラも疑うのが冷静さを保つ秘訣。感情に支配されないコツ。

 

いずれにしたってグレートなアレは来る。

「いつ」なのかっていうだけで。

それからずっと歴史を眺めてきて、アツくなった国民が誰かを救世主と担いだりすがったりするとき、バカを見るのは国民だよってことはわかってる。

移民やツーリスト問題でもアツさが煽られてるし、しかもどこの国でも同じ問題になってるし、

こりゃほんと「戦前」みたいな様相じゃん。

で、だいたいグレートなアレは災害や戦争というお約束もつきものなんだよ。

 

とにかく何が起きてもいちいち感情を揺らされないこと。

自分とそれ以外の間にきっちり線を引くこと。

煽られても、むやみに反対もしないし賛同もしない。

 

今、この世界は「認知戦」なんだよ、我々の認知を弄ることが一番効率の良い支配なんだってことを忘れちゃダメだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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