片山さつき 自虐とプライド
高市内閣。
みんな熱狂してはります。
皆さん「やったれや!」って思ってはります。
気概と必死さが伝わってくるから当然です。
政権取る気もないくせに、外野からガタガタ言うのが趣味みたいな野党の女性陣とは立場が違います。
そして今後メディアは一斉にサゲ誘導してくるでしょう。
でも他責せず、引き受ける!って言ってる姿には、そりゃグッときますよ。
りーかお総研としては、いろいろとヨミがあるんですけど、今言うことではない。この熱狂に、今は水をさしたくないから黙っときます。
、、、と言いつつも、今言っとかなきゃいけないことはある。
あらかじめ言っておきます。
小泉純一郎の時も、みなさん熱狂してはりました。
ミーンな、踊ってはりましたよ。
その後、どうなったかはみなさんご存知の通りです。
ま、今、そこは置いといて。
女性閣僚みんなハキハキ喋って気持ちがいいです。ナメクジが這ったようなオッサン勢の喋りに吐きそうになってた我々ですから、爽快に感じますよ。
わたしが特に注目しているのは
妖怪・片山さつき様
ですよ。
前代未聞の優秀さで大蔵省トップに君臨しはったエリート中のエリート官僚。わ、こんな人いるんだ!
それが鳴り物入りで自民党入りした時のことは、我々世代なら覚えています。
そして舛添要一のもとカミさんだった事実は我々をのけぞらせた。え、まじで?そこでちょっと、俺らは世界観狂わされた。
すごいすごいと言われながらも、
ハッ!
いつの頃からか、気づけば妖怪に。
若き日の映像を見て、DNが目を丸くして「こ、、こんなかわいかったんだ!」。

そ〜だったよねえ、、、と爆笑したと同時に、
ハッ!
ちょっと待て!
俺だって、昔はかわいかったじゃないか。
そう思ったんですよ。
そうだよ、俺らみんな、昔はかわいかったじゃないか!
・・・そう思ったら、「あの頃は良かった」的なもの「あの日に帰りたい」とは種類が違う、なんだろうこれは
しみじみしちゃったんですよ。なんだか知らないけど。
高市、片山、あと小野田も、
オッサンの中に並んだ閣僚集合写真を見て
我々世代、我々よりちょっと上のお姉さまクラス、この、当時がんばって働いてたカテゴリに何か同じような「感じ」、強いて言えば連帯?
まーそんなような「しみじみ」が発生したような雰囲気をキャッチしてます。
まーしかし、
わたしが注目しているのはそこじゃない。
なんて言うか、この方、
変じゃないですか。(ディスじゃないよ、興味深いんだよ)
例えばこれ。
挙動が変じゃないですか。
すんごいピンヒール履いてはるんですけど、そのせいか歩き方が変。転ぶんじゃないかと心配ですよ。そんなら普通にしっかり歩ける高さにすりゃいいのに。
そして悪すぎる服のセンスと若づくり。でも喋るとぶっきらぼうなオッサン。
アー写と実物にギャップがあることは気にしない。


会見にはつけまつ毛で出てくるが、まつ毛がズレてることはおかまいなし。
絶対に見せない額と聖子ちゃんカットの死守。
なんかおかしな方じゃないですか。わけわかんないんですよ。そこが面白いとわたし思って見てるんですよね。
でも、めちゃくちゃ頭いいんですよ。
めーーーーーーちゃクチャ、優秀(だって言われてきたん)ですよ。
この方「保守」カテゴリとされてるけど、主張は結構ころりんこなのでよくはわからない。
つまり、まったくわけわかんないんですよ。
わけわかんない人って興味ひかれるじゃないですか。規格外って興味深い。
でね、
とにかく優秀なんですよ。
この方が本気出せば財務省の改革なんて可能も可能、可能姉妹ですよ。省内で先輩風ビュービューに吹かせまくってやったらいいんですよ。
で、たぶん、本気出す機会は、今しかないんですよね。
本気出すのか出さないのか。
そこにめちゃくちゃ注目してます。
それから、この方が言った言葉で
「わたしは男を見る目はないけど未来を見れる」ってのがあるらしくて
ほんとかどうか知りませんけど、秀逸だなって思ったんですよ。
自虐かましてプライド見せる。
好きだな〜、そういうのw
なんかねー、わたしのバーイねえ、とてつもないものを見たい!って思うんですよ。
クッハーーーーーーー!ってなりたいんですよ。
妖怪が本気出して、クッハーーーーーーーー!!!っていうのを見せて欲しいと、心から願ってるんですよね。
ツーわけで、期待をしているわけなんです。
で、最後にやっぱこれも言っておきますけど、
早苗が頑張っているのは素敵だけど、絶対に来ますよ。
緊急事態条項を発動する事態には、絶対になりますよ。
それから、
我々の幸せは、「国家」とは別なところにいつも、ちゃんとありますから。
政治はエンタメのひとつ。世界はただの劇場。踊らされるより自分勝手に踊ること。
国が国民を守るなんて、歴史を見たらわかる通り、あり得ませんから。
それだけは何度でも言っておきます。


