タケノコの里

昨日は久しぶり、葉山の里山での炭焼きに参加させてもらいました。

わたしなんかリーダーさんにたま〜に声かけていただいて行くだけですが、

里山の竹を伐採して炭にするのに良い長さに切って整える作業、焼き窯を作るため重たい粘土質の地面を掘って成形する作業など、ずっと継続しているグループがあって、ほんとすごい。

わたしは「火を燃やす」ってことしかやってない(笑)

この写真は、窯の中にビッシリ詰められた炭にすべき竹に着火するよう火を起こして中に送り込む作業、の図。

これがうまく行くったら、口を塞いで酸素が入らないように密閉して、窯の中の火が変容するのを待つ。

この道20年!とかの、理論も実践もやり尽くしたベテランの方が指導してくれても、必ずうまく行くとは限らなくて、炭になるかただの灰になるか、あるいは始末に負えない未炭化の木片になっちゃうかだけど、長くやっているグループの人たちは、ともかく集まってみんなでワイワイガヤガヤやることを楽しんでいるみたい。

ほとんどはオジサン。そこに子連れのお母さんたちやファミリーが集う。

日頃の生活も、職業も、暮らし方も、おそらく主義主張もみんなバラッバラな人たちが集まって仲良くやっているのって素敵だなと思って見ています。

中でもオッサン同士の仲の良さって素敵。女性と違って男の人は(特に年取ると)「仕事とは違う社会」を作れない問題が取り沙汰されているけど、山の中であれこれやる人たちの中で、関係が醸成されていくみたい。

ちなみに、山の活動している人たちみんなすっごい元気なんですよね。。。。

山というものが持つ、都市にはない力。

そんな山の中で、火を起こすとか、木を切ってものを組み立てるとか、土を耕すとかって、「生命維持」のための根源的な部分が活性化されると、人は勝手に元気で丈夫になるのかなあ、、、なんて考えます。

わたしは自分を「都会の人」だと思っていない。だけど「都市」でしか生きられない自分について考えさせられちゃう。

 

炭焼きを待つ間、せっせとタケノコを掘り、火の中にぶち込んで焼いて、塩して食べるこの美味さよ!

それから八丈島名物「くさやの干物」をお土産に持ってきてくれた人もいて、

くさや大好物!!!のわたしは狂喜乱舞w

最近(平成以降)のくさやは、くさくもないし、硬くもないマイルドなものになっていて、これは比較的クラシックなものだと言われたようなんだけど、それでもマイルドだった😢

クサイからくさやなのに、くさくないくさやって一体なんなの😢

 

傍らではニリンソウが咲いています。

 

タケノコは以前たくさん掘り過ぎて、毎日がタケノコ地獄になったから2つだけ持ち帰ったw

土の中からにょきにょき出てくるこのタケノパワーって凄まじいね!

それから、掘り出したそばから小さなハエが無数に集まってくるんだけど、何かフェロモンを出すんだろうなあ。。。

 

 

強烈な炎と煙って、なぜか人を消耗させるようで、

帰りはぐったりしながら「歩く燻製屋」みたいな匂いで、家路を歩きましたw

旬のものが手軽に手に入ることには感謝しないといけませんわ。今夜はタケノコご飯だよん。

 

 

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