あんた何モンだよとうもろこし。宇宙からもたらされた無条件の愛

「宇宙」という言葉を簡単に使うことが小っ恥ずかしく感じるようになって、なんとなく避けるようになってしまったんだけれども、誰かこの「宇宙」についての違和感をビシッと言い当ててくれる人が現れないか止まっている(他力本願寺w)。

 

で、とうもろこし栽培なんだけど、去年トライして失敗。実ができるにはできたけど、食べるに値しないような小さなもの。

ちなみにできたものを乾燥させて次年度撒こうと、その辺にほっぽっといたら、リスかタヌキにきれ〜いに食べられてしまったw

今年は苗を買って植えてみたが、やっぱり小さくて、食べることはできたけど不満でしかないから、8月初めにまたタネを蒔いて、無肥料にこだわるのは諦めて、鶏糞とか油かすとかニームケーキとか、いわゆる有機の肥料分をそれなりに大量投与して育ててみた。

 

それなりに育って「イエーイ!!」と思っていたんだが、いつが収穫適期なのかイマイチわからん。

それで、昨日、2つばかり捥いでみた。

1個は粒びっしりだけど相変わらず小さい🤪

もう一個は超大粒だけど、スカスカでなんじゃこりゃーーーーーー🙃

だがしかし!

味だけはめちゃめちゃめちゃ良かった!これまでの人生で食べたどのとうもろこしより、味は良かったことにビビった。

 

まーーーーーーでもね、

もう来年は作るのやめようかなあ、、、、、

だって、とうもろこし作るのって場所とるし、限られた庭スペースなんだからトマトとか確実にできる野菜を増やしたほうがいいんじゃないの?

できても保存きくわけでもないし、、、、とほぼ挫折宣言しそうになったんだよ。

 

 

だけどねえ、

そもそもとうもろこしってなんだっけ?とふと思ったら、

これやっぱ「宇宙」からもたらされた最大の謎にして最大の恵みであるっていう原点を思わずにはいられなくなったんだよ。

 

だって、

おかしな植物、あまりにも異常な植物なんだよ。

 

とうもろこしはイネ科。だからコメの友だちで、両者とも1本の苗から無数の粒を発生させる。ってことは一度植えたら翌年、翌々年は無数に広がって「人を食わせる」。

両者とも捨てるところがないし、収穫後に土に埋めたら土壌は肥沃になって翌年の栽培に役立つ。

まさに無条件の愛みたいな存在。

両者とも、世界隅々で品種改良され、無数の種類が出回っている。

しかもとうもろこしは人間だけじゃなくて家畜の飼料としても食べられているから、俺らの生命維持の根本を支えてくれている食物と言ってもいいんだよね。

ここが肥料食いと言われる所以かと思うんだけど、牛や豚、鳥がとうもろこしを食べて💩をしたら、それもまたとうもろこしの肥料になるってことなんだよね。

なにその完璧な循環!って思うんだよ。

 

なんだけど、謎なのは、今我々が食べている「コメ」には「原種」というもんがある。言ったらコメの先祖、第一世代がある。

だけどとうもろこしには「原種」が存在しないっていうんだよね。

中米の地上に突如現れたっていうわけ。

 

実際、マヤとかあの辺にはとうもろこし神話があって、それはそれは奥深いものだよ。

去年行ったメキシコで、明らかにとうもろこしだねっていう遺跡のレリーフ見たよ(めんどくさくて写真探さないw)

メソアメリカにおいてトウモロコシは主食であり、神話上で重要な役割を果たした。

『ポポル・ヴフ』によれば人間は白と黄色のトウモロコシを粉にして水とまぜて練ることで創造された。『カクチケル年代記』でも、トウモロコシの粉をバクとヘビの血とまぜて練ることで最初の人間が生まれたとする。トウモロコシの種の4つの色(赤・白・黄・黒)は世界の4つの色とされ、また大地の4つの方向と結びつけられる。古典期後期の土器の絵によると、土に植えたトウモロコシが土から伸びる様子が人間の埋葬と再生の暗喩になっていたようであり、死んだ王にはトウモロコシ神と同様の服装が施された。

古典期前期においては、頭の上にトウモロコシをつけた若い神として表される。古典期後期になるとトウモロコシの神は2種類が確認される。ひとつは剃髪したトウモロコシの神で、熟したトウモロコシを表し、『ポポル・ヴフ』に見られるフン・フナフプの原型に相当する。もうひとつは葉をつけたトウモロコシの神で、頭の上からトウモロコシの穂が伸び、成長中のやわらかいトウモロコシを表す。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%A4%E3%81%AE%E3%83%88%E3%82%A6%E3%83%A2%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%82%B7%E3%81%AE%E7%A5%9E

 

 

 

こんな記事もあるよ。

マヤのトウモロコシ神の像発見 メキシコ・パレンケ遺跡

https://www.afpbb.com/articles/-/3407935

 

 

で、植物としてかなり異常なのは、

とうもろこしって、自分の花粉では受粉しにくいってこと。

株Aと株Bがあったら、AはBに実をつけてあげられる(反対も)けどAの花粉でAの実はならない。

しかも、普通、植物はタネを風に乗せて飛ばしたり、鳥たちに食べられて運ばせたりするけど、とうもろこしだけはほっとけば地に落ちて芽を出すっていう構造になっていない。

つまり、要するに人間の手を介してじゃないと繁殖しない仕組みになっているんだよ。

それは人々が持ってる「自然」の概念を大きく覆す。

人間て自分が「自然」の一端だと思っていない人が多いじゃない?自分と自然を分けて考えている人がほとんどじゃない?

それで、とうもろこしを考えると、我々も「自然」の一部なんだよってことを思い出させるに十分なんだよなあって思うんだよ。

家畜も含めた他の生き物たちとうまくやっている限り、食べさせてあげるよ!っていう神のはからいなんじゃないのかね、この謎の植物が地上にもたらされた理由は。

人間も自然の一部として機能すること。くだらん「自我」にこだわってる場合じゃないんだよね。

 

・・・・ンなことを考えて、やっぱし来年もチャレンジしてみっか!って気を取り直している。

 

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