温泉に行きたい!・・・・どうせ行くならアレだ!
冬のしんしんと寒い中、どっかゆっくり温泉行きたい!
・・・・となってから、さーーーどこ行くよ?
インバウンド混雑は嫌だ!
せっかくだから少し遠目のところに行きたい(箱根、熱海、湯河原あたりだと、わたしにとっては「旅感」ゼロ!)
どっちかってゆーと北に行きたい。しかしへっぽこ湘南育ち。雪になったら運転できない!
観光よりはグデーっとおこもりしたい。かと言って1日中宿にいるのも嫌だ。
美味いものが食べたい。美味い酒が飲みたい。
とかなんとか駆け巡り、
候補として出てきたのが、長野、群馬。
群馬は亡き祖母の出身地でもあるから所縁の土地を見てみたい。しかしどうせなら榛名神社とか岩を見たい。山も見たい。そーなると車が要るじゃん。雪降ったらどーすんの?
長野は別所温泉を勧められ、確かに良い!しかしどうせそこまで行くなら、「生島足島神社」とか行きたい。いやいや、佐久の方まで行ってみたい。
は!どうせそこまで行くならむしろ皆神山と松代大本営地下壕を見たい!
ぎゃーーー!そうだよ、登戸研究所繋がりで松代はまさに行くべきタイミング!おお!そうか、そーゆーことか!
だけどそーなると車が要るじゃん。雪になったらどーすんのよ。
それじゃあ諏訪?諏訪湖に氷が張ってるか?御神渡りでも見られるか?しかし今年は言うほど寒くない。
・・・・・・・とかなんとか。
ハーーーーーーーーー!じゃ、どうすんのよ!
いつからこんなに優柔不断になったのか首を傾げつつも、、、、
やっぱ、冬で北に行きたいとなったら「城崎でカニを食らう」以外にないじゃん!
てことになった。
松葉ガニの炭火で焼いたやつ。
ぐわーーーーーーーーーーーー。考えただけで唾が出てくる。
や、待って!
城崎と言えば!
は!そうだよ!!!そうそう!!
以前から思ってたじゃん!「玄武洞を見に行き城崎でカニ」と!
過去、玄武洞に行こうと考えても「どうせそこまで行くなら城崎でカニ食べたい」と脳内の誰かが必ず言う。
ああ、美しき柱状節理、「今おいで〜!」って呼んでくれてたのね!
わたしが鈍くて、群馬?とか、長野?とか、妥協して、「下田でいっか!柱状節理あるし!」となってからの、
柱状節理と言えば豊岡じゃん!
と繋がり、「やっぱ城崎じゃん!」となったわけだが、ああ、この連想のシナプス🤓
城崎ー豊岡なんて公共交通で行けるし、仮にタクシーで行ったってたいしたことない。
節理を見るだけで、あとは温泉・カニ・グダーーーーーーーの実現。
てわけで、ただいま予約完了!
ああ、ようやくたどり着いたぜ(ってまだどこにも行ってないけど)。
皆さま、この先お金なんかいくら持ってても価値がなくなることが予想され、増やすべきは「体験」でしょ。
印刷された渋沢の顔を見るたびに「ふん、お前なんか、使ってやるよ!」って思ってるよ。
どんどん来い!どんどん使ってやる!
(渋沢栄一についても、かーーーーーーーーーー!と思うことばかりなので今後の近代史勉強会でやりますよ)
城崎と言えば志賀直哉。
「城の崎にて」って、教科書に出ていたか、受験対策で読んだか忘れたが、
こんなに美しい文章があるのか!
若き日のワタクシ心震えたことを覚えている。
「美しい文章といったら志賀直哉」ということは激しくインプットされたものの、
しかしどういうお話だったか1ミリも思い出せないことに愕然としたのが、実は初めて城崎に行った20代も終わる頃のこと。
やばやばやば、もっかい読んでみよう!と思ってさらに30年経ったということにも愕然とする!
ですからKindle版買ってみた。この機を逃したら死ぬまで読まないから。
でも還暦まで数年に迫った今の自分がどう感じるのか、読むのがちょっと怖い。
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