なんかおかしさを感じませんか？

朝っぱらからあいほんの緊急ナントカで叩き起こされ、ちらっと見たら「カムチャッカ」の文字に安心して二度寝。

本格的に起きてからもあいほんがうるさい。

避難しろとか言ってる。

でも、わたしの高機能危機管理センサーがピクリともしないんですよね。

 

一応TVつけてみたら能登の時以来の「とにかく逃げてください」アナウンスがずーーーーっと続いている。

それよりも北海道や東北エリアの漁師さんたちが、続々と沖に船を出動させているのを見て、「かっけーーーーー！！！」グッときてしまう。

「船団」て無条件に好きなんだなあ。

沿岸部に住むワタクシ。二階から海を見てみた。北斎みたくなってたらどうする？と。

・・・・・・・穏やかだった。別にフツーだった。

しかし町にはツーリストも多い。浜には「海の家」がズラリ並んでるから、客を退散させるためだろう、サイレンとアナウンスが鳴り響きっぱなしで、

「戦争？」

って思った。

空襲警報ってこんな感じで鳴ってたのかな〜、とか、80年前に想いを寄せてみた。

 

まあいい。

そのうち最初１メーターだった予想される津波の高さは３メーターに修正されてた。

そのうち北海道に10センチの津波が到達、やがて各地で30センチとか40センチとか言い始めた。

 

・・・・・・だとして。

わたしは何事もなく鶏の唐揚げを作り、ホクホク食べてたわけだが、

電車はすべて止まり、タクシーは炎天下の長蛇の列だって言うから出かけてた家人を迎えに車を出したら、店のほとんどにシャッターが下ろされていた。

道も、ナーコロ以来の空きっぷりで、実に気分ヨシ。

全国レベルでは、コンビニには店閉めろ！の本部指令だったとかで、またネットが不通になった地域もあったとか。

要するに、我々のライフライン、インフラが一気にダウンした状態となった。

 

そらもちろん良かったですよ、40センチの津波で済んで。

それに、カムチャッカの地震だって連続して揺れでもしたら、もちろん我が国への津波も巨大化したかもしれないもん。警戒態勢敷くのは良かった。

 

・・・・・とは思いますよ。

 

思いますけれども、

なにかが引っかかる。

引っかかりませんか？

去年？一昨年？だったっけか？

「南海トラフ騒ぎ」に似たものを感じた。

あの時も、わたしは岐阜からの帰り。新幹線どうせ止まるでしょってことで、

名古屋で優雅にフレンチでも食べて帰ろってことにした。

 

40センチの津波で、夜まで「逃げてください」テロップが画面にデカデカと表示され、

肝心の「環太平洋での地震動向」的な、「科学的な」話はこの素晴らしい日本の報道からは一切出ず、フランスとか他の国の発信がまだマトモであることを思い知った。

シャットダウンされ続けたインフラの中で、1日が過ぎた。

 

んーーーーーーーーー、これ

何かの予行演習なんですか？

緊急事態条項とか。

そういうもん発令されたらこんな感じになるんですかね？

いきなり始まる「台湾有事」とかも、

きっとこんな感じになるんでしょうね。

だってセンソーって「はーい、今からやりますよ〜」とかないでしょうし。

突然、なんかおっぱじまるんでしょうよ。

 

考えすぎですかね？

ま、なにかと違和感を感じるワタクシですからね。

「なんかおかしくね？」と声をあげてる方がいるなら心強いですけどね。

みんな、すんなり受け入れてしまう国民性ですからね。

 

まあ、わたしはどんな時でも

腹が減ってたらそっちを優先することができる人間だってことがよくわかりましたよ。