所詮、この世界はビビらせゲーム
都内にいたら交通規制だとか検問だとか上空ヘリ飛び交うだとかでイラッときただろうな〜と思いながら、トランプ来日〜高市との会談〜横須賀基地の一連の様子を母と実家で見てたんだけど。
まあ、いろいろと思うところあるわ。
エアフォースワン羽田に着いて、厚木に待機させてた専用ヘリ(マリーンワン)で赤坂の米軍施設へ。
そこから首都高全止めして、クソでかい無数のアメ車と、大統領を乗せたクソいかついリムジンが、現代の大名行列かよ!って感じで、我が物顔で爆走していく。
うほ、すげ!ハリウッド映画!って感じ。

だけど、これ俺らの国じゃん。
わかる?
トランプってチャーミングなキャラだから「反感」にはならないけどさ、なんていうか、俺らの国を、やつらの国のルールで動くわけだよ。
ま、そらそっか、占領下だもんな。
あらためてそんな風にも思ったよ。
この大統領の乗せた車っていうのが、ミサイルにも耐えるとか、車両重量9トン(俺の愛車9台分w)とか、ドアの厚み30センチとか。名前は「ビースト」(ケモノ)。
まったくエレガントでないネーミングセンスがエレガンスとは無縁な国を象徴しているよ。
ふ〜んと思って調べたらさ、同型車が4台あって、3台のうち2台はダミーで走らせて、1台は常に格納されて至近距離で待機とかさ、上空からレーダーで探査されてもどの車に本丸(大統領)乗ってるかわからないようにしてあるとかさ。
https://news.isotop.jp/archives/4061
要するにただの装甲車っていうより走る軍事機密みたいなもんで、これをワシントンから空輸するのにもたいーへんな技術と労力とスタッフが駆使されてるわけでさ。
いわゆる「軍事経済」ってものを感じさせたよ。
高市が同乗した専用ヘリもさ、空飛ぶそれモンのスペックでさ、いつ何時、何処から攻撃されてもいいような仕様になってるようだよ。
ちなみに我が家上空を飛んで行った。

横須賀の海軍基地で、世界最大の空母ジョージワシントンに着陸して、、、、って、ジョージワシントンて坂ノ下全域よりでかいからねw 乗組員も坂ノ下の住人より多いからねw
単純にスッゲーーーーーー!と思いはするものの、
俺2号か、俺3号か、いやもはや、何号かわからないんだけど
「滑稽だ」
って思ったの。
デカさ、イカツさ、攻撃性の高さを誇示して、どっから狙われてもスキがないように、ありとあらゆる計算がされてあらかじめ対抗処置が取られているわけ。
要するにさ、「ビビらせて、カツアゲする」ってだけのことでしょ。ビビらせゲームなんだよ。
この世界は、「イカツくて戦闘能力高けりゃいいってもんだよ」っていうロジックで成り立ってるわけでしょ。
「いやいや、そんなのは宇宙の摂理に反してる」だとか、「声をあげない弱きものの正義」だとかを叫んだところで、実際、
イカツくて戦闘能力高い者の前に、黙って有り金差し出すしかない
ローマ以来、そんな風にして人類ってやってきたんだよね。
なんか、そんなビビらせゲームが、心の底から滑稽だと感じたんだよね。
このビビらせゲームって、別に軍事に限ったことじゃなくて、
ありとあらゆるところで強力に作用しているんだよね。
「この壺を買わないと不幸になる」「脱会したら呪われる」みたいなことしかり
「将来ガンになるからガン保険入りましょう」しかり
いえいえ、もっと誰にでも言えることは
「こんなこと言ったら嫌われるから」「友達いなくなるから」「なんて思われるかわからないから」「間違ってたら怖いから」
ぜ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んぶ
ビビらせゲームの虜。
しかし、ここでわたしはあなたがたに言っておく。(← 聖書ふう)
ビビらせる奴が悪いんじゃない。
ビビる自分が悪い。
そう割り切った方が早い。
所詮はゲーム。
我々の人生にはタイムリミットがあって、ビビって過ごしてるうち、時間が来れば終わってしまう。
いくら「ビビる自分の正当化」に小理屈ひねろうが、イデオロギー武装しようが、結局はビビらせゲームの奴隷でいる自分は変わらないんだよね。
ビビる奴がいるから、ビビらせが通用してしまう。
そんな単純なことに、いい加減気付いた方がいいよね。
そしてこの世界は、人類のビビリ感情を餌に、肥えていく存在に牛耳られている。
それが「アルコンとデミウルゴス」。
話を戻して、
明るいキャラの高市は反中親米策で進むでしょうし、防衛費もとっとと上げると宣言。
トランプも高市アゲてるけど、どうせ結局は「カネ出せや」って話になるんでしょうし、グレートなアレのために我が国も必ず戦争に巻き込まれるよ。
学びましょう。我々がどんなに「ハンタ〜イ」とか言おうと、そんな声が届いた試しが今まで一度だってあったか?って話。
だから反対するより備えとけ!ってのが俺の持論。
ビビらぬように、心理的に備えとけ。
そして食料備えとけって話。


