本日の脱皮。そんなに言わなくてもいいセリフがあることを腹に落とした
師匠が亡くなってしまったことで、武術から遠のいて久しい。
別な道場を求めているけれど、いまひとつ気が乗らなくて真剣味がなく、そのままやり過ごしていたんだよね。
わたしが求めているのは「いわゆるナントカ武術」、、、、相手を倒すことでもなく、楽しいカルチャーセンターでもなく、エネルギーの調和するカラダの操作法であって、自らのブラッシュアップ、結果として施術のさらなる上達につながるものなんだけど、そういう理想とするものって見つけようとして見つからない。
そんな折、なんとなくフィードに上がってきた、知らない方のポストにかなり芯を食ったことを書かれていたのでわたしの何かが反応。
調べてみたら施術・治療家でもあり武術家でもあり、カラダの操作法を知っている方であり、、、この方の言ってることはわたしの言ってることと齟齬がないなって思ったので、すかさず講習会があるのか聞いてみた。
で、本日それに行ってみた。
現場に着いたらビックリ!
なんとわたしのクライアントさんがそこにいて「かおりさん!」と声をかけてくれたのだ!えーーーーーーーーまさかこんなところで会うなんて!
でも、その方は何年も合気道を実践しておられる方なので、再会にビックリしただけで、さすが感度がいいなあと感心してしまいました。
で、
この先生の話は
・とにかく天地と繋がる立ち姿勢=わたしの表現で言うとグラウンディング=地球の中心と自分の中心を一致させること
・カラダができてないのに次元上昇とかバカじゃねえか?
・パワースポットなんてバカが言うこと。自分の血統(それぞれの祖先。その最も根源は宇宙から来た存在)と繋がることの方が神社行くよりはるかに大事
(*わたしは宇宙人て言うのがなんかアレだから他の星から来たって言うけど)
・血統と霊統は違うもの
・核実験場で地上にない物質が検出されたことの意味
・昔(といっても国家神道の頃まで)の日本人は体術と霊力を鍛えることができていたので、日本軍は強かった
・スピリチュアルとか言って表に出てるほとんどの人が嘘ばっか
などなど、自分としてどれもめちゃくちゃ同意できることばかりだった。
それで、実践としての講習会だけど、
いけない、意味がない、と脳内で自戒しつつも、やっぱり以前の先生の、ものすごく丁寧でロジカルで言葉に無駄がなく、かつ品があった「指導技術」「説明能力」と比べてしまい
あーーーーーーーー教えるってやっぱり、言葉でも、身体でも、すごくすごく難しいことなんだなって心底思うに至りました。
師匠はもういないんだから今更そんなことを言っても仕方がない。そんなことはわかってる。
だけどどーーーーーーーしても比べてしまう。いけないいけない。
でもわたしの場合は、うーんと思いながら弟子入りしても続く気がしないから無駄、と知ってるんだから見送りかなあ、と早々に結論づけて、
途中から、まったく別な視点で眺めることにしました。
この先生は扱える範囲がとても広い。
ご自身で仰っていたけれど、それゆえ売り方がすごく難しい。
武術なら武術家として、治療なら治療家として、催眠なら催眠術師として、能力開発なら能力開発家としての「一本肩書き」の方がキャッチーで売りやすい。
けれどもそれらはすべて繋がっているので、どう売ったらいいのか悩ましい。
、、、、、それってわたしにも同じ悩み(悩んでないけど)があって、やっていることすべて自分の中では円相を描いているし、どこか切り出してピンポイントで「それだけ」ってな〜、、、、ってずっと思ってる。
しかしそれだと本当に何を提供しているのかわかりにくいよなあ、、、、と思う。
でも、ピンポイントで何かを謳ってる方々見ていると「そこだけやってもね〜」ってやっぱりなるから悩ましい。
・・・・ま、気力が充実したらカリキュラムにしてわかりやすくまとめればいいんでしょうけど、それにはほんと「気力の充実」が必要だと自覚している。
したがって、今は「できることをとにかくきちんとやる」に終始してるんだけど、そこはとにかくきちんとやってるんだけど、まあ、だから、この先生のお立場とおっしゃることはよくわかる。
もうひとつは、
これもすっごく気持ちがわかるのだけど、
この先生はとにかく、ことごとく「あんなのはニセモノ」「あんなのは大したことない」「あんなのは嘘」を必要以上に連発していて、
や、それ本当に気持ちはよーーーーーーーくわかる。ニセモノは跋扈しているし、ようわからんことをわからんままに口にする人も多いし、
「そうじゃねんだよ!!!!」って言いたい気持ちは死ぬほどわかる。
正直わたしも例えば、知らない人に「●●●●ヒーリングですか?」とか言われりゃ「そんなものと一緒にしないでほしい!」って強く反発したりする。正直に告白するけど、必ず反発している。必ずうんざりした顔をしているはず。
「スピリチュアル」みたいな十把一絡げな言葉も大っ嫌い。
だからよーーーーーーーーくわかるんだけど、あんまりにも連発されると逆にすごく冷静に「それをそんなに連発するメリットあるか?」っていう目で見れた!
ちなみに亡くなった師匠は一切そういう言葉を言わなかった。
言わなかったけれども、それは弟子として「見りゃわかる」って話で、だからスゲーなと感銘受けてた。
「あんなのはニセモノ」「あんなのは大したことない」「あんなのはよくない」は、この(どの?w)界隈で非常によく聞く言葉だし、実際わたしもよく使ってる台詞だと思う。
でも今日わかったんだよ。
聞いてる方は、そもそも「ニセモノが何か」すらわかってない人たちなんだよってこと!や、そうなんだよ!
これは、その人たちを馬鹿にしているわけではなくて「見ている水準が違う場合、言う意味がまったくないんだわ」ってことに気づいたよ!っていう大発見だってことを言いたい。
そしてまた「ホンモノ」にも一切の定義がないんだってこと!
これも「あの人はホンモノですよ」も、ある種の人から聞く「ホンモノ」には「おお!そうか!!」って頷けるし、またある種の人から言われても「ふ〜ん」と聞き流すだけだったりってこともある。
だけど今日先生が言ってた「youtubeとかで武術の達人と言われてる連中の中に達人いねえから」みたいなのだと、正直わたしレベルでは「武術の達人のホンモノ」を見分けることができない!ってことに気づいて、ハッとしたんだよ。
この時点で「ニセモノが何か」「どの意味で言ってんのか」すらわかっていない自分(だって、自分はできないことがみんなできてるじゃん!)がいることを認識したわけなんだよ。
これ自分としては目から鱗的な発見だった。
なので、「ニセモノ・ホンモノ論争」、、、、、?
いやいやそうじゃなくて、論争にすらそもそもなっていない、土壌すらないところに「あんなのはニセモノ」「あんなのは大したことない」「あんなのはよくない」だけが撒き散らかされているってことなんだろう。
武術は置いといて、わたしが関与しているような界隈では、もれなく「あんなのは大したことない」「あんなのはよくない」はしょっちゅう耳にするわけで、ほとんど時候の挨拶か!って話なんだけど、
そして、凄い腕を持つ施術家で、他の人のことを良く言うところを聞いたことがない、ほとんどすべての人を「大したことない」って言う人ってのもいるわけなんだけど、
それって扱える範囲?層?の広さや複雑さを指してるのかもしれなくて、わかるっちゃわかるんだけど、一方でどんだけ自信家よ?ってちょっとしたダサさを感じたりもしてた。(あーすごく正直に吐露してます)
いずれにしても、「何が、どう大したことない」のかを明瞭な、相手が理解できる言葉で説明できない、また説明を求められない場合は、あんまし揚々と、何度も言うことに意味がないセリフなんだなって
腹に落ちる体験をした!
ってことが本日の大収穫かも知れない。
先生の気持ちはわかる(笑)
でも、言えば言うほど「う、うん、、、、、」って感じちゃったんだよ。あーーーーーー正直に言ってます!すいませんすいませんすいません!
わたしはわたしで、ダサいのは嫌だから、少しでもホンモノに近づけるよう、ホンモノの方々にフンwて言われないよう、肝に命じて精進します!
以上終わり。
そんなことより、「近代史ゼミ」に絶対来て!もう、ほんと今まで信じてきた常識から蹴り出される感覚だから!!!
調べていてわたしが蹴り出されたから言ってます。もうね〜、脱力して笑っちゃうよ!!!知ったら絶対笑う!
この世界はすべてお笑い。
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”時候の挨拶”!!
(爆笑)
かおりさんの嗅覚と試行錯誤がどれもホンモノ臭くって(←)だから私は香織さんを好きでついてってます(*ノωノ)
ニセモノであったとしても間違いじゃない。
その時点のその人にはホンモノであるのだから。
といったところでしょうか^^
気付きを与えるよすがに、かおりさんみたいな方が先頭切ってくださってると~わたしは 思うております。
いつもほんとにありがとうございますm(__)m