『ハローキティ展』喋らないことで伝わるものがある。

上野のトーハクでやっている『ハローキティ展』。またまたウカウカしているうちに期間終わってしまう!ってことで、慌てて予約したら朝イチ9:30〜の回しか空きがない状況。

いーですいーですいーですハンソン。早起きして出かけました。

 

民衆を見下ろす独裁者❤️キティちゃんばんざい!!!選挙出たら圧勝すると思う。

 

強烈な入場数管理の中、朝イチだから並ぶこともなく幸いだった。

 

我々がキティちゃんに寄せる思いは、古くから日本人が森羅万象に寄せてきた思いと同じ、とまで言い切る主催者。そして実際その通りだと思う。

ヨソの国から来たキャラクターではない。だけど、なんかちょっと洒落ている。他の商品とは明らかに違う。

我々クラスの子供時代は、まだピューロランドもアニメで喋るもなく、ただただそのデザインと世界観だけでメッセージを伝えてくれてた。

だからわたしたちは、自分とキティちゃんとの関係性を自由に育むことができたんだろうと思う。究極のノンバーバルコミュニケーションじゃないかなあ。

 

いくつも持ってた当時のグッズ。

単なる「ショップ」じゃなくて「ギフトゲート」と名前がついてたサンリオのお店に、おじいちゃんと行っては好きなの買ってもらっていた。「わぁ❤️」を大切にしていた子供時代。

だからわたしはこの時代(70年代)のキティちゃんしか好きじゃなくて、その後の輪郭が消えた時代のものとかパステルになったものとか、おリボンがお花になったやつとかは一切興味がないんだけど、その時代のが原体験だった我々以降の世代の人たちも、それぞれに自分の「わぁ❤️」を大切にした時代を思い起こすんだろうなあと思った。

だからキティちゃんを観に行って、それぞれが昔の自分と対面する時間になっているんだろう。

わたしが好きなのはこの時代。

ここまで赤を使っているのに一切攻撃性がないって気づいた。これは意外と気づかれないけど、ものすごい力量というか、、、色の使い方、余白のバランスが絶妙何だろうなあ。プロの仕事って凄い。

 

 

ミッフィーやミッキーに、アジの開きになったりバナナになったりアンコウになったりして人を笑わすことができるかって言ったら無理だし、小さいものを作らせたら日本人より優れた仕事できる民族いない。

考えれば考えるほどグッときてしまうんだよ。

日本は優れた芸術の国。

 

円山応挙の床の間をバックに。

 

ガタガタ喋らないことで伝わるものがある。

 

まあ、もしかしたら、ロシア正教のイコン画に通じるものがあるかもしれない、とも思った。

サンリオの辻会長、キティちゃんを作ってくれてありがとう。サンリオを作ってくれてありがとう!一生支持します。

だってサンリオだけは戦争に加担しない企業。

 

有名なコレクター、元警察官のおじさんの話も大好き。

https://kaigo.homes.co.jp/tayorini/fan/010/

 

 

そして、、、、

そうだそういや上野まで来たんだから、と思って、この後怒涛の「東京見物(笑)」をすることになった。

続きがすごいよw 次に書きます。

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