完璧な時間の無駄だけど、見ちゃう。与沢翼のリアリティ・ショー
連日、与沢翼の配信を見ちゃってんだけどさ。
だってねー、なぜか中毒性があるのよ。
最初は分析のために見ただけなんだが、や、ほんとこれ、わたし何を見たいんだろう?ってセルフツッコミ入れつつ、見てしまう。
おクスリって怖い怖い言うけど、わたしら実際実感ないじゃない?だけどこんなに怖いものなんだって教えてくれてるよ。
本来なら賢いはずの人間が、ここまで脳を破壊されるのか!こっわ!!!!
彼はどんどん壊れていく。壊れるというより、完璧に狂っている。同じ話を何度もする。自分が作った妄想ストーリーがどんどん強化されていく。。。。
そこに慰謝料の支払いとか、保険金とか、殺人とか、お金をめぐる生々しい話が哀しい執着心とともに垂れ流される。
人間が完全に狂っている様を、それも本人が逐一放送している、究極のリアリティショー。Netflixよりリアル(笑)
本当に誰かが何らかの方法で介入して病院連れてかないと、そのうちとんでもないもの放送することになるんじゃないのか、、、、
でも、誰かが介入するにしても、完璧にセキュリティの効いた高層ビルのペントハウス?かなんか、それも異国の。誰も普通に入って行けないよね?
本人は猜疑心が服着てるような、妄想に取り憑かれてるから、誰かが訪ねてもドア開けないでしょう?
どうなるのこれ?
・・・・って、この時点でエンタメ化しているわけで、これ冷静に考えると、つくづく恐ろしい時代になったもんだ。
それでも配信だけが現在の彼には生命維持装置みたいなもので、画面の向こうで見ている1万人が、実は彼を支えているという現実。
やーしかし、いろいろな教訓を彼は残しているわけで、それは
1)いくら莫大なお金があっても、そして莫大なお金を秒で稼ぐ術を持っていても、心の隙間は絶対に埋められないこと
2)ほとんどのトラブルは、妄想が状態をこじらせること
という普遍的な真理。
それを彼はこの時代の終わりに見せてくれてるんだわーって思う。
お金が妄想をこじらせる。お金と人間関係って密接だもんね、、、、って、わたしもオノレを振り返ったりしてみてるよ。
でも結局、幼少期に満たされなかった何か(=人間的な愛情)があって、その空白が自己価値の低さになって、
なんかデカいことをやらないと価値がない(=デカい金稼いでこそ自分の価値がある)って思うようになって、自分を大きく見せることをすごく頑張ってきた。
でも本当の「人間一般の姿」というか、人の欲得や弱さ、情けなさも含めた人間存在の肯定には至らなくて、結果、自分の肯定にも至っていない。
デカいお金を得た後でも、潜んでいるのは、幼少期に満たされなかった家族との関係だから、愛情とか信頼が欲しい。
だから自分の作った家族に執着する。愛情とか信頼は欲しいんだけど、幼少期に愛情や信頼の基礎がないから、結局「お金」しか差し出すものがない。結果、女房子供も彼は「所有物」と考えている(ことに気づかない)。
自分で所有していたはずのもの(実際は人間)が、手元から離れていくことは、モノはなんでもお金で手に入ると知っている彼には、本当に理解ができないんだと思う。
お金でモノは買えても、人の心は買えないし所有なんかできないよ、、、、
見ていてせつない。そしてこれはまぎれもなく「人間の姿」だって思うんだよね。
願わくば、彼の両親が息子の姿を見てそのことを学んでくれたら、、、なんてオバサン心で思ってしまうんだよ。
それにしても、生命保険の解約で担当者からかかってくる電話まで中継してるんだけど、
外国にペントハウス買って住んで、億単位の生命保険を買って、、、、っていう人が、あの程度の英語力なんだっていうのが正直一番びっくりした。
質問されてる意味が理解できてないのにYESとかOKとか言っちゃってるんだけど、実際はわかっていない。
「もう一度ゆっくり言って!」とか、理解できるよう説明を求めるべきなのに、ほんと一昔前の海外ドラマに出てくる日本人キャラの笑える英会話、みたいな感じで。
あれって何なの?
猜疑心が強くて、資産守ることにものすごい執着があるのに、自力で交渉できない外資保険会社に巨額の契約できちゃうってすごい度胸。わたしなら怖くてとてもじゃないけどできないよ。
・・・・・・と思ったけど、あーそうか、代理人雇えば問題ないのか。
だけど、狂ってしまった今は、代理人さえも疑ってるから直接交渉してるってことなのか?
・・・・・てな具合に、ほんっとどーーーーーーーでもいいんだけど、見てはりーかお総研の分析壁が炸裂してしまうのよ。
なぜか憎めない彼。「人間」て感じするし、頑張って生きてる感じが伝わってくるからかなあ。
精神論や気合いじゃどうにもならないところまで来ちゃってる気がするから、誰かほんと、これ以上最悪なことにならないよう、力づくでも薬物治療に連れて行けって願ってるよ。
LINEで繋がろう!
