丹生、つまり水銀鉱脈についても、長年のテーマとしてきたわけだが、
最近これらのことが、表面上の知識(誰でも調べりゃわかるレベルの知識)を越えて「深く静かに横たわる真実」みたいなものに、な〜んとなく手が届きそうなところまで来たように感じている。
つまり、わたしがこの人生で追っていることはすべて「白山王朝」ということに集約されているんだ、、、、ということを最近になってわかった。深く納得し、しみじみと感じ入っている。
人間わずか50年(by 信長先輩)
50を越えたら残りの人生は「ご褒美」で、50までに積み重ねた数々の「なぜ?」への答えが提示されるようにできているのではないかしら。
こないだ、FBフォローしている丹生川上神社下社(言わずと知れた吉野の秘境)が、「宮司と行く御神島遥拝ツアー」という案内で、掲出された島の姿を見ていると、なにか自分の非常に深いところが反応しているのがわかる。
どうしてなのか?どこのことなのか御神島。
なぜか妙に、妙〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜に気になる。
この、猫がおすわりしているような形状の御神島(↑写真いちばん左)という存在は初めて知ったが、要するに「若狭」、あーそうか、要するに水銀の話だ。
あーそうか。あーーーーーーそうか。
だから丹生なのか。
ちなみに東大寺の「お水取り」は有名だが、「お水送り」について言及している人は少ない。
それは若狭から送られるんだよ。それは水銀なんだよ。
気になって検索すると、非常に興味深い優秀な記事を見つけた。
https://ameblo.jp/zentayaima/entry-12473029328.html
https://ameblo.jp/zentayaima/entry-12479062821.html
「ニソの杜」という初めてのワードに出くわしたわけだが、その内容はまさに今年のわたしが追っているものそのものだった!
画像を拝借するが、記事中にあるこの風景
これは先日の白山で見たものと同じではないかしらと
そして、
ふと左手を見ると二本の棒の間に綯った縄が渡してあり、真ん中に絵馬のような板が吊り下がっていて、なにやら書いてある。墨書だからか雨で滲んでよく読めない。板の表には、奉 説読 毘沙門経、奉 心読 般若心経、奉 転読 大般若理趣分などと書いてあって、経文のような文言が続き、敬白と結んで平成三十一年睦月拾一日とある。また、裏には「七難即滅」とした後に、物部右近太夫以下、物部姓の名前が八名続き、「七福即生」と結び、諸旦施主等とあった。明治新姓以前、この島には藤原、物部の二つの姓しかなく、物部姓は浦底の集落の人々だけだったという。
やはり来た!物部!
そして
浦底の杜を尋ねてみるとすぐ裏の小山を指差した。祠が二つあり、左側にはこの杜のカミが、右側には白山大権現が祀られていると教えてくれた。
ほら来た!
やっぱり白山!
そしてさらに、このニソの杜には、「サグチの杜」というものもあるそうで、
サグチとは、つまりミシャクジ(ミサグチ)だ。
こんな本もあることを知った。
でも流石に今月50冊ぐらい買ってるので今はやめとく。
若狭。白山王朝の名残をかろうじて残す。
そして、そんな聖地に建てられたのが原発ということなんだ。
特に、明治以前は物部姓しかいなかった浦底という集落は、「ふげん」と「もんじゅ」が隣接している。
ああ、、、、と思った。近代日本の縮図がここにも。
というよりその最たる象徴かもしれない。
そりゃ「後ろ戸の神」は怒るよ。そりゃミミズは暴れるわ。
ちなみにこの地図↑左下にも「丹生」の文字が見える。
あーあ。
我々はもういい加減気づかないと、この国は消滅してしまうよ。