KAORISSIMA by メッセージを伝えるアクセサリー

by KAORI OSANAI

パニック障害とミッキー吉野

つい先ほどのこと。

鎌倉駅から乗った江ノ電が、次の和田塚駅で若干長めに停車して、車掌さんが何やら話している。

隣の車両の方からは、子犬?のきゃんきゃん鳴く声が聞こえる。

犬が誤って江ノ電に乗せられてしまったのか、あるいは誰かが持ち込んだ犬が鳴くことで、他の客が文句を言っているのか。。。いずれにしろ可哀想だ。

そして江ノ電は次の駅でも長めに止まり、犬は鳴き続け、車内は何やら騒然となっている。

どうしよう、わたしは犬を引き取れるだろうか???クッソー猫なら良かったのに!などと考えている間に、わたしの降車駅である長谷に着いた。

 

人々は降り、後ろを振り返る。

そこにいたのは犬ではなく、ホームにうつ伏せ慟哭する女の子だった。「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」と聞こえている。

人々は通り過ぎながら「パニックか」などと言っている。

そうかそういうことか。

何人かのオバハンは気にして、遠巻きに見ている。駅員さんはおっさんで、対処法を知らない。

わたしはその辺のオバハンを取りまとめて、とりあえずホームのベンチに寝かすようにしようと言うと、みんな着いてきた。

女の子の傍らには、道中を見守っていたらしい別なオバハンも心配そうにいて

「あの人は怒ってなかったわよ」と声をかける。

女の子は「怒ってた怒ってた」と言って立ち上がらない。

何があったか知らないが、「別に怒ってたって、いいじゃん?」とわたしは言った。

もしも誰かを怒らせたとしても、あなたはそんなに謝る必要はない。

オバハンは「いや、怒ってなかったんですよ」と言う。

わたしは思う。そんなのどっちだっていい。

怒っていなかったらその子は救われるかもしれない。だが、彼女はこれからも人を怒らせないようにしなければいけないと思うだろう。

人に迷惑をかけてはいけないと強く思うだろう。

パニック障害を発生させている人が、そのように思って生きるなら、人生は辛い。

世の中には怒るきっかけを欲している人なんてゴマンといる。

なんかのきっかけにそんな人に出くわすことも、ゴマンとある。

その度に打ちひしがれてしまったらどうなる?

 

とりあえず駅員さんの手を借りて、ベンチまで連れて行き、横にならせた。

わたしはとにかく「いいから。大丈夫だから。大丈夫だよ」としか言わなかった。

そーいやいつか「パニック障害の人を見かけたら」という記事を見たことあったよなー。そん時はふむふむと思ったが、実際は何も覚えちゃいない。

とにかくその罪悪感から気をそらせなければいけない、と思った。

「まーまーダイジョブだから、ちょっと落ち着いてみよう」と言っても、激しい嗚咽を繰り返すその子の手は異様な力で硬く握り締められている。

爪が掌を傷つけるほどに。

危ないと思ったので、わたしはハンドタオルを差し出した。

バッグから取り出してジワジワきた。

それは

ミッキー吉野タオル

なんかめちゃハッピーな気持ちになる、はっきり言ってレアアイテムだ。ライブ会場で買った超お気に入り。

 

そしてさらにジワジワくるのが、その時口から出てきた

「握りしめときな、いいことあるよ」だったw

言ってから「なんで?」と思ったが、まあどうでもいい。

女の子は最初拒否したが、それを言ったら素直に握ってくれた。

 

よしよし。

やがて平静を取り戻したとき、手の中のミッキー吉野を見て、脱力すると思う。

そして、そんな使われ方をしたら、ミッキー吉野だって冥利につきるのではないか?と思ったら、なんだかわたしはハッピーな気持ちになった。

彼女に本当にいいことが起きますように。

そして、世界を恐れることなく、自分を責めることなく生きられますようにと、心の底から願っている。

人に迷惑をかけないように生きる、という考え方がわたしは嫌い。

人なんて、生きている限り誰かに迷惑をかけるものだから、受容力をあげる方が理にかなっていると思うから。

「迷惑」というものが何を指すのか知らないが、仮になんらか迷惑というものがあるとして、迷惑をかけてしまう自分も含めて受容する方が良い。

 

 

そんで、

なぜこれを書いているかというと、

わたしが思いやりあるいい人だというアピールなどではなく、

これがミッキー吉野の目に止まるかもしれず、もしいい話だと思ったら、

わたしに同タオルを補填してやろう!という申し出をあざとく期待しているからだ。

 

だってお気に入りだったんだよ。

 

というわけで、ミッキー吉野さまの目に止まるまでシェアしてほしいですw

 

読んでくれてありがとう!

 

またね!

 

【1月16日追記】

この件は、シェアしてくださった優しい方々のおかげであっという間に(数時間で)ミッキー吉野さまに届きまして、お返事をいただきました。

その顛末はこちらに記してあります。発作が起きている人を見かけたら、という項目も含め、ぜひ読んでください。

 

また、もしパニック障害やそれ的な問題を抱えて悩んでいらっしゃる方がいらしたら、わたしは心の重荷を解くお手伝いができるかと思います。

病院でも投薬でもなく、視点を変える術をお伝えできますので、ピンときたらご相談ください

 

シェアに協力してくださった皆様ありがとうございました!

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