既知外の皆様、続きだよ。
ほとんどの人が「???」となってるでしょうけど、羅列された岩の写真見て、回路がひらく人がたった1人でもいれば嬉しいです。
てなわけで、2日目は、まず浄蓮の滝よ。
いや〜〜〜〜〜、脳内さゆりが唸ってたわー。
すごいよね、すごい曲だよ。
たぶん昭和歌謡史上1、2を争う(って、2が何か知らないけど)エロティックな歌だと思う。
(桑田佳祐的なエロさの真逆よ)
大人っぽいわ〜〜〜〜〜〜〜。いいわ〜〜〜〜〜〜〜。
わかる人にはわかって、お子様には意味がさっぱりわからない。でも、それでいいのよねえ、、、、
この曲が出た当時、日本は間違いなく「成熟」の方向に行ってたんだと思う。
、、、、、けど、その成熟のともしびは、バブル崩壊という経済現象に衣を借りた「なにか」によってとっとと消されてしまったんだわー。
当時のさゆりはいくつだったんだろ?と検索したら28だってよ。
そうだよねえ、28ぐらいで、この程度の「大人っぽさ」が表現できているのが「フツー」だよねえ、、、、
今や1億総お子様時代。世の中には「お子様」か「オバハン」しかいない世界。
多数の「お子オバ」は「お子様」に含まれる。
「女」はいなくて「ママ」がいる。
そして多くの人が「セクシャリティの壁」とか、もっと端的に「セックスと向き合えない」なんてことに悩んでいる。
当たり障りないキレイキレイなよい子の世界で、自分の欲望を肯定できない。
絵に描いたような恋愛、からの絵に描いたような家庭生活やら何やらをお望みで、そうはいかなかった現実に戸惑うものの、自分の中の魔物を解放してあげられない。
そして、相手に魔物がいることも認められない。
そんな奇妙な世界になりましたとさ。
ちゃんちゃん。
てなことを脳内のさゆりとともに、考えましたよ。
いや、しかしねえ、
この曲は藤圭子では無理なんだわあ。
これを歌うにはあの人さっぱりしすぎているの。
あ、浄蓮の滝。
ここも初めてではないのに、なぜか今回は心に沁みた。
カッケーーーーーーーーーーー!!!!って思ったもの。
なんていうか、ナイアガラとかイグアスとかとは違う、ああ、ジャパン!ていう気がするわ。
この、右下がりの曲線の節理がなければ、この美しさはないと思う。
ああ、この、
飛沫の美しさといったら、あなた!
歳をとると、子供の頃には思いもつかなかったいろんなことに心打たれるようになるのよねえ。
とっとと加速度的に歳をとって、とっとと平和裡に死んでやりたいわ。
♪戻れなくてももういいの♪
それがオバハン道というもの。
天城の峠も何回越えたか。だけじゃなく、いろいろ越えて今に至ってきたんだもの。
くほほほほほ
まだ続くわよ。