既知外の皆さま
10月の初めからご心配をおかけしておりましたが、最大の(と思われる)危機をどうやら脱したので、11月に向けてリスタートを切りたいと思います。
いやいやいやいや、この10月は、ほんっとうにいろんなことを考えた。自分の中に「坐す」さまざまな感情をカウントできた。振り返ってこれは「禊」だったんじゃねーか?と思っています。
危機といっても具体的なことをあんまり詳らかに語っていませんでしたが、正直、DNは死ぬと思いました。こういう命の境みたいな現場に立つと、自分のことがよくわかる。
一向にわからない「症状の主たる原因」、夜中に襲ってくる壮絶な(本人の)苦しみ。また、それに連動したわたしの肉体への強烈な反応。
にも関わらず考えが硬直している(と、わたしが見なしているだけの)DNに対する、
どこかから湧き上がってくる人間としての大きな慈愛、医療がアテにならないなら俺が絶対助けてやるよという執念に近い気概、そうなった時の俺は頭回りまくるし我ながらすごい、
俺は人様の身体や精神をみて、少なくとも改善することをしているのに、いちばん身近なヤツには無効かよとなったら情けない、情けなさすぎる、という思いからの執念なのかこれは、と考えたり、
俺はもっとDNに優しく丁寧にすべきだったという長年を振り返っての反省、と同時に、いや、でも俺は最大限やっただろという納得、俺は母親じゃねーんだよ!と思ってみたり、いや、もしかしたら母親なのかもと思ってみたり、前世でメチャクチャ助けてもらったのかも、なんだか知らないが俺は莫大な借りがあるのだとしたら、返済しないとまずわけだから致し方ねーなと思ったり、
仕事は休職して治療に専念すべき、という状況なのに顧みない態度に、生命を舐めてんのか!お前、生きるってことが何なのか、少しは考えてみろ!自分を愛するってどういうことか、向き合えよ!そこから誰も逃げられないんだぞ!という忿怒(不動明王の怒りがわかった)、
しかし美佐(亡くなった友達)のことを振り返ると、どんなふうに生きてもどうせ最後は救われる(ことを知ってしまった)わけだし、、、、という妙な「ま、いいじゃん」感(聖観音の気持ちがわかった)、
また異様な関係性の親子、ピントのずれた母親の返答に対する苛立ち、、、からDNとの類似性を発見しては〜なるほど!と腹に落ちる、
死んだ後の諸手続き、家の処分などを考えてはゲンナリ、からの「どうせいつかやるんだから、ハイハイ淡々とやりますよ」の腹落ち、
しかしいつまでこんなのが続くんだ、という絶望、
しかしこんな時に、母まるちゃんが倒れでもしたらますます窮地に立たされることを考えると、少なくとも今元気で溌剌としてくれている彼女への感謝、
また、もしもDNが今後障がい者となった場合、障がい者仕様の車を買って、ザマーミロもう好きなとこどこでも止めてやるぜ!と思ったり、
・・・・ざっと考えてもこれだけ出てくるし、
仕事のことで助けてくれたパートナー川口先生の心強さ、色々と気を遣ってくださったクライアントの皆さま、
その他有形無形のありとあらゆることへの色々な意識向けから、
特に、
長らく病人を家に抱える方々の気持ちがわかったし
ほとんどの高齢のオバハンがそうであるように、配偶者を失うという「経験」をされて快活に今を生きていらっしゃる全ての方(考えたらその代表例としては母まるちゃん)に対して心から偉大だなと感じることができ、
すべての人間さんに向けた大いなるリスペクトを深くしました。
そんな一連を経て、
前にも増して、腹の据わった自分=「ハラククリ姫」の輪郭をひとつ濃くすることができたのかな。。。。と思っています。
人は実体験からしか学べないから、感情を伴う体験とはほんとうに財産だし、それも今回はDNからもたらされたものなわけで、やっぱしギフトなんだろうとしか思えない。
人生においては生きる死ぬに関係する以外の瑣末なことは、はっきり言ってどうでもいい気がしているし、寿命だけはコントロールすることができないのなら、逆に、それ以外のことは、自分でいかようにもできるんだよね、ということを考えると、くだらんことでガタガタ悩んでいるのはアホくさいことだとやっぱり思います。
というわけで、
一難を越した本日は、安心してまたバカバカ言ってます。
「ほんっとどこまでバカなんだよ」と言えるっていうことは幸せなことだ。それが言えないという時は生命の危機なんです。
また、人間の心臓から出る微弱電流。これをわたしは無意識領域でキャッチするんだということがよくわかったし、この微弱電流の中に生命力以外にもさまざまな情報が含まれている可能性。
昔から、わたしが人に接してキャッチする違和感(この人は偽りのことを言っている、だとか、この人はなにか心配だ、だとか)の正体はこの心臓からの微弱電流の中に流れている情報なのかもという仮説について今後深掘りしていこうと思っています。もしかしたらどこかの誰かが本に書いたりしてるのかもだけど、とにかく人の言ってることは鵜呑みにできない俺ですから(俺の感じていることを表しているものがあるとすればビンゴだけど)。
解明すべきことがある、というのはわたしにとって最大の喜びですから、「心臓」について考えるのも、新たなテーマとなりました。
・・・てなわけで、
11月の施術会は突発的なことが起きない限り、通常通りやらせていただきます。初の日曜開催あります。
12日(日)11:00〜 / 16:30〜
20日(月)14:00〜 / 16:30〜
27日(月) (キャンセル待ち)
https://www.reservestock.jp/pc_reserves_v2/calendar_month/27590