オサナイカオリノシゴト

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30年以上ぶりで旧友に再会できた!

その後の世界を作るために


わたし中高一貫のつまらない女子校だったんだけど、性に合っていたとはとても思えず、卒業後も仲良くしていたのは数人で、同窓会なんて二十歳ぐらいの時一度行ったきりで、その後はどうでも良かった。

3クラスしかない小さな学校だけど、学年全体として仲が良かったわけじゃなかったし、マジくだらないことしかない学校だった(とわたしは思っている)。

仲よい友達は数名いたんだけど、みんな大学→就職→結婚→引越しとかなんとか生活の変化がある。わたしは北鎌倉→イタリア→東京→鎌倉と流浪しており、この間に世の中では「お手紙」だったやりとりが「メール」になり、帰国後はみんなの住所とかなんとかすべて紛失、という流れで、「あ〜あ、どうしているのかなー」と思う人たちには「念」を送る以外に手立てがなかったわけだが、念を送ったところでこっちの電話も何も知らないだろうという不毛さ。

おまけに今では個人情報というアホが使う言葉に縛られた人たちがいるから居場所の伝達もややこしい。

そんな折、同窓会のお知らせがショートメールに入ってきて、グループLINE作るよと。連絡よこしてくれた子のことは嫌いではなかったから、とりあえずグループに参加した。

そこに、ときどき思い出していたM子ちゃん(結婚式も出た仲良しだった)も入ってきたので「お!!!!!!」と思い、個人宛に呼びかけたら

「ずっと会いたかったんだよ!!!!!!!!!!」と返ってきて、30年ぶりに通話できて、すぐ会おう!で、2日後に再会なった!というわけ。

めちゃめちゃ、めっちゃめちゃ、嬉しかった!

 

待ち合わせに現れた彼女はいきなり泣いてしまい「もう二度と会えないと思っていたんだよ」と嗚咽。人と人が「会う」って普通のことじゃないんだよな、、、、ってしみじみした。

「わたしらこんなので泣いちゃうんだから曽我ひとみさんとか蓮池さんとかってどんなに会いたかったんだろうね」「あの人達は別格よ!」

というのが再会後の初めての会話というのも笑えるが、30年間の情報共有は8時間ぐらい喋り倒したところで1/100ぐらいにしかなっていないわけだけど、拉致被害者の気持ちが数ミリぐらいは実感できるほど、それはそれは嬉しい再会だった。

高2か高3の夏、彼女のお父さんの田舎がある長野県は小諸に二人で行き、帰りは東京駅までお互いの父親が迎えにきてくれて一緒に帰ったのを覚えているけど、そんな父2名はすでにこの世にはいなく、彼女の実家は処分したとのことで、時の流れは感じても、余計な気遣いも屈託もなく話ができることの、変わらぬ心地よさがあることに、むしろまったく驚きはなく、ただただしみじみ楽しく、友達っていいなって思った。

わたしはテキトーすぎて過ぎたことの記憶はどんどんなくなっていくタチで、女子校6年間のこまごまとしたことをほっとんど覚えていないのだけど、彼女の口から学校での出来事とか、「当時のわたしの様子」とかを聞くたびに「そうだっけ?」と「そうだよな〜」が交互に出てきた。起きていた出来事は忘れ去ってるけど、わたしの反応とか在り方とかは、当時も今もほとんど変わってないんだなーということを知った。

わたしは同じ毛色の人を集めて徒党を組むということをしたことがなくて、集まってくる人、交流を持つ人には実にいろ〜んな種類の人がいる。たぶん、それは自分の中にいろ〜んな要素があるからで、決まった毛色だけっていうのに興味がないからだと思う。

 

学年としてみんなで集まりたいかっていうと、別に仲良くはなかったよね、っていうのが、やっぱりその後時を経て再会した人誰と話しても同じ感想だから、やっぱそうなんだろう。

進学校ではなかったから、その後の人生にどう役立つのかまったくもってイミフな校則ばっかしで、意味なくあれはダメこれはダメ、教育として何を目指すのかも指導として全く意味不明な学校だった。自力で受験する人とそれ以外に分かれていたし、その中でも4年制に行くヤツと短大でよしなヤツとも分かれていたし、そうなるとただでさえ人生いろいろになる卒業後はけっこう微妙な関係になるよ。

その後結婚と子育てだけが世界になったヤツと、そうじゃないヤツにさらに分かれるし、同窓会に出ると「そうじゃないヤツ」の比率は極端に低いらしい。

「前回も一応行ってみたけど、旦那の職業とか子供のお受験とかの話題ばっかで、10年単位で再会した時の話題がそれか!身元データの収集か!って、参っちゃったから次回はどうしようかなと思ってたよ」と言われた。あー。なんか多くを聞かずともわかる気がする。

世の中は「分断」が常で、今さら分断がダメだのなんだの言っても、そもそも分断しているものを一緒にしようとしたっておかしなことになるんじゃないの?

しかしそんな学校が、今では県下一の進学校になったらしいんだけど、その背景として、危機感を持った学校がコンサル入れて、進学校体質に改革したんだよって、彼女は教育産業に進んだから事情を知ってるのが面白かった。だからわたしより3つぐらい下だと多少まともな学校になっていたらしい。

わたしのことを憎らしいと思っていた先生はたくさんいたから、しれっと大学合格したことで嫌味っていうか、「あなたが合格するなんて、悔しい」って卒業の時スゲー顔で言ってきた先生もいて、こっちはそれでもバカ大学しか受からなかった件で凹んでて、浪人したろかと考えてたっつーのに、おかげで「やっぱバカばっかだなこの学校」って思えたから清々したんだった。

わたしらあのくだらない環境で、ホントよく頑張ったよね😆😆😆 って、くだらない環境を共に生き抜いたからこその絆だってあるわけで。

規則で縛って、同じ制服、同じ髪型、同じ持ち物を強要されて、それでもその人から滲み出てくるものを「個性」と呼ぶ。髪をピンクにしようが緑にしようが、そんなものは個性ではなくて「髪の毛ピンクな人たち」ていうカテゴリの中に入っているだけなんだよなあ、、、ということが、俺ぐらいのオバハンになるとしれっと見えてくる。

いやー、学校は最悪だったけど、友情は最高だー。

年末に来て今年イチの喜びな1日でした。

 

 

 

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