既知外の皆さま、本日も明けましておめでとうございます。
甘プラで『沈黙の艦隊』、うっかり見始めちゃったら全部見ちゃった。続きが金曜日に公開らしい。早く見たいぜ!
お話は面白いわよ。30年前に読んだ漫画だから海江田という名前以外ほっとんど忘れてたのが良かったかもね。
まーーーーしかしナウのような情勢になると、エンタメっていうより、みんながこの国のあり方を考えるために作られた作品ていう側面が。だって国防とか、軍備とか、同盟とかいちいちごもっともなんだもの。
たとえ夢物語でも、「あ〜あ、こんなことにならないかなあ」って思ってしまうわ。日本の首相が米大統領相手にビシッと物申すところなんかねえ。いや、このお話がどういう結末になるのかはまだ知らないけれど。
わたしは、「自分の国は自分で守るべき」派。お出かけする時自分ちに鍵かけるのは自分。鍵を管理するのも自分。今の日本は、誰も家の鍵持ってない状態で「セコムに任せてるから大丈夫」って言ってる状態。誰だって争い無き世が理想に決まってるけど、いまだ世界に戦争というものが勝手に作られ続ける以上、この支配構造でいいわけないじゃんと思ってる。
だいたい、自分の夫や息子が戦地に行くかもしれないっていうリアリティがなければ、みんな他人事すぎて本気で政治に関心なんて持ちませんって。投票率が上がんないのもそこ。誰も言わないけど、これ核心ついてると思うよ。
それにしても。
日本は本当にろくな主役級の役者がいないと思う。大沢たかおも玉木宏も、役者として見てるとやんなってくる。セリフ棒読み、強弱と情感なし。リアリティ皆無の大げさなアクション。学芸会みたいでまるで役になっていないというか、演技になっていないというか。俳優養成所みたいのがしっかりした演技メソッドを教えないんだろうし、役を得るのも事務所の力で演技力で選ばれないってのもある。軽すぎるのよね。
ま、お話が面白いから見てみて!