既知外の皆さま、本日も明けましておめでとうございます。
こないだ若狭からの帰りのバスで、突然「酒粕」の話題になって、「茨城の方では酒粕もブロック状のものじゃなくて板状のものを焼いて食べるらしいよ」ということで、検索すると「板粕」と呼ばれているらしい。
わたしのバーイ、育った家に酒粕文化がゼロで、鍋に酒粕入ってるやつとかはちょっと苦手。(粕漬けのお魚は好きだけど、あくまで「買うもの」)
しかし検索したら「酒のつまみに最高」的な文句を見つけてしまい、俄然やってみたくなり、かつ、酒粕はうちのDNみたいな病気の人に食わせると良い的な情報もあり、一気に酒粕熱が高騰!バカだからそのまま京都市内で板粕手に入れて帰ろうかぐらいのボルテージに → 時間と荷物の重量問題でムリ → 冷静さを取り戻す。
とにかく道中ゾンアマ検索したりして、酒粕への執念を燃やす我々だった。
帰宅して、いやーでもせっかくだったらわけ分かってる超絶自然なものを使いたいよねえ、、、、と、そんならやっぱり寺田本家の酒粕だろと思い直し、発注。季節ものだからいつでも手に入るとは限らない。5個ぐらい買っとくか!バカだからこういう時「ひとつ」とか買えない。なんでも複数個買いたくなる悲しいサガ。
→ しかし冷静さを取り戻す。
いやいやいや、そうだったそうだった!以前、寺田本家の見学に行き、酒粕チーズとか食べたじゃん!その際、例によって酒粕やら何やら一式買い込んだじゃん。。。。でも。。。
すいません、本当にすいません。盛り上がったのはその時だけだった。
いや、今度は違います。ちゃんとやりますよ。しかも、万が一「もういらね!」ってなってももはや俺は「土の材料にする」という強烈な裏ワザを持っている!
しかしやっぱりこういう時、「他の酒蔵とどう違うのか」を比べたくなる俺のサガ。もう一つ気になっている飛騨高山の「天領」というところのやつ、あるいは能登は「菊姫」、、、とかもやってみたい。
→ しかし冷静さを取り戻す。
苦渋の判断で「今は買わない」という大人の選択をしたわたしは、すごく成長を感じた!
ま、とにかく一個やってみようや!(結局、友達にあげる分も含めて3袋にとどめた)
パルミジャーノ風チーズを作ってやります。ヴィーガンの人はこんなもんお茶の子でしょうね。
寺田本家レシピはあるけど、なんでも従えないわたしのレシピはこう。
板粕1枚(70gぐらいじゃない?)
米粉 50g
カシューナッツとクルミ (50gぐらいじゃない?)を砕いたやつ
塩(テキトー)
米油 大さじ2杯ぐらい
リンゴ酢(テキトー)
合わせてボロボロになるよう指でほぐす。この後オーブン(トースター)で焼くんだけど、やだ、このままで十分美味いじゃん!あの酒粕特有のキーンとした匂いがゼロなのよねえ。
天板に広げて焼く。
本当は130℃〜150℃ぐらいで10〜15分ぐらいがいいらしいよ。でもわたしのバルミューダでは最低でも170℃だから、「クロワッサンモード」で10分程度、焼き色見ながらテキトーに。
って、この時間めちゃいい香りさせて、やばい!お腹すいてきた!!!
端っこから色がついていくからテキトーに寄せたり広げたりして、ま、これでいいでしょ。出来上がり!!!
これを明日、葉っぱの上にかけて嘘もんシーザーズサラダにしてやる。
けど、今の時点でグラノーラみたいでそのまま食べたくなる。
・・・・つーわけで、これがホヤホヤなうちに。そしてわたしの酒粕熱が高いうちに、「天領」と「菊姫」と比べてみたくなるのがわたしに備わった根っからの実験根性なのよねえ。。。。。
→ しかし冷静になる。
わたしのことだから、比較を作った時点でもう飽きるのが目に見えてる。
知りたいだけなの。どう違うのか、それが知りたいだけなの。知ってしまえば満足なの。