既知外の皆さま、あけましてお目お出とうございます。
早速ですが、続き行きます。
あ、その前に!
この記事も、「後で検索すりゃ見れるじゃん」と思わないでくださいよ?わたしは、いつまでもネットがラクラク使えるとは限らないですよ、という前提で話をしてます。
繰り返しますけど、
このままずっとインターネットが使えると思うなよ!
って話ですからね。検索バカになってる人は「プリントしておく」「メモっとく」というような単純な知恵すらも失ってますからね。
本題に戻します。写真入れて実例を見せるね〜。
関東固有の「粘土質の土」を使う例
こないだ友達に耕作放棄地の土を分けてもらいました。おそらく慣行農法的に、肥料をやってた土だと思われる。これを菌まみれの土にするよ。
なんと重い土!ビニールから出すと、ほら!底の方はこのように固まってる。陶芸用の土か!というぐらい。
1)庭で雨ざらしにしといたもみ殻を混ぜる。
2)ビニールプランターの底の方には、炭焼きで失敗した(つまり炭にならなかった)竹のカスを入れた。(みんなの場合は、前回の記事のようにもみ殻を入れれば良いです)
これはこないだ葉山の里山活動で、刈り取り後の稲カスをもらってきたやつ。みんなが捨てるようなものがお宝になる(ユダヤ人的発想WWWWWW)
これを見たらわかる通り、葉山の土も粘土質でベッタベタ。しかしかまへんかまへん。
3)底に水はけ用の竹カスを入れた後、1のもみ殻を混ぜた土を入れ、その上に稲カスを入れて糠をテキトーにかける。稲カスは地上部分のみ。(土がべったりついてる根っこ部分は、コンポストに入れてしばらくの間は微生物に分解してもらう)
4)さらに、冬の間に仕込んでおいた「菌土」も混ぜて入れる。
5)最終的にこんな感じでミルフィーユ出来上がったら、一番上には枯葉多めにして、糠と納豆菌培養した水をかける。
写真でもじゃもじゃしているのは、経年劣化したヤシのハンギングプランターのカス。これも菌の温床になるから活用する。ゴミがお宝だから!
で、この状態になったらビニール上部を適当に折って蓋をして(律儀にきっちりする必要はない)、テキトーな重石をして2〜3週間ぐらい放置すればいいです。
ちなみに納豆菌なんて簡単。
納豆買ってきて、食べて、容器やお皿についたネバネバに水を入れてその辺に置いとく。
念入りにしたい人は、納豆も数粒入れたらいいんじゃない?わたしは食べちゃうけど(笑)。重要なのはこのネバ。
水いれて一晩置いといて、翌日ペットに移したらいい。温度管理とかはどうでも良い。このまま使ってもいい。あとは菌さんが勝手に成長してくれます。
で、とにかく上手いこといったらこんな風になるから。
この枯葉を土に混ぜ込んで、発芽した苗を植えれば、あとは勝手に育ってくれる!ありがたや!
ちなみに、感謝の気持ちは底に書いておく。これマジ重要!!!
たったこれだけで、彼らはこういう恵みを与えてくれます。農薬も要らなけりゃ、肥料も要りません。土のpHがどうだとかなんとか、いろいろあるのでしょうが、知ったこっちゃありません、すべて菌さんたちが勝手にやってくれます。
以上!
土づくりは「スキル」です。スキルがあれば人を助けられるし、スキルは何かと交換することができる。
これからは、「真のスキル」を持っていることが大事。会社における上司の評価も、SNSにおけるいいねの数も、あなたを食わしてくれるスキルになるかどうか、よく考えたほうがいい。
「スキル」が大事だよって話は、またいつかします。