続きです。
石上後、町の小さな中華料理屋さんで食べたあんかけチャーハンが存外美味かった!
そして南下し、三輪山へ。
途中、箸墓古墳をぐるっとまわることもでき、
ふん、宮内庁め!いい加減真相を明らかにせんかい!そろそろ俺らに本当の歴史を教えろや!(と俺の中の誰かがほくそ笑む)
車内からパチリとしただけで、まあ満足。
この周辺、地名に「大田」とあるのは大田孚子の由来。つまりトミ家の地盤。
この辺に「いわゆるヒミコ」つまりモモソ姫率いる巫女集団みたいなのの集まる祭祀用大宮殿があって、跡地からなんか出てきた。
日本の各地方からの献上品が出土してるんだけど、そのほとんどが東日本産のものなんだよ〜〜〜!!!知ってましたか皆さん?
と、いうことは、この時代(モモソ姫=ヒミコの時代)東日本は大いに繁盛していたのが実際なわけで。むしろヤマトより西側からの献上品はほとんど出てない事実。
各地から神々が集まって話し合いをするよ〜っていう習慣は、今の島根県出雲地方のことだっていう印象操作がうまくいったようだけど、実際そうではなく、ヤマト(=出雲)でのことだったよ!ということ。
とにかく、奈良=出雲なんですから。(これ非常に重要)
モモソ姫関係のことは去年まとめてた。https://note.com/kaorissima/n/n55b359597eb3
(やっぱこういうまとめ記事残しとくのって大事だわ)
ところで、このあと行く三輪山で、てくてくと桧原神社まで歩いたわけだが、その境内にある茶店で店主から色々と話を聞いたのが楽しかった。
おそらくわたしより全然若い方だけど、わたしが関心を持ってるのを知ってあれこれと教えてくださった。曰く、箸墓古墳周辺は、近年まで巫女的な女性たちがたくさんいて、彼のひいおばあちゃんもそんなことをしていた、と。
へー、モモソ姫の一味か!
やっぱりそういう「能力」は土地に宿るというか、地面に情報が溜まるんだから当然という感じ。
なぜなら地面はケイ素(シリコン)だから。地面の情報と肉体の情報が相互通信し合う。それからそこに生きている木々たちも情報を持っているだろう。
(こういう話もおにょさんとスムースで、わたしにとってはより楽しい)
そういうことも含めての「風土」というものだ。
>>つづく
次回は三輪山の話