あるライブに行って、そりゃもう素晴らしい音だったんですけど、あることに気づきましたよ、という話をしています。
人の身体も、日常を音にまみれている音楽家は通常ではあり得ないレベルのどっしりしたグラウンディングを誇っていることもわかっています。(逆に、音を扱っている人で身体軸が安定しないのであれば、その方には何らかの異常が起きていることを疑います)
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先日ライブに行きまして、ちょうどDNの件でわたしかなり弱っていた時だったんですけれども。高いレベルの演奏と音圧が、いかにエネルギー体を浄化するか、よ〜くわかりました。
また同じように、対等な立ち位置どうしの仲間によるテンポよく回る会話から出るグルーヴ、そしてお腹捩れるような高らかな笑い。これもまた人の心身を健全にするものだと強烈に実感しました。
当たり障りない合いの手しか入らない会話、相手のレベル感や気分を忖度する必要がある喋り、要するにスポンタネウスに喋っていないすべての会話、テレビやネット上で流行っている笑いをコピーした喋り、個人的に正直そのどれもつまらないと感じるわけですが、要するに「毒にも薬にもならない」時間の無駄じゃないかと思います。
ま、無駄な時間があるから楽しい時間が特別に至極を感じられるわけですけれどもね。 とにかく、人間ひとりひとり、オリジナルでいきましょう!