心折れた!!!!!
コールドプレスジュースの副産物として大量に出る果物のカス。俺はナノ農家。これを堆肥づくりにあてようと10月から庭に置いたフェルト製のコンポストにぶち込んでます。今日までそこそこうまくいっていた。
つもりだった!
今日、11月とは思えぬクソ暑さで、分解状況どうなった?と、蓋を開けて覗いたら、なにやら蠢くものがある。え、なに?俺は目が悪い。眼鏡を拭いてよく見ると、、、、、
オーーーーマイガ!オーマイガオーマイガ!!!!!!
大量の!ああ、全身がモゾモゾするこの光景。
大量の!!!!!!!!!!この世の終わりかと思う光景。
人生でこんなの見たことない量の!!!!!!!うじ虫先輩。しかもでかい!!!!!!!!ノーーーーーーーー!!!オーノーーーーーー!!!!!オーノーーーーーーーーーーーーーーヨーコ!
いくら、虫が好きと言っても、見た瞬間、ウッとなるビジュアル。子供の頃に見た「パンドラの箱」の挿絵リアル版かこれは!
瞬間的に、「次のゴミの日にコレ捨てるんか」って考えて、どのように捨てるのか、瞬時に計算している自分がいる。
でも待って。
こんな時俺は心の中で呪文を唱える。
「俺はナウシカ、俺はナウシカ、俺はナウシカ、、、、、、」
そう!この呪文を唱えると、だんだん冷静になってくる。「吐きそう」となった反応が、感謝と懺悔に変わってくる。
彼らはなんにも悪くない。彼らの担っているお働き。
俺んちから出た、普通なら廃棄物として焼却されゆくものを、自然に戻そうと懸命に働かはってる。そして、この先輩たちがお腹いっぱいになった時、なんだか知らない成虫になった時、大空を知ることなくこのコンポストの中で短い生涯を終える。そしてその亡骸さえも、微生物先輩による分解に委ねてしまう、、、、
ごめんねごめんね。吐きそうになってごめんね。あんたたちの生命を、利用してしまってごめんね😢
はーーーーーごめんなさい、許してね、ありがとう、愛してます。ごめんなさい、許してね、ありがとう、愛してます。ごめんなさい、許してね、ありがとう、愛してます、、、、(ホ・オポノポノ10唱)。
はーーーーーーー
それにしても、、、、目に見えぬ微生物に任せるつもりが、目に見えまくる姿を持つ者の登場を招いてしまった。
写真撮って見せたろか?
検索の結果、これはおそらく、先日米ぬかを投入したのが原因と見た。(バカってなんでもやってみたくなるじゃん?やらずにほっときゃ良かったんだと知る結果に)
しっかし持続可能とか共存共栄とか、オーガニックとかなんとかかんとか、キレイキレイなもんちゃうで!!!!!ビジュアルでやられるよ!
全身の毛という毛が逆立つこんな光景。これと同じことが俺らの体内でも行われとるんや!!!ってことを一個一個腹に落として行く作業。
しかし知ったのは、わざわざウジ虫を発生させて分解を促す「うじ虫コンポスト」ってのもあるんだね〜。うじ虫が死んでしまいました(😢)っていう記事もあるんだから、世の中は色々だな。
って、だんだん冷静さが加速して行く。
これさーーーーーー、鶏飼ってたら何の問題もないんじゃん!
・・・って、このようにして「循環」をリアルなものとして考えることができるようになるのよねえ。この坂ノ下の家では無理だけど、鶏いたらいいなあ、、、、
菌の世界、本当に難しい。
本来であれば、ほっときゃ勝手に循環していくべき自然を、人間がうまく利用したろとすればするほどうまくいかないんだよね。
でも能書きだけでフムフムわかった気になってる人になりたくないから、なんでもやってみて、心を鍛えるきんどーちゃんなのよ。(「菌道」よ)