本日は施術会@経堂でした。
6月から始めたこの施術会、コンスタントに通ってくださったお客様それぞれに確実な変化が見られ、結論、なんというか感慨無量です。
前にも書きましたように、わたしの考えは、「心身一如」ですので、身体の不調はすなわち心もちの不調であり、心の不調とは物事の捉え方、特に「自分」というものの捉え方の掘り下げと見つめ直しによってしか改善されないと考えています。施術によってエネルギー状態を整えることはできても、ご本人の向き合いが甘いと気づきは起きにくく、逆に気づきが起きれば大きな変化となって必ず現れます。必ずです。
そういう変化は、多くを聞かなくても顔を見ればわかる。
お顔が開いている(=表情豊かになる)、肌ツヤが良くなる、リラックスできている、気づきには良いことも反省点も伝えるのに力みがなくなる、噛み合った応答になる、、、、要するに浮かれポンチではない、取り繕いのない「地に足のついた状態」になる。
そしてそれはご本人の「向き合い」という努力の賜物以外の何ものでもないことをわたしは知っています。一発で自分の壁を崩壊させることに成功する方もいれば、じっくり一歩一歩前に進む方もいる。
「向き合い」って、簡単な言葉に聞こえても時にはしんどいと思う。キツいと感じることもあるかもしれない。自分で自分にダメ出しして凹んでしまうこともあるかもしれない。
わたしは取り繕いは必ず見抜くし、無責任な同調はしないし、ご本人がそれまで考えたことがないようなことについて考えてきてほしいというような宿題を出すこともあります。だって、「結果」を出したいんだもの、結果に繋がらないイミフな慰め言葉を並べて同じループにハマらせてもしょうがない。
でも逃げずに取り組んだ方は必ず結果を出している。そういうお顔を見るとじ〜んときてしまうんですよね。その人の底力を見る思い。今日も嬉しい報告をいただいて、目頭がちょっと熱くなりました。
何かを自力で乗り越えた経験を持てば、この先もしもなんらか問題が起きたとしても必ず自力で解決できる。問題を問題だと捉えなくなるようにもなる。つまりそれは、このトリックに満ちた世界に対する勝利だと思うんですよね。
逃げたい人はどこまでも逃げたらいいんです。でも、誰も自分からは逃げられない。老いてなお、それは追いかけてくるようにできている。認知機能が甘くなった時に、避けていたものが追っかけてくる。
けっこう、よくできているようですよ人生とは。
ループから抜け出したい方はいつでもお待ちしています。
12月は17日のみ、空きがあります。
さてさて、明日はこちらです。
今回のテーマ「宗教と信仰」は正直ものすごく難しいです。考えが容易にまとまらなくて当然です。
まとまらなくてぜんぜん良いので、とにかく参加してみてください。脳みそを鍛える「ただの訓練」に過ぎません。