そんなわけで昨日は久しぶりの磐活。
わたし好みの巨石や磐座って、神奈川県にはほとんど存在してない(なんでなの?)んだけど、まったくノーマークだったすんごいのがあることを、隊員いけちゃんの調査で知ったのよ!「石老山」といって、相模川の水源である相模湖〜津久井湖付近にある、特にそんな高くはないお山なの。
隊員が見つけたのがこのブログ記事
https://ameblo.jp/zentayaima/entry-12560536383.html
石老山は好事家には関東有数の巨石の山として知られる。イワクラ学会も2018年に八王子で開催したイワクラサミットで、この山をツアーの場所に選んだ。登山好きの今上陛下も数年前に登ったことがあるという。標高は702.8mと高くはなく、首都圏から日帰りできる山として手頃なハイキングコースだ。
要するに、巨石奇石がゴロゴロしている山なことがわかり、ともかく行ってみたんだけど、結果、その記事に書いてあるように「巨石にあたる」ってことが、実際あるんだわってことを知った。
ハイキングコース入口付近から確かに巨石はゴロゴロしている。登っていくにつれ岩はどんどんでかくなる。そして途中、明らかに誰かによって「組まれた」やつとか出てくる。
↓ここなんか、現場では相当すげえ!感があったからシャッター切ったのに、写真になったらなんにも伝わってないことにガッカリしてるナウよ。
これに限らず全国の巨石文化に見られる特徴で、このようにスパッと切ったようなのがあるんだけど、そういう「石をスパッと切るトレンド期」があったのかなあ。
で、まともなカメラを持って行ったけど、岩があまりにも巨大すぎてむしろ意味がまったくなかった上に、前夜完璧に充電して行ったにも関わらず、途中で「充電切れ」となってしまい、結局あいほん頼みとなってしまった怪現象のおまけ付き。これ以降はあいほん写真になるわ。
この方なんかは、大阪は交野の磐船神社を彷彿とさせるものあった。そういや、磐船神社でもカメラが一切作動しなくなってしまった事件があったわね。。。。って、そーいや、小樽でも岩めぐりのお船に乗ったらカメラが動かなくなって、レンズがパーになって買い替えたんだったよ。
同じものを反対側から見たところ。
いや〜、撮った写真を見ても、どれも何も伝えてないものばっかりでやんなってるナウよ。あいほんて、広角にすると余計なことするから、全体は写ってもデカさがわからないのよね。でもこれ、高さ23.5メートルなの!
でね、この先をどんどん進んでいくと、巨岩の親玉みたいなのが待ってるらしいんだけど、わたし、ここでもうギブ!ってなってしまったの。
こんなことは俺の岩人生ではじめてなのよ。
確かに、道は険しかったけど、いつもなら巨岩の親玉に会いたい一心で、どこまでも行けるはずなんだけど、今回は、これ以上は無理だわ行けないわって思ったの。あれはどう言うんだろう?圧でもないし、恐怖でもなかった、、、、でも強いて言うなら「気分悪い」なのかなー。胸がムカムカするとかそういう物理的な何かってわけでもないんだけど、、、、そこで思い出した、これがあの記事にあった「あたる」って感覚なのかも、と。
途中までは気分良かったのよ。でもよくよく考えてみたら、わたし無理ってなったエリアは奥の院、飯綱権現社の神域ってことらしいの。
要するにわたしとは振動数が合わないというだけのことなんだけど。隊員いけちゃんは果敢に登って、巨岩の親玉に面会してきた。
飯縄権現の起こりは長野県の飯縄(飯綱)山を中心とする山岳信仰とされ、中世に神仏習合したと伝えられている。室町から戦国時代の武将の信仰が厚く、上杉謙信は兜の前立に飯縄権現を用いていた。管狐(注1)に乗り、右手に降魔の剣、左手に縛索を持ち、翼と炎を背に負う烏天狗の姿は、不動明王を原型とするものの、明らかな異形、異相だ。飯綱権現が授ける「飯縄法」は、中世から近世には邪法、外法とされており、また忍法の祖ともされるなど、聖俗混淆するたいへん面白い世界である。因みに、石老山の近くでは高尾山薬王院が飯綱権現を祀ることで知られている。
岩だらけの山から、舗装された道でこの辺りまできた時、なんかようやく空気が軽くなったのを感じた。
ともかくもグッタリしてしまい、特別に気分が良いところで美味いものでも食べなきゃどーしょもない!という俺の執念が、この見知らぬ土地で素晴らしいレストランへと誘導してくれたから、終わり良ければすべて良しよ。
危うくランチ難民になりかけたところを、すんでのところで発見し滑り込んだ大変に居心地の良い素敵なビストロ。二重マルだったわ、また来たい。
ここにたどり着く前に数軒寄ってみたところは、あいにく予約制だったり臨時休業だったりしたのだけど、まったくノーマークだったのにレベル高いお店とお見受けしたぞ。
こことか。
テレビの取材が入ってしまい臨時休業と謝られたけど、置いてあった今月のお品書きに真魚鰹の文字を発見し、
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!マナガツオ食いてーーーーーーーーー!!!!!(クイテー、、クイテー、、、クイテー(←エコー))
と心で叫んで帰宅したら、なんと!お家に篤志家の方からのマナガツオが届いていたの!きゃーーーーーー!!!!
これ実話よ。
ンなわけで、岩に生気を奪われたじゃなくて、注入してきたのよ。岩だって世の中生気のない人間ばっかだからエネルギー不足になってるのよ。我々は持ちつ持たれつなの。
なんでももらうことばっかり考えてるバカって、すぐ「奪われた」だのなんだの言うじゃない?あんたがギブするって発想はねえのか?って俺は思って聞いてるよ。
だから岩が篤志家の方を通してマナガツオを送ってくれるよう、手配してくれたんだと思ったらありがたくて仕方ないわ。この世界は循環よ!
とにかく昨日はそんなわけで、帰ってからもど〜んと眠くて、死にそうになりながらお魚を焼いて美味しくいただき、直ちに寝たわ。
今もまだ眠いの。
従って大掃除としては、「クローゼットの中から捨てるジャケットを3枚選んだ」というプチでリトルな進捗よ。(いいの!これも「やった」に入るのよ!)