若狭ー丹生(吉野)ー熊野のまっすぐ垂直なラインが、日本にとって実はものすごい重要な意味をなしていることがわかってきて、なんとなくの見当はつくのだけれど、しかしこれは誰も正確なことを言い当てることはできないのだろうなということもウスウス理解してきた。
わかっても言挙げしない、という意味ではなく、本当に「人間にはわからないもの」というようなレベルで謎でありもするし、それゆえ重要なんだと思います。金井南龍もそのことをかなり匂わせているけれど、例によって即時的な理解を阻む言い方しかしていないもんなあ。。。知ったかブリっ子ちゃんは無駄。
皆さま、とにかく頭の片隅に「若狭ー丹生」は諏訪以上の謎ってことを入れといてください。
(いやー、世の中の動き的に、本当は「近代史」の講座を急ぐ必要があるのですけれど、どうしても「若狭ー丹生」講座にアタマ持って行かれてしまうわたしなのでございます)
メモ的にキーワードだけでもここにあげておきます。
・御神島ー常世神
・八尾比丘尼ー不老不死
・丹生(水銀)ー不老不死
・水ーお水送りーお水取りー鵜の瀬ー鵜
・ウガヤフキアエズ(鸕鶿草葺不合尊)ー「鵜の羽」
・豊玉姫ー山幸彦
・和邇氏
・安曇族
てな訳で、まんまと表舞台に上がることのないワードがズラリん子。
ちょっとだけ言うと、豊玉姫っててっきり九州の話だと思ってた。
でも、若狭一宮の「若狭彦神社&若狭姫神社」に祀られてるのは山幸彦と豊玉姫。
で、豊玉姫といえば竜宮城の「海神の娘」、出産姿はワニだった!
そのワニっていうのは和邇氏のこと。因幡の白兎の話も、ウサギは宇佐氏、ワニは和邇氏。
で!
遠敷(おにゅう)明神というのはそもそも以前「白石神社」と名のつくところに降臨したという話。遠敷明神イコール若狭姫、若狭姫イコール豊玉姫。
そして、お水送りの儀式を行う若狭神宮寺に売られていた鈴は「ワニ鈴」という。売り子のおばちゃんが「ここでしか売ってないよ〜」というからなんでワニ?と反応したんです。
よく見りゃ神宮寺のマークも中心に「鈴」。
てことは、つまり若狭は和邇の都。和邇氏の本拠地はてっきり奈良(天理の方)だと思いこんでいたからこれも秘匿されている。
けれど、豊玉姫が「ワニだった」の件を考えれば、や!そうか!となる。
また、バスで若狭まで入る道中、鯖街道に沿って流れていたのは「安曇川」だった。
もう、このあたりズラッと、全てが海神祭りみたいな様相。。。。
で、とにかくこの若狭姫神社から、熊野大社の巨大鳥居まで縁を引くと見事なタテ一直線なのよねえ。。。。。。
じゃ、なんでそこから水を送るの?
って、こんなのは謎の一部でして、掘れば掘るほどわからなくなる。
だいたい、前に若狭彦神社をGoogleマップで見たときに、なんとも言えない気持ち、他のどことも違う気持ちになったのはなぜ?
山幸彦=物部だからか?と思ったが、いったい何?
生きてる間に全部わかるかな、日本の謎。けっこう時間がないんだけど。
わたしが知りたいのは「世界は日本から始まった!(イエーイ)」的なザックリしたことではないのよ〜。何がどうなって、こうなったのかって話なのよ。何を封じて、何を表に出したのかってことなのよ。
どうしても、ひきこもったアマテラスに関心がいかないw どうしても、裏にあるものの方に関心が行くのがわたしというもの。
いったい何を隠したのだ???
何を知られちゃまずいのか????怒らないから教えてくれーーーーーーーーー!
そして今や若狭が原発銀座となっていることと、何か関係があるのかしらん?
そのうちグレンとひっくり返る。隠されていたものが出てくる。早く出ろ出ろって思ってる。
でも、隠されてたものを知らなければ、たとえ出てきたってわかんないじゃない?
てな具合。