一昨日の夜から何やら不調。昨日は絶不調だ。
また金子さんに頼んで八方手を尽くしてもらい、なんとか回復したと思いきや
今朝は起きたら頭は痛いわ、気分はネガティブだわで、なんだこれ修行か?
ジョアン・ジルベルトも死んでしまった。
「西洋」とは思えない侘び寂びの世界を声とギターだけで体現した天才。
装飾過多な世界にひっそりと咲く野の白い小さな花の存在感。
ちなみに、スタン・ゲッツとの共演アルバムは日本でも有名だが、あんなものは割とどうでもいい。
今日はカエターノがプロデュースした2000年のアルバム
João Voz e Violão(ジョアン 声とギター)をしみじみ聴いている。
こんな天候にもよく合うんだよな。
人生の喜怒哀楽、自然の美しさ、神の偉大さを表すのに、
わざとらしい言葉、大げさな旋律、コンピュータ制御されたドラミングなんか本当はいらなくて、
最低限のものでわたしたちの感情を揺らすことができるんだよねってことに気づかせてくれる。
人生なんか「局面」の連続で、波と同じ。
引き潮の時に「今日は潮が満ちていない」と嘆いても仕方がない。
嘘くさい前向きさなんか装っても意味がないですよ。
読んでくれてありがとう!
またね!